東京消防庁より感謝状受賞!
8月24日(日)、江戸川スポーツセンターにて、第101回職域学生かるた大会が行われました。
職域かるた大会というのはかるたの団体戦の大会です。競技かるたの大会は基本的には個人戦であり、団体戦による大きな大会は、中学生は中学選手権、高校生は高校選手権と高総文くらいしかないため、学生から社会人団体まで参加するこの職域大会は大変貴重な機会なのです。
海城かるた部は、中高合同チームで参加できる初めての大会ともあって、気合充分にこの大会に向けて練習を重ねてきました。
職域大会は、級別にA〜Dまでのリーグがあり、最初はD級からのスタートとなります。D級で優勝するとC級に昇級する仕組みで、今回D級は54の参加チームから、午前中の試合成績により24チームが残り、その24チームを6つのグループに分けてのトーナメント戦で、昇級を賭けて争います。
海城チームは午前中の試合で予選を通過、午後から新潟県庁チーム、東京農大第二高校チームとのトーナメント戦を勝ち抜いて、見事優勝いたしました。
団体戦メンバーは、高2伊藤悠祐(二段)を主将に、副将中3平山泰地(二段)、三将中3鈴木虎次郎(初段)、四将高1妹尾崇嗣(初段)、五将中3板垣慧治(初段)の五人で、決勝戦の対東京農大第二高校戦では、お互い二勝二敗の互角の中、勝利を託された高1妹尾が運命戦(互いに持ち札が一枚ずつになること)にまで持ち込み、なんと相手陣を抜いての三勝目をあげる(運命戦は自陣の札が出たほうが圧倒的に有利)など、素晴らしい戦いを見せてくれました。
今回C級リーグに昇級した海城は、来年三月に行われる職域かるた大会C級の部への切符を手に入れました。互いに切磋琢磨し、どんどん強くなっている海城かるた部、次の職域大会での活躍が今から楽しみです。



8月2日、多摩市立武道館にて、第16回全国小倉百人一首かるた全国中学生選手権大会が行われ、海城中学かるた部からは、先日の予選大会によって選ばれた中三の平山泰地、板垣慧治の二名が東京都代表チームのメンバーとして参加しました。
東京都からは東京A、東京B、東京Cの3チームが参加し、平山は東京Bチームの副将、板垣は東京Cチームの主将という大役を任されて、初の団体戦に挑みました。
結果は、東京Cがベスト8、東京Bが準優勝、東京Aが優勝という、みごとな成績を残すことができました。
全体の結果は、
優勝 東京A
準優勝 東京B
三位 滋賀県
四位 栃木県
となりました。
板垣「初めての団体戦の大会で始めはどうすればいいかよくわかりませんでしたが、チームのみんなと助け合って最終的にはみんなで声かけをし合うことができてよかったです。
結果はベスト8でしたが、精一杯戦えたので良かったです。」
平山「大会中は勝ち続けるのにずっと必死でした。大会が終わった後になって、『最高に楽しかったなぁ』という実感がわいてきました。東京都代表の仲間達で一緒に戦うということがとても楽しかったのです。でも、それと同時に悔しさもわいてきました。準優勝は、とても嬉しいけどとても悔しい結果でした。今回の全国大会は、ぼくにとって本当にいい経験になりました。」
全国大会への参加は、海城かるた部初めての経験でしたが、板垣は主将として苦しい場面でもチームをよく支え、平山は決勝戦まで全勝という活躍で、改めて海城かるた部を末頼もしく思った次第です。
八月末には、これも初の試みとなる、高校中学合同チームでの職域団体戦大会に参加します。良い結果が残せるよう、ご期待ください。


8月25日〜30日の6日間、毎年夏の恒例となっております数学科リレー講座が開催されました。
今年は、“小さじ一杯から大鍋の味を知る”と題して「微分方程式」を扱いました。
中学1年生5名を含む計40名余りの受講生が集い、三角関数、指数関数と対数関数、
微分積分を初歩から解説し、数理モデルの例として、空気抵抗のある場合の落体の運動などを通して、
簡単な微分方程式を解くに至りました。
詳細は、数学科のホームページに近日中に掲載する“数学科だより”の今号(VOL�А砲砲瓦兇い泙后�
なお、今号の数学科だよりには、ほかに、大阪で行われた高校生の数学の祭典“マス・フェスタ”のリポートや、
当学科と友好関係にあるモンゴル国ウランバートル市にある私立新モンゴル高校より届けられた“ウランバートルだより”
などが特集されております。ご一読頂ければ幸いです。
(数学科)
写真は数学科リレー講座より
中学1年生では、1学期に続いて第2回目の「安全ワークショップ」を、9月5日、6日に実施しました。講師にお迎えした「あんぜんファンフェアーズ」のみなさんは、防犯活動の専門家・演出家・俳優・ワークショップデザイナーの方々が集まったユニットで、「安全のためのワークショップ」の開発、実施をされており、小学生や親子を対象にした体験型の安全教室「あんぜんパワーアップセミナー」で、第4回キッズデザイン賞を受賞されています。
「安全ワークショップ」は、学校内で過ごす時間や登下校などの時間を、お互いが安心して快適に生活するためには、どのように他者と関われば良いのか、どのようなことが大切なのかを、共に考え、体験的に学ぶプログラムです。このプログラムは本校の教員の意見も取り入れながら、「あんぜんファンフェアーズ」の方々が、本校の中学1年生向けに開発してくださったものです。
