報告が遅くなってしまいましたが、5月27日に生物部で埼玉県所沢市にある北野の谷戸で里山ボランティア活動を行ってきました。
水田では、水田に生えている植物を土の中に埋める作業の「シビオシ」を行いました。また、「トンボ」を用いて、水田の平均化を行いました。泥の中に入る作業で、歩きなれていない生徒もいましたが、一生懸命作業をしてくれました。
畑では、サツマイモの苗植えを行いました。今年の冬に耕したところで、マダケやアズマネザサが生えており、苗を植えるに至るまでに大変なところでしたが、なんとかサツマイモの苗を植えることができました。秋にはお米と一緒に、おいしいサツマイモができると良いですね。それには、この夏の草取りが大切になりますが・・・。

サツマイモの苗を植える生徒

作業後にジャコウアゲハを捕まえました!
北野の谷戸には多くの生物がいます。生徒にとってはとても良い生物の観察場所になっています。こうした環境を自分たちも参加して保全していくことが大切ですね。
(生物部顧問)
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今日は中1武道体験の柔道が3回目となりました。
今日の柔道は「投技」「抑え込み」の体験でした。
いつも通りに準備運動。3回目で慣れて来ている
ので、時間も早く済むようになりました。
さて、投技は大腰をやりました。勿論、形だけで
投げはしません。でも、技に入ると相手の重さを
感じて柔道をやった気がしたでしょう。
次に抑え込みの袈裟固めをやりました。袈裟とは?
生徒に聞くと「今朝!」「今日の朝!」なんて冗談
も飛び出し楽しく出来ました。
これで、体験は終了。来週はいよいよ選択決定です。
1週間よく考えましょう!そして良い選択をして
下さい。(柔道担当:関根善晴)

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前回に引き続き、コミュニケーション授業の第2週目の様子をご報告します。
先週に引き続き生徒たちは新しい「出会い」を経験することになりました。彼らが普段接することのない世界で活躍されている大人との「出会い」です。今回ご協力いただいた方々は、先生方のお知り合い、海城のOBの方々、学校近隣の商店街の方々など多岐に渡ります。このコミュニケーション授業という取り組みに賛同していただき、お忙しい中来校していただきました。
生徒たちは、ゲストお一人に対して7名1グループでお話をうかがいます。靴屋さん、飲食店のご主人、フォトグラファー、俳優、そして売店のおばば…、多種多様な人生のストーリーに皆真剣に耳を傾けます。何の前提も共有していない、今日始めて出会った大人とみんなで有意義なひと時を過ごすために自分は何ができるのか、ひとりひとりがそのことを一生懸命考えながら会話していたのが印象的でした。
後半の授業ではお聴きしたお話を「聞き書き」という形式の文章にします。ゲストの方々の語り口を生かし、一人称の形で作文していきます。同じ方にお話を伺ったはずなのに出来上がった「聞き書き」にはひとりひとりの個性が出たりして、そこに面白さを感じます。最後までお残りいただいたゲストの方々の前で出来たてほやほやの「聞き書き」を何人かが朗読して、今週は終了となりました。
ゲストの方々には、話を「主体的に」聴こうとする子どもたちの懸命な様に好感をもっていただきました。学年のスタッフとしてこれ以上の喜びはありません。またゲストのお一人から「子どもたちに話すという今回の体験が、自分自身の生き方を問い直すよいきっかけとなった」という感謝の言葉を頂戴しました。ゲストの方々にとっても、おいでいただいたこの一日が有意義な一日となったのならば幸甚に存じます。
コミュニケーション授業も残すところ、後1回となりました。次回は今回作った「聞き書き」をもとにして、ゲストの方々のお話を演劇化していきます。今から楽しみでなりません。
(中学2年国語担当)

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今年で3年目を迎えるこのコミュニケーション授業。今年も講師に俳優.ワークショップファシリテーター(体験的学習活動の進行をする指導者)のすずきこーた氏をお招きし、道徳と国語の時間を使い、先週からすでにスタートしています。
今回はこのコミュニケーション授業の第1週目の様子をご報告します。
第1回目の授業は「出会う」がテーマ。生徒はまず講師である「すずきこーたさん」に出会います。そしてこーたさんに導かれるまま次に「演劇」に出会うこととなりました。
こーたさんの軽妙な自己紹介により、多少構えぎみの生徒から硬さがみるみるうちに消えていきます。間髪入れず簡単なコミュニケーションゲームに移行。身体を動かし、触れ合うことで、自然と心の壁が取り払われていくのがみてとれます。次に身体でものの形や場所を表現するシアターゲームへ。1人から2人、そして最後は7人ひとグループで表現することに。言葉を使わずに何かを表現して、それを他者に伝える経験を通して、自分たちが普段いかに言葉に頼り切ってコミュニケーションをはかっているかだとか、協働することは一筋縄では行かないものだといったことを身をもって感じていたのが印象的でした。
10分程度の休憩を挟み、生徒は次週以降必要となる「聞き書き」に触れることに。各グループが、与えられた聞き書きを読み合わせた後に、思い思いに身体を使って、聞き書きの世界を演じてみます。今回の目的は「うまく演じる」ことにあるのではなく、試行錯誤しながらまずは「演じる」を体験してみることにあったようです。予備知識のない中、こーたさんを感心させるグループもあったり、何をしてよいかわからず立ち往生してしまうグループもあったり。いずれのグループも何かを身体で感じたのは間違いない様子。次回にそれがいきてくるといいなあと思いました。
各クラス共通するのは、とにかく目の前の課題に楽しそうに取り組んでいる様子です。滑り出し上々、次週が今から楽しみです。
(中学2年国語担当)

すずきこーたさんに出会います。
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6月3日の日曜日,地学部は,第9回身近な水環境の全国一斉調査に参加し,高田馬場付近の神田川とおとめ山公園の湧水の水質を調べました。この一斉調査は,みずとみどり研究会が主催となり,2004年から毎年6月に実施されてきました。水環境の保全や修復に関する市民の意識の高まりから,調査には一般市民や学校の児童・生徒などが参加し,全国の水質マップを作って実態を把握・比較し,水環境に関する理解と関心を高めてもらうことが目的です。調査地点の数は約5000ヶ所程度にもなる大規模なものです。
本校の地学部では,高田馬場付近の神田川,おとめ山公園の湧水で水質を測定し,事務局にデータを送りました。その後は,定期的に調査している東久留米市の南沢湧水群(「平成の名水百選」)に移動し,定期調査を行いました。お疲れさまでした。
身近な水環境の全国一斉調査のHPは以下のアドレスです。
http://www.japan-mizumap.org/
地学部顧問

高田馬場付近の神田川での水質調査風景1
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5月30日(水)、中学1年生335人、晴天のなか、校外研修(遠足)。
学校近くに集合してバス8台で〈成田ゆめ牧場〉へ。


目的は、カレー作り。
といっても、薪に火を点けるところからのスタート。

風向きの良し悪しもあって、苦労したグループもあったようだ。

準備されたジャガイモ、ニンジン、タマネギを切る。お米を研ぐ。
なかなか手際のいい生徒が多い。さすが海城生。(家庭学習の成果だろう。)

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