学園ノート アーカイブ

 中学2年生 コミュニケーション授業〜最終週〜

 
「この授業をやっていただいて本当によかった…。」心の底から思えた瞬間だった。

 第3週目。こーたさんは、演じ終えた生徒たちに感想を求めていた。「ゲストの方にお話を伺って感じたことをどうぞ」と言う具合に。その質問に対して、ある生徒が次のように答えたのだ。ちなみにこの生徒のグループは、ゲストの方が経験した戦時中のエピソードを演劇の軸に据えていた。

 「う〜ん…。何て言ったらいいんだろ…。戦争の話を伺ったんですけど…。あまりに重い話で…。…簡単に言葉にできないっていうか…。………とにかく…決して忘れちゃいけないんだなって…そう思いました。」

 このグループがお話を伺ったゲストの方は、お話していただいた直後(第2週目)に次のように語っていた。

 「実は私戦争の話ってこれまでず〜っと話すこと避けてたんですよ。だってあまりに生々しくてね。話してるうちにこっちもあの時のつらいなんだかんだを思い出しちゃうし。それに聞く方だって、それに付き合わされちゃたまんないだろうって。そんな私が戦争の話、今みたいにするようになったのは、孫がきっかけなんですよ。小学生になった孫が宿題かなんかで戦争の話をお年寄りに聞いてこいって。参ったなあなんて思いながら、話してあげてると、孫がとにかく真剣に聴いてくれて。そん時思ったんですよ、私たちが話さなきゃ、若い人たちに戦争のつらさっていうのかな、そんなのが伝わっていかないんじゃないかって。だから海城さんからお話いただいた時に、孫に話したみたいな戦争の話でもしようかなってね。うちらそれしか話せないしね。」

私にとっても、そして生徒たちにとっても、「伝える」ことと「受け取る」こと、この2つの行為について、考えさせられた3週間だったように思う。生徒たちが最後に挑戦した「聞き書き」の演劇化、これはまずゲストの方が「伝え」ようとしたメッセージを「聞き書き」を作成することで各自が「受け取ろ」うと努力し、それをどうやったら、同じ話を聴いていない仲間に「伝える」ことができるか、それをグループで試行錯誤する、この一連の流れに意味があったのではないだろうか。つまり出来上がった「演劇作品」に意味があるのではなく、それを制作するプロセスにこそ意味があったと思うのだ。
発表の一つ一つに私は大げさではなく感動を覚えた。それはもちろん演技のすばらしさに魅了されたわけではない。「受け取った」ものを一生懸命他者へ「伝え」ようとする生徒たちの真摯な姿勢に魅了されたのである。同じものを共有できたときに感じるあの「一体感」、それを感じさせてくれた発表が想定していた以上にあったのが何より嬉しかった。冒頭に紹介した生徒が属するグループの発表、それもこの一つだったというわけだ。
「一体感」を得るために、必死に「伝え」合い、そして「受け取り」合う、そのことの難しさと大切さが体感できた、それが何よりの収穫だった。これからの日常にそれを活かしてもらえれば幸いである。


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 中学2年 社会�供‖腟彿歃筝�

 中学2年生の社会�兇任蓮�一学期にフィールドワークの学習を行っています。授業で学んだフィールドワークを実際に行う前に、社会科で毎年恒例となっている海城中学がある大久保の街を授業中に巡検することとなりました。各班ごとに、行動計画を作成し、実際に歩いて、報告書を提出しました。
 今回は、大久保の街にある日本語以外の看板を見つけること、様々な国のお店の様子を調べること、江戸時代〜昭和初期にかけての大久保を見つけることが課題でした。通学路以外の街の様子・韓流がはなやかな街の様子・韓流以外の国のお店の様子などを短い時間でしたが発見できたようです。この経験をもとにして二学期以降のレポートにフィールドワークの技法を取り入れてくれればと思っています。              (社会�驚甘�教員)

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皆中稲荷神社


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 生物部 シビオシ&サツマイモの苗植え

 報告が遅くなってしまいましたが、5月27日に生物部で埼玉県所沢市にある北野の谷戸で里山ボランティア活動を行ってきました。
 水田では、水田に生えている植物を土の中に埋める作業の「シビオシ」を行いました。また、「トンボ」を用いて、水田の平均化を行いました。泥の中に入る作業で、歩きなれていない生徒もいましたが、一生懸命作業をしてくれました。
 畑では、サツマイモの苗植えを行いました。今年の冬に耕したところで、マダケやアズマネザサが生えており、苗を植えるに至るまでに大変なところでしたが、なんとかサツマイモの苗を植えることができました。秋にはお米と一緒に、おいしいサツマイモができると良いですね。それには、この夏の草取りが大切になりますが・・・。
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サツマイモの苗を植える生徒


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作業後にジャコウアゲハを捕まえました!
北野の谷戸には多くの生物がいます。生徒にとってはとても良い生物の観察場所になっています。こうした環境を自分たちも参加して保全していくことが大切ですね。
(生物部顧問)

