2014年11月 アーカイブ

 理科 地学部 総文祭地学分野で東京代表に

 11月23日(日)、地学部に所属する清水彬光君と法兼佑泰君(どちらも高1)が、東京都立多摩科学技術高等学校で行われた第3回東京都高等学校理科研究発表会に参加し、「新宿区おとめ山公園周辺における地下水位変動パターン」という題名でポスター発表を行いました。この研究発表会は、平成27年度第39回全国高等学校総合文化祭(滋賀県)への東京都代表校の審査も兼ねており、両名は自然科学部門(地学分野)での全国大会出場の権利を得ました。
 ただ、昨年度に続く地学部門での優秀賞は逃してしまったため、悔しさの残る結果となってしまったようです。考察の内容や発表の仕方などにさらに磨きをかけ、全国大会で悔しさを晴らしてくれることを期待しています。

26%C1%ED%CA%B8%BA%D7%A1%B2%BF%B3%BA%BA.JPG
審査員に研究内容を発表する生徒

続きを読む "理科 地学部 総文祭地学分野で東京代表に" »

 高1 第3回キャリアガイダンス(ドリコム 内藤社長による講演会)

 11月22日(土),高校1年生は,午後から3回目のキャリアガイダンス講演会を行いました.高1では,文理選択の最終期限も迫り,担任として面談をしていても,将来を考え始めた生徒の希望や戸惑いを感じます.このような時期に,将来を考える1つの材料にしてもらおうと,本校OBでもあり,株式会社ドリコム代表取締役である内藤 裕紀さんをお迎えして,ご自身の体験談をお話いただきました.講演会では,海城高校時代の思い出から,大学時代に起業し,幅広くご活躍されている現在に至るまで,内藤さん自身の思いや貴重なご経験をお話しいただきました.おいそがしい中,大変ありがとうございました.生徒諸君,何か動きだしたり考えたりするきっかけにして下さい.

20141122kou1kyaria1.JPG
講演会の様子

20141122kou1kyaria2.JPG
質問する生徒.感心するくらい鋭い質問も出ていました.

 理科 地学部 南極北極ジュニアフォーラム2014で研究発表

 11月16日(日),地学部は,国立極地研究所にて行われた南極北極ジュニアフォーラム2014に参加しました.昨年度,地学部の行った「人工光のない自然な夜空の明るさとは」という提案で,南極科学賞を受賞し,この1年間,第55次日本南極地域観測隊に観測機器を預け,現在,昭和基地で観測を行ってもらいます.今日は,昨年度の受賞候として,研究内容の紹介と新宿での研究成果を発表しました.また,衛星回線で昭和基地と繋ぎ,55次隊の方々から1年間の観測結果が発表されました.
 今回のフォーラムで,新宿と南極の同時観測により,興味深い結果が得られていることが明らかになりました.例えば,オーロラが出ている状況下での観測はあまり前例もなく,オーロラがどれくらい極地の空を明るくするのかが,初めて定量的に観測されたのではないでしょうか.また,新宿や日本の他の場所との比較では,予想に反して,日本の暗い場所とあまり変わらないこともわかりました.これはこれでなぜなのか面白い課題です.今後,これらのデータをエアロゾルやオーロラなど,他の観測結果とも比較して,より詳細な考察を加えていきたいと思います.おいそがしい中,南極・昭和基地での観測にご尽力いただいた55次隊の皆さんには,厚く御礼を申し上げたいと思います.


20141116nannkyokujyunia1.JPG
20141116nannkyokujyunia5.JPG

↓↓↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓↓↓

続きを読む "理科 地学部 南極北極ジュニアフォーラム2014で研究発表" »

 理科 地学部 JST中高生の科学部活動振興プログラム 平成26年度連絡協議会

 11月9日(日),地学部は,理科の大きなイベントであるサイエンスアゴラと同期して,東京国際交流館で行われた中高生の科学部活動振興プログラムの平成26年度関東地域連絡協議会に参加しました.この協議会では,支援を受けている学校同士が交流をするもので,生徒が活動内容や研究結果をポスター発表したり,顧問同士で諸々の情報を共有したりしています.本校の地学部からは,代表として中3が1名,中2が1名参加し,これまでの活動の概要と得られた成果を発表しました.中学生主体で頑張ってもらいましたが,しっかりとプレゼンができていました.また,JST委員からもプレゼン能力の高さを褒められました.こういう機会で褒められたことを励みにして,満足ではなくより一層の努力をして欲しいと思います.

