学園ノート アーカイブ

 理科 地学部 高2生が総文祭自然科学部門(地学)で東京都代表に決定

 11月22日(日),地学部に所属する廣木颯太朗(高2)が,東京都立多摩科学技術高等学校で行われた第4回東京都高等学校理科研究発表会に参加しました.この研究発表会は,来年度,広島県で行われる第40回全国高等学校総合文化祭(総文祭)の東京都選抜を兼ねており,廣木君の研究発表が地学部門で優秀賞を受賞し,自然科学部門(地学)の東京都代表に決定しました.地学部としても茨城,滋賀に続いて,3年連続で総文祭出場の快挙です.まだまだ発展の可能性がある研究なだけに,来年の全国大会までに研究を発展させ,全国大会でも良い研究発表をしてくれることを期待しています.
 
発表題目:
廣木颯太朗「Sky Quality Meter(SQM)を用いた南極.昭和基地での夜空の明るさ観測」
 
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見事,全国大会への切符獲得!総合1位は逃したものの自然科学部門(地学)で代表決定です.
 

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 中学総合講座「社会的な問題関心を拓くステップ ―生きること・働くこと・考えること― 」 第5回

 中学1年生から3年生の60名ほどが参加している中学総合講座。


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 第5回目の今回は、弁護士の今村核さんをお招きしました。


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 今村さんは、有罪率99.9%の現在の刑事司法の中で、多くの冤罪事件を扱ってきました。これまで14件の無罪判決をかちとってこられた「冤罪スペシャリスト」として有名な弁護士です。著書には『冤罪弁護士』(旬報社)、『冤罪と裁判』(講談社現代新書)などがあります。


 今村さんは自らの学生時代のこと、弁護士になろうと考えた理由について語った後、二つの冤罪事件について具体的に説明してくれました。裁判がどのように進んでいったのか、争点はどこにあったのか、などの詳細なお話に、生徒達は熱心に耳を傾けていました。

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 地学部 東京都 平成27年度 雨水浸透・湧水保全連絡会で研究成果を発表

 11月17日(火)の午後,地学部は,都の依頼を受けて,都の雨水浸透・湧水保全連絡会で普段の調査・研究内容を発表しました.この連絡会は,東京都自然環境部水環境課が主催しているもので,都内の自治体の関係部署の方々が集まり,東京の地下水環境に関する講座と現地見学会を行うものです.
 これは,先日,地学部の湧水研究結果を東京都に報告させていただいたところ,是非,この研究結果を連絡会にて発表してほしいという依頼が来ました.東京都や自治体職員が主となる連絡会で,このような機会をいただけたことは社会的にも意義があり,部の研究をきちんと社会へ還元できているという点でとても素晴らしいことだと思いました.
 連絡会後は,おとめ山公園に移動して公園内を見学しました.ここでも,新宿区の案内に加え,地学部の観測もデモという形で紹介させていただきました.これまでも新宿区にデータなどは提供してきましたが,自分と社会の関わりを経験するとても良い機会となったのではないでしょうか.環境のことは,行政や市民が一緒になって取り組めると広がりを感じます.
 
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都や自治体の職員を前に堂々とした素晴らしいプレゼンでした.

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夕方でちょっと暗いですが,おとめ山での調査方法をデモンストレーションしました.

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連絡会のプログラム.非常に光栄な機会をいただきました.

 理科 地学部 サイエンスアゴラ2015「はじまりはいつもなぜ?〜疑問から始まる科学研究〜」で研究発表

 11月15日(日),地学部は,理科の大きなイベントであるサイエンスアゴラ2015の企画である「はじまりはいつもなぜ?〜疑問から始まる科学研究〜」において普段の活動をまとめた研究発表を行いました.本校の地学部からは,代表として中3が1名,中2が1名参加し,これまでの活動の概要と得られた成果を発表しました.
 東京国際交流館で行われたこのイベントには,本校地学部が普段から支援をいただいている「中高生の科学部活動振興プログラム」採択校の代表として参加しており,その活動成果を発表する場でもあります.そのほかにも,SSH(スーパーサイエンスハイスクール)から多くの学校が参加しており,熱心な科学研究に励む学校同士が良い交流をする場ともなりました.今年度で「中高生の科学部活動振興プログラム」の支援も最終年度となります.また,部員と次を考えながら,このような支援も受けて,活発で意味のある活動にしていければと思います.


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プレゼンテーションの様子.審査もあったので緊張ですね.
 
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本校地学部のポスター.作成お疲れ様.
 

