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 理科 地学部 南極北極ジュニアフォーラム2014で研究発表

 11月16日(日),地学部は,国立極地研究所にて行われた南極北極ジュニアフォーラム2014に参加しました.昨年度,地学部の行った「人工光のない自然な夜空の明るさとは」という提案で,南極科学賞を受賞し,この1年間,第55次日本南極地域観測隊に観測機器を預け,現在,昭和基地で観測を行ってもらいます.今日は,昨年度の受賞候として,研究内容の紹介と新宿での研究成果を発表しました.また,衛星回線で昭和基地と繋ぎ,55次隊の方々から1年間の観測結果が発表されました.
 今回のフォーラムで,新宿と南極の同時観測により,興味深い結果が得られていることが明らかになりました.例えば,オーロラが出ている状況下での観測はあまり前例もなく,オーロラがどれくらい極地の空を明るくするのかが,初めて定量的に観測されたのではないでしょうか.また,新宿や日本の他の場所との比較では,予想に反して,日本の暗い場所とあまり変わらないこともわかりました.これはこれでなぜなのか面白い課題です.今後,これらのデータをエアロゾルやオーロラなど,他の観測結果とも比較して,より詳細な考察を加えていきたいと思います.おいそがしい中,南極・昭和基地での観測にご尽力いただいた55次隊の皆さんには,厚く御礼を申し上げたいと思います.


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地学部による「人工光のない自然な夜空の明るさとは」の発表.

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昼食は立食形式で研究者や他校の生徒と交流しました.ドームふじ基地でアイスコアから古気候復元をされた中心メンバーである元極地研所長・名誉教授の藤井理行先生と話す生徒.貴重な機会ですね.

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ポスターセッションの様子.

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昭和基地とTV会議システムでつなぎ,55次隊隊長と担当の方からの観測報告がありました.

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オーロラとの比較のスライドでは,あまり前例がないであろうデータに息をのみました.

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報告後にTV会議システムを使い,昭和基地の観測隊員に質問をする生徒.

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フォーラム終了後,南極・北極科学館を見学させてもらいました.フォーラムに参加された先生方もいらっしゃり,贅沢な見学会でした.去年に続き,うちの生徒は一番最後までいました.

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