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 全校生徒による災害訓練実施

 6月20日(水)の6時間目終了後、全校生徒を対象に、震度6強の非常に強い地震がおこったという想定で、主として避難の仕方をポイントに災害訓練を実施しました。
なお、今回の想定では、放送機器だけは機能していることにしました。また、訓練の実施については、事前に生徒には全く知らせないという形式で行いました。

<具体的な実施状況のポイントについて>

1.6時間目授業終了2分後、緊急放送で、災害訓練の開始を連絡。今回想定した災害の規模と状況を全校生徒に説明して、「災害時の基本行動マニュアル」に沿って行動するように指示。

<災害訓練スタート>

2.緊急放送終了後、緊急地震速報を流す。
地震発生のカウントダウン。地震発生。
3.1分後、第1回目の緊急放送
余震対応への注意と校舎の状況や避難経路の安全確認をするまで、その場に待機することと、各自の安全を確保し、周りの生徒の状況を確認することを指示。
4.本部室にいた教員で、手分けして各号館校舎とグランドへの避難路の状況の確認を行う。
各号館と避難路の安全を確認。第2回目の緊急放送
現時点での避難路の安全が確認されたことを告げ、グランドへの避難開始を指示。
1号館、3号館の生徒は、ひとまず前庭に避難・点呼を行う。
5.避難開始2分後、8階建ての2号館の校舎について、新たな情報が入ったとして緊急放送(3回目)。
 保健室側の階段が3階途中から壊れているため、もう一つの階段しか使用できないという新たな想定を加える。2号館にいる全生徒が4階からは、一方の階段だけを使用させることで、混雑状況を経験。
6.グランドに避難してきたクラスから点呼開始。グランドへの避難路が空いてきたところで、前庭に待機していた生徒をグランドへ誘導開始。
7.全クラス生徒の点呼と安全を災害対策本部が確認
(グランド避難開始を告げる2回目の緊急放送からの時間:16分23秒)

 今後、今回の災害訓練の内容について、生徒や教職員から詳しくアンケートを取り、その分析結果に基づいて、実際の災害時の避難行動に生かしていきたいと考えています。
(海城学園 災害対策委員会)

 中学1年生 武道選択体験(柔道3回目)

今日は中1武道体験の柔道が3回目となりました。
今日の柔道は「投技」「抑え込み」の体験でした。
いつも通りに準備運動。3回目で慣れて来ている
ので、時間も早く済むようになりました。
さて、投技は大腰をやりました。勿論、形だけで
投げはしません。でも、技に入ると相手の重さを
感じて柔道をやった気がしたでしょう。
次に抑え込みの袈裟固めをやりました。袈裟とは?
生徒に聞くと「今朝!」「今日の朝!」なんて冗談
も飛び出し楽しく出来ました。
これで、体験は終了。来週はいよいよ選択決定です。
1週間よく考えましょう!そして良い選択をして
下さい。(柔道担当:関根善晴)


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 中学柔道部 総体予選

文化部ばかり海城PRESSに掲載しているので、運動部の先鋒役
で柔道部の結果報告を。

6月16日(土)国士舘中学高等学校柔道場
東京都中学校総合体育大会柔道大会の第2ブロック予選が
行われました。結果は



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 中学保健委員 救命技能講習

5月25日中間考査の最終日、「救命技能講習」を受けに新宿消防署に行ってきました。今回は中学保健委員28名が参加しました。     
<保健部養護教諭>



(呼吸の確認)


(人工呼吸)


(心肺蘇生)


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 中学2年生 コミュニケーション授業〜第2週〜

 前回に引き続き、コミュニケーション授業の第2週目の様子をご報告します。

 先週に引き続き生徒たちは新しい「出会い」を経験することになりました。彼らが普段接することのない世界で活躍されている大人との「出会い」です。今回ご協力いただいた方々は、先生方のお知り合い、海城のOBの方々、学校近隣の商店街の方々など多岐に渡ります。このコミュニケーション授業という取り組みに賛同していただき、お忙しい中来校していただきました。

 生徒たちは、ゲストお一人に対して7名1グループでお話をうかがいます。靴屋さん、飲食店のご主人、フォトグラファー、俳優、そして売店のおばば…、多種多様な人生のストーリーに皆真剣に耳を傾けます。何の前提も共有していない、今日始めて出会った大人とみんなで有意義なひと時を過ごすために自分は何ができるのか、ひとりひとりがそのことを一生懸命考えながら会話していたのが印象的でした。
 後半の授業ではお聴きしたお話を「聞き書き」という形式の文章にします。ゲストの方々の語り口を生かし、一人称の形で作文していきます。同じ方にお話を伺ったはずなのに出来上がった「聞き書き」にはひとりひとりの個性が出たりして、そこに面白さを感じます。最後までお残りいただいたゲストの方々の前で出来たてほやほやの「聞き書き」を何人かが朗読して、今週は終了となりました。

 ゲストの方々には、話を「主体的に」聴こうとする子どもたちの懸命な様に好感をもっていただきました。学年のスタッフとしてこれ以上の喜びはありません。またゲストのお一人から「子どもたちに話すという今回の体験が、自分自身の生き方を問い直すよいきっかけとなった」という感謝の言葉を頂戴しました。ゲストの方々にとっても、おいでいただいたこの一日が有意義な一日となったのならば幸甚に存じます。