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 中学総合講座「社会的な問題関心を拓くステップ ―生きること・働くこと・考えること― 」 第4回

 中学1年生から3年生の60名ほどが参加している中学総合講座。


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 4回目の今回は、さをりの教室を主宰されている城達也さんをお招きしました。


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 さをりとは、城さんの祖母にあたる城みさをさんがはじめた手織りで、あらかじめどのように織るか決めてから計算通りに織るのではなく、それぞれの感性をいかして自由に織っていく織物です。機械のマネするのではなく、均一化、パターン化されたものから抜け出すこと、常識や既成概念から離れ自由な発想と視点をもつこと、を大切にしながら織っていくのです。


 城さんは、8年前から「手織工房じょうた」を経営するかたわら、個展や作品展へ参加し、韓国でも展示を行っています。


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 中学総合講座「社会的な問題関心を拓くステップ ―生きること・働くこと・考えること― 」 第3回

中学1年生から3年生の60名ほどが参加している中学総合講座。


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 3回目の今回はマジシャンの日向大祐さんをお招きしました。日向さんは本校の卒業生でもあります。


 はじめに、日向さんは生徒たちの前でいつかマジックを披露してくれました。


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 突然はじまったマジックショーに生徒たちは大盛り上がり。


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 その後、自分がマジシャンになるまでの経緯、マジシャンとはどのような仕事なのかを、具体的なエピソードを交えながら語ってくれました。

 

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 理科 地学部 講演会「秋の夜長にダークスカイ・トーク(第3夜・テーマ:光)」に参加

 11月7日(土),地学部では,これまでも参加してきた国際ダークスカイ協会東京支部主催の一般講演会「秋の夜長にダークスカイ・トーク」に出かけました.今回で最終回の第3夜のテーマは「光」.私も生徒もほとんど知らない世界であるデザイナーや都市計画・建築に関するお話でした.
 初めのご講演は,芝浦工業大学システム理工学部教授の中野恒明先生で,建築家やデザイナーのお仕事を紹介いただきました.中野先生は,御自身が関わられた門司港や新潟駅,みなとみらい21などの都市計画の事業について紹介くださり,初めてこういう分野の仕事の話を聴き,非常に興味が沸きました.続いてご講演いただいた照明デザイナーの面出薫先生も,東京国際フォーラムやJR京都駅,六本木ヒルズ,東京駅丸の内駅舎など,著名な建造物の照明を担当された方で,環境に配慮した照明デザインについてご講演いただき,私たちの研究している光害とも関係の深いお話でした.最後は,ご一緒にお仕事もなさっているお二人とあって,息の合った間の良い対談を聴かせていただき,テーマでもあった遠くも近くもない未来である2050年の都市の光環境について考える材料をいただきました.
 積極的にと部員を誘った私自身も建築やデザイナーと光害がどう結びつくのか混乱気味でしたが,講演を聴き終わると,このような仕事が非常に関係深く,1つの鍵となることがわかりました.講演後の生徒の反応もとても良く,面白かったことが伺えました.著名な先生のお話を聴けるだけでも貴重な場であり,自分の興味のあることだけでなく幅広い分野に目を向けてみることの大切さを改めて感じました.お疲れ様でした.

講演会の詳細は,以下のHPにございます.
http://idatokyo.org/talk2015/annai.html
 
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講演会の様子.一緒に仕事もなさっていて,ありがちな妙な間がない息の合った対談でした.

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質問する部員.中1ながらしっかりと質問で来ていて素晴らしかったです.面出先生にも講演後に褒めていただきました.

 高2 キャリアガイダンス講演会開催

 11月7日(土)の放課後,高2学年ではキャリアガイダンスの一環として,東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 教授の石浦章一先生に来ていただき,ご講演をいただきました.講演会では,まずは先生のご専門である分子生物学の内容を,文系の生徒も興味が持てるように考古学や歴史に絡めながらお話しいただきました.また,後半は東京大学の授業や学生生活などにも言及していただき,専門的な内容だけではなく,進路を考える上で大いに参考になったと思います.おいそがしい中,大変ありがとうございました.終了後には学年教員からもメッセージがあり,楽しかった修学旅行も終わり,いよいよ最後の自己実現に向かって本格的に歩みだして欲しいと思います.頑張れ!
 
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講演会の様子.ユーモアやクイズを交えながらの楽しく興味深いお話でした..
 
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講演後の質疑応答の時間.

 救命講習

 中間考査最終日、中学・高校保健委員7名は、新宿消防署において「普通救命講習」を受講してきました。
少ない人数をいかして、実技講習を十分に行わせてもらいました。高校生の保健の授業でも心肺蘇生は行いますが、この講習のように一人に実技の時間は長くとれないそうです。
 考査最終日のため他の用事と重なり受講できなかった生徒も数名いました。今年の講習はこれで終わりですが、来年度も保健委員になり、ぜひ講習を受けてもらいたいと思います。また、個人でも受講できますので、興味がある人は「東京防災救急協会」のHPをご確認ください。
(保健部教員)


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 旅番組で俳句(文芸部)。

NHKエンタープライズ制作のインターネット上の番組に、文芸部が出演。


http://www.nep-ihistory.jp/column/travel



ことしの俳句甲子園東京予選にも出場した、文芸部のメンバー。
NHKの担当者の目に留まり、東京家政学院との「俳句対決」をすることになった。
収録は、家政学院の校舎の中の茶室で行われた。



短い映像(NHKの旅番組からの抜粋)を見て、5人が俳句をそれぞれに作る。その中の1句を選び、俳句甲子園の形式に準じたディベートを行い、判者の小倉一郎さん(句集も持たれている著名な俳優さん)が甲乙をつけるもの。


ただ、現場では熱をもって行われたディベートが、編集ではすべてカットになっている。残念だが、しかたない。



詳しくは番組をご覧ください。10分弱です。

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