11月23日(日)、地学部に所属する清水彬光君と法兼佑泰君(どちらも高1)が、東京都立多摩科学技術高等学校で行われた第3回東京都高等学校理科研究発表会に参加し、「新宿区おとめ山公園周辺における地下水位変動パターン」という題名でポスター発表を行いました。この研究発表会は、平成27年度第39回全国高等学校総合文化祭(滋賀県)への東京都代表校の審査も兼ねており、両名は自然科学部門(地学分野)での全国大会出場の権利を得ました。
ただ、昨年度に続く地学部門での優秀賞は逃してしまったため、悔しさの残る結果となってしまったようです。考察の内容や発表の仕方などにさらに磨きをかけ、全国大会で悔しさを晴らしてくれることを期待しています。

審査員に研究内容を発表する生徒
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11月16日(日),地学部は,国立極地研究所にて行われた南極北極ジュニアフォーラム2014に参加しました.昨年度,地学部の行った「人工光のない自然な夜空の明るさとは」という提案で,南極科学賞を受賞し,この1年間,第55次日本南極地域観測隊に観測機器を預け,現在,昭和基地で観測を行ってもらいます.今日は,昨年度の受賞候として,研究内容の紹介と新宿での研究成果を発表しました.また,衛星回線で昭和基地と繋ぎ,55次隊の方々から1年間の観測結果が発表されました.
今回のフォーラムで,新宿と南極の同時観測により,興味深い結果が得られていることが明らかになりました.例えば,オーロラが出ている状況下での観測はあまり前例もなく,オーロラがどれくらい極地の空を明るくするのかが,初めて定量的に観測されたのではないでしょうか.また,新宿や日本の他の場所との比較では,予想に反して,日本の暗い場所とあまり変わらないこともわかりました.これはこれでなぜなのか面白い課題です.今後,これらのデータをエアロゾルやオーロラなど,他の観測結果とも比較して,より詳細な考察を加えていきたいと思います.おいそがしい中,南極・昭和基地での観測にご尽力いただいた55次隊の皆さんには,厚く御礼を申し上げたいと思います.


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