 コミュニケーション授業も残すところ、後1回となりました。次回は今回作った「聞き書き」をもとにして、ゲストの方々のお話を演劇化していきます。今から楽しみでなりません。
                (中学2年国語担当)


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 競技かるた部活動報告

 2強の一角、都立駒場との死闘の行方は…。

 7月下旬に近江神宮にて開催されるかるた甲子園への出場をかけた予選がスタートしました。全国へのキップはわずか2枚。昨今のかるたブームもあってか、参加校も過去最高の数に。私立暁星と都立駒場の2強の牙城を崩すべく、ここまで練習を行なってきました。
4月に即戦力ルーキーを新たに4人迎え、盤石の布陣で予選を迎えました。
一次予選は5月3日。初級中級いずれかにエントリーし、個人戦を戦いました。それぞれが獲得した勝ち点の合計が学校のポイントとなります。この予選で決勝リーグに駒を進められるのはわずか1校のみ。我が校は新入部員の活躍もあり、大健闘しましたが、残念ながら都立白鴎、都立駒場に次ぐ第3位。2次予選に回ることとなりました。ちなみに2位都立駒場との差はわずか1。差は確実に埋まりつつあります。


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大会パンフです。

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ルーキー大活躍!初級上位独占です。

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大会結果です。


 2次予選。6月3日に行なわれました。決勝リーグに進めるのは都立白鴎を含む4校。つまり今予選では3校が勝ち抜けとなります。
午前中。払い手禁止の特別ルールによる個人戦。個人が獲得した勝ち点の合計が各校のポイントに。8校が午後の団体戦に進みます。かなりの強豪と当たり続ける試練の中、何とかポイントを揃え、5位で午後の団体戦へ。
 午後の団体戦。決勝リーグ進出のためには3連勝が必要に。
 1試合目。8位通過の都立桜修館と対戦。5対0の圧勝。
 2試合目。3位巣鴨との1試合目を落とした都立駒場(予選2位通過)との対戦。宿敵との対決が早くも実現。全国のためには遅かれ早かれ倒さなければならない相手。天王山です。一進一退の好勝負。強豪相手に互角の勝負を演じます。勝負の行方は…。2対3。善戦虚しく敗退。相手を確実に追い込んでいただけに残念でなりません。
 結局、決勝リーグに駒を進めたのは、暁星、巣鴨、都立駒場の3校。一緒に合同練習をしたこともある巣鴨が勝ち残ったことが改めて悔しさを募らせます。
 長らく休部状態にあった部を再興させた高3部員はこれで引退となります。試行錯誤の中、部をここまで引っ張ってきてくれた彼らには本当に感謝しています。そして、彼らに続く後輩部員には先輩の思いを引き継ぎ、来年こそ悲願のかるた甲子園出場を果たしてもらいたいと願っています。


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大会パンフです。

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暁星,駒場の2強時代が続いてます。

                         (競技かるた部顧問)


 中学2年生 コミュニケーション授業〜第1週〜

 今年で3年目を迎えるこのコミュニケーション授業。今年も講師に俳優.ワークショップファシリテーター(体験的学習活動の進行をする指導者)のすずきこーた氏をお招きし、道徳と国語の時間を使い、先週からすでにスタートしています。
今回はこのコミュニケーション授業の第1週目の様子をご報告します。

 第1回目の授業は「出会う」がテーマ。生徒はまず講師である「すずきこーたさん」に出会います。そしてこーたさんに導かれるまま次に「演劇」に出会うこととなりました。
 こーたさんの軽妙な自己紹介により、多少構えぎみの生徒から硬さがみるみるうちに消えていきます。間髪入れず簡単なコミュニケーションゲームに移行。身体を動かし、触れ合うことで、自然と心の壁が取り払われていくのがみてとれます。次に身体でものの形や場所を表現するシアターゲームへ。1人から2人、そして最後は7人ひとグループで表現することに。言葉を使わずに何かを表現して、それを他者に伝える経験を通して、自分たちが普段いかに言葉に頼り切ってコミュニケーションをはかっているかだとか、協働することは一筋縄では行かないものだといったことを身をもって感じていたのが印象的でした。
 10分程度の休憩を挟み、生徒は次週以降必要となる「聞き書き」に触れることに。各グループが、与えられた聞き書きを読み合わせた後に、思い思いに身体を使って、聞き書きの世界を演じてみます。今回の目的は「うまく演じる」ことにあるのではなく、試行錯誤しながらまずは「演じる」を体験してみることにあったようです。予備知識のない中、こーたさんを感心させるグループもあったり、何をしてよいかわからず立ち往生してしまうグループもあったり。いずれのグループも何かを身体で感じたのは間違いない様子。次回にそれがいきてくるといいなあと思いました。
 各クラス共通するのは、とにかく目の前の課題に楽しそうに取り組んでいる様子です。滑り出し上々、次週が今から楽しみです。
                         (中学2年国語担当)


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すずきこーたさんに出会います。

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