20141109jstkyougikai1.jpg
JST委員の方へのプレゼンテーション

20141109jstkyougikai2.jpg
会場全体の様子

20141109jstkyougikai3.jpg
会場となった東京国際交流館

20141109jstkyougikai4.jpg
この会場をはじめ,科学未来館を中心にして,サイエンスアゴラというイベントが行われていました.ゆっくり見学できないのが残念ですが,面白そうな展示がたくさんでした.

 朝の選挙活動風景

次期生徒会長・副会長を選ぶ選挙が、高校は11月12日(水)に、中学は19日(水)にそれぞれLHRの時間を使って行われます。それに伴い、連休明けの今週初めより朝の登校時間帯校門脇や前庭に立って登校してくる生徒たちに支援を訴える立候補者たちの姿が見られるようになりました。
フェアな活動!フェアな選挙! を期待します。
(教頭 中田)

%C1%AA%B5%F3%A3%B1.jpg

 祝・エッグドロップ3人衆!

11月2日(日)午前7時より日本テレビで放映された「所さんの目がテン!」第1回実験グランプリにおいて、本校高校3年生井上君・恩田君・増田君の「エッグドロップ3人衆」が見事栄えある第1回グランプリに輝きました。自作の紙製プロテクターに生卵をセットし通常10mの高さから落下させ無事割らずに着地させるエッグドロップを、番組では15mの高さで実施。着地点がずれて脇に停車中のトラックの荷台に落ちたものの、卵は割れずに実験は大成功。所さんの心を射止めてグランプリを獲得し、優勝者である3人衆には番組特製のユニークなトロフィーが贈呈されました。

%A4%E1%A4%AC%A4%C6%A4%F3%A3%B1.jpg
〈3人衆・遠景〉

%A4%E1%A4%AC%A4%C6%A4%F3%A3%B2.jpg
〈3人衆・近景〉

%A4%E1%A4%AC%A4%C6%A4%F3%A3%B3.jpg
〈特製トロフィー〉

%A4%E1%A4%AC%A4%C6%A4%F3%A3%B4.jpg
〈特製トロフィー・アップ〉


 中2 校外研修

中学2年生は、10月29日(水)に東京湾にて校外研修を行ってきました。
クラスごとに屋形船に乗船し、海から羽田空港やレインボーブリッジ、ゲートブリッジ、お台場などの東京の名所を見学しました。船には建築会社の社員さんも乗船してくださり、東京湾の防波堤の仕組みや羽田空港の滑走路の構造、東京オリンピックに向けての今後の工事の進め方など、詳しくお話を聞くことができました。

PA290206.jpg
船内の様子です。
東京湾沿いの建築物や、工業についてのお話を聞いた後、クイズを楽しみました。


PA290215.jpg
クイズに正解すると、豪華景品も!


PA290226.jpg
船を止めて屋根にあがることもできました。
暖かな日差しの下、お台場を海から眺めるという貴重な体験ができました。


PA290219.jpg
お昼ご飯はお弁当!
船酔いすることなく、船内でも元気な生徒たちです。


今後の進路希望の一つとして、建築業に興味を持つ生徒もいたようです。
天気にも恵まれ、楽しい研修になったのではないでしょうか。

(中学2年7組担任・清水)

 理科 地学部 愛知県立一宮高等学校「夜空の明るさに関する課題研究発表会」に参加

 11月2日(日),地学部の生徒が,岐阜県安八郡にあるハートピア安八で行われた,平成26年度 愛知県立一宮高等学校 SSH科学技術人材重点枠「夜空の明るさに関する課題研究発表会」に参加しました.数年前から一宮高校を中心とした「全国夜空の明るさ観測ネットワーク」に参加しており,今回は,昨年から始めた南極での観測結果の速報を発表しました.内容は,初めての観測となる南極ではどのような値が出るのか,日本と比べてどのような違いがあるのか,中でも月の影響に関する研究結果が発表されました.今後もネットワークの方々と交流しながら連携して研究を進めていきたいと思います.

20141102yo9zoranoakarusahappyou1.JPG
本校の研究発表.発表題目は「南極でのSQM観測の経過報告〜新宿と南極の同時観測の試み〜」です.

20141102yo9zoranoakarusahappyou2.JPG
ポスターセッションの様子.ポスターを前に議論しました.議論することでより研究が深まっていきます.

海城中学・高等学校 トップページへ 入試情報はこちら

アーカイブ

Loading...