2回目の今回も、前回と同様にまず子どもたちに短い演劇を観てもらいました。そこでは、三人の若者が道でふざけながら歩いている間に、無意識のうちに他の通行人に迷惑をかけてしまうような場面が演じられます。子供たちには後で示されることになりますが、今回のテーマは「見て見ぬ振り」でした。
演劇を観た後で登場人物のどういう行動が問題だったのか二人組になって話し合い、何人かに発表してもらいます。
授業の後半では、クラスごとに分かれて、コミュニケーションゲームを行います。それぞれの活動の中にお互いが安全で快適に過ごすためのヒントが隠されています。
ただ演じられる場面も観るだけでなく、体験的な活動の中でこそ、何か得るものがあったのではないでしょうか。
最後になりましたが、2日間講師を務めてくださった「あんぜんファンフェアーズ」のみなさんに、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
例年になく暑かった夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。始業式の前には、この夏活躍した個人・クラブへの賞状授与式が行われました。
中学将棋部は2年連続の快挙でした。
中学
○囲碁将棋部
☆文部科学大臣杯第10回小・中学校将棋団体戦
準優勝
○競技かるた部
☆第101回全国職域学生かるた大会
D級 優勝
○水泳部
☆新宿区民総合体育大会
中学の部男子総合 第1位
○地学部
☆平成25年度首都圏オープン生徒研究発表会
優秀賞 「千葉県富浦地域における地震災害時の避難について」
奨励賞 「気圧の変化と天気の関係」
高校
○生物部
☆日本生物学オリンピック2014 敢闘賞
○生徒会ポスター表彰
(教頭 中田大成)
夏期講習「国語リレー講座」。最終回の担当は濱詰知嘉教諭です。
題目は「小説のリアリティについて考える。―夏目漱石を中心に―」。夏目漱石の「二百十日」を取り上げながら、小説のリアリティとはどのようなものであるのかについて考えていきました。
講義を受けた生徒たちの感想を紹介します。
「講義の内容が、語り手という文章の裏に書かれている人物の話だったので、難しい一面もあったのだけれでも、筆者が文章にリアリティを出すために、そういった形式も工夫していることがわかりました。そして、それが現代にもつながっていることがわかったので、そういう点にも注意して小説を読みたいです。ありがとうございました」
「小説というと、現実では起こり得ないけれども想像は容易にできるという不思議な空間を楽しんだり、様々な出来事を通して成長する登場人物を読み込むものだという印象があった。しかし、上記の要素が含まれていないと思われるような小説にも会話を楽しむなどの楽しみ方があることがわかり、小説の楽しみ方の可能性が広がった気がした。今後は普段の授業で読まないような小説にも手をつけてみたいと思う」
最後に本間純一教諭より全五回を総括する話がありました。
参加した生徒たちは五日間意欲的に取り組んでくれました。今後もこのような講座を企画できればと考えています。
夏期講習「国語リレー講座」の四回目。担当は安達隆之教諭です。
タイトルは「雪男から考える「国語」」。ヒマラヤ山中にひそむ謎の雪男を探索する人々の姿を描いた『雪男は向こうからやって来た』(角幡唯介 2011.8 集英社)を教材として取り上げ、このノンフィクション作品を手がかりに、「国語」とはどのような科目なのかについて考えていきました。
講義を終えた生徒たちの感想を引用します。
「最初にこの講座の詳細説明を目にしたときは「雪男は向こうからやって来た」のストーリーと「国語」という教科に、どのような関係があるのか全くわからなかった。実際、この作品を読んでいる間も、そのようなことは考えず、ただただ没頭していた。ところがワークシートを用いて雪男のイメージをまとめ、気付かないうちに自分の中に新たな言葉が生成されていたのだとわかったときには、かつてない感動を覚えた。読書をする、というと単に知識を得る、教養を身に付けるなどの印象があったが、「言葉の世界の拡充」にもつながると知ることができたので、今後は本により親しみを持ち、一層楽しみながら授業を受けたいと思う」
次回は最終回。濱詰知嘉教諭が担当します。
夏期講習「国語リレー講座」第三回。担当は村上慎一教諭でした。
題目は「『竹取物語』とは何か―物語の構造」です。
講義では、教科書には必ず採りあげられており、知らない人はいないと思われる『竹取物語』も、授業で読むのはそのわずかな断片でしかないことを指摘した後で、『竹取物語』とはどのような物語であるのか、その一部を読んだだけでは分からないようなこの物語の魅力、物語の構造について解説していきました。
講義を終えた生徒たちの感想を引用します。
「ただのおとぎ話としてしか読んでいなかった『竹取物語』も、視点を変えて読んでみれば、今の時代にもあるような理想と人間という大きなテーマで書かれたように見えてくる不思議。とても興味深かったです」
「竹取物語は日本最古の物語とも言われていながら、今なお読みつがれていることが少し不思議だった。だか実は複数の説話が入り乱れ、、大変昔の作品なのに作者の思想が描かれているということを知り、1000年前の人間と私たちにはあまり差異はないのではないかと思った」
次回は安達隆之教諭が担当します。