校長室の窓から アーカイブ

 高1「情報」プレゼンテーション発表

2月19日(火)〜3月4日(月)の期間、高校1年生の「情報」の授業では、3学期最後の実習として「グループによるプレゼンテーション発表」が行われています。
各クラス内で3〜4名のグループを作り、「コンピュータやネットワークに関連するモノやサービスについて、もう少し詳しく知りたいことや、知らずに利用しているもの、また、今更聞けない」などの観点で題材を見つけてテーマを設定し、約10分間の発表を行います。


ネットワークの仕組みを理解するとともに、いかなるデバイスやソフトウェアの環境にも柔軟に対応できるようになることも実習の目的の1つであるということで、発表では今年度より実習生全員に用意されたiPadを含む以下のデバイスを用い、下記の流れに沿って行われます。

〈MacBookによる発表〉

〈iPadによる発表〉

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 収穫 お裾分け

本日、花と緑の会の先生からまるまる太った聖護院大根をいただきました。
夏の間、緑のカーテン(ゴーヤ)を育んだ跡地(と言ってもプランターですが)で、会の先生方が秋口から野菜を育ててきました。その収穫を一部お裾分けしていただいたしだいです。とろとろ煮込んで美味しくいただこうと思います。
(教頭 中田大成)


<大根を引き抜いてもらいました>


<まるまる太った大根です>


<大根以外に人参・上やサニーサラダ・下も栽培しています>


 平成24年度中・高入学式

平成24年度の中学・高校の入学式が本日4月9日(月)、それぞれ午前10時と午後1時より挙行されました。
麗らかな春の日差しの下、校門脇では記念の写真を撮る親子の列が絶えませんでした。
その脇では新入生の本校での活躍を予祝するかのごとく、桜が爛漫と咲き誇っていました。
<教頭 中田大成>


(記念撮影)


(校長式辞)

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 コーネル大学の受験進学体験談

中学・高校で三学期始業式のあった本日(1/10)正午より、講堂で米国コーネル大学医学部大学院博士課程に在籍している卒業生羽山遼氏による「海外大学の受験・進学体験」についての講演会が開かれました。
会場には生徒、保護者、教員総勢80名余りが集まり、氏の話に真剣に耳を傾けました。
氏は話の前半で「アメリカ大学受験の流れ」(1、情報収集・準備→2、アメリカ留学の決断→3、SAT・TOEFLの受験→4、願書の作成・提出→5.結果の郵送)について話され、続いて後半では「アメリカ学生生活の実際」(1、英語・2、授業・3、生活・4、アメリカ人&文化・5、苦労・6、現在)について説明してくれました。

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 2学期賞状授与式

本日は中・高ともに2学期終業式がアリーナでありました。式の前にはいつものように今学期活躍した個人・クラブへの賞状授与式が行われました。今学期は中高揃って剣道部が活躍しました。
活躍の成果を下記に記します。
中学
○バドミントン部
 ☆新宿区民総合体育大会
  団体戦 準優勝
○陸上部
 ☆新宿区民総合体育大会
  男子中学共通 3000m 第2位 
  男子中学2年 100m 第3位 
  男子中学共通 3000m 第4位 
  男子中学2年 1500m 第5位 
  男子中学3年 100m 第7位 
  男子中学2年 100m 第8位 
  男子中学共通 400mリレー 第3位
  男子中学1年 400mリレー 第4位
  男子総合 第6位 
○柔道部  
 ☆第2ブロック中学校新人柔道大会
  男子団体戦 優勝
  中量級 第2位 
  中量級 第3位 
  重量級 優勝  
○剣道部
 ☆新宿区民剣道大会
  中学男子の部 優勝  
  中学男子の部 第3位 
 ☆東京都第2ブロック新人剣道大会 男子の部 第2位
○卓球部
 ☆新宿区民総合体育大会
  男子団体 準優勝
  2年男子の部 第3位 

高校
○地学部
☆日本水文科学会
 発表賞 新宿区おとめ山公園における湧水調査
○東京都読書感想文コンクール 優秀賞
○剣道部
 ☆新宿区民総合体育大会
  高校男子の部 優勝 
 ☆東京都第3支部剣道大会
 1年男子の部 第3位
(教頭 中田大成)


<中学柔道部 男子団体戦 優勝>


<高校 読書感想文 優秀賞>


<高校剣道部 男子の部 優勝>

 頑張れ化学!頑張れ高3!

1月14・15日のセンター試験まであと6週間となりました。
高校3年生の受験勉強もいよいよ正念場です。

さて、高3生が入っている階の教員控え室の前のスペースには、今学期初めから写真にあるようなプリントがずっと用意されていました。

「少しでも受験生の力になれれば。」という担当教員の心のこもったプリントの数々です。

冷たい雨の降る日が続いていますが、高3生たちには体調管理に気を付けながら、センター前最後の頑張りを示してもらいたいと思います。

(教頭 中田大成)


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 日向ぼっこするチャロ

進路相談室の番犬「チャロ」。
今日は日和が良いということで、体をきれいに洗ってもらい、前庭脇で日向ぼっこをしています。
修学旅行に出かけている中三生と高二生の帰りを首を長くして待っています。
                              (教頭 中田)


 中学校体育祭

今日10月1日(土)は都民の日で、高校生は休日でしたが、中学生は体育祭でした。
危ぶまれた天候も崩れることなく、すがすがしい秋日和の中、生徒たちは終日はつらつと競技に取り組みました。今年は1年生が一クラス増えて8クラスとなり、上の学年とクラス数が揃わなくなったため、通常の縦割り色別対抗戦ではなく、各学年内でのクラス対抗戦となりました。
(教頭 中田大成)

(中1綱引き)

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 新宿消防署長感謝状 受賞

本日9月9日「救急の日」、新宿消防署で「平成23年度 救急業務協力者表彰式」が開かれ、署長より本校に「新宿消防署長感謝状」が贈られました。
昨年度から中学・高校の保健委員を中心に救命救急技能認定講習に積極的に参加したことが評価されて表彰されました。
講習の受講は今年度も引き続き実施されます。
(教頭 中田大成)
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(署長さんから感謝状を贈られる保健部副部長)

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 高校2年美術作品の展示

先日(8月30日)紹介した「教職員写真展」で使われる2号館2F教科職員室前の掲示板には、普段は生徒たちが「美術」や「技術」の時間に制作した作品が展示されています。
現在は、高校2年生の美術作品「手の色面構成」が展示されています。


授業担当の先生に聞いてみました。
「作品は、手の鉛筆デッサンをもとに、細かい三角形で色面分割させました。親指は、 暖色、人差し指と薬指は補色、中指は無彩色、小指は寒色で画面構成させました。」


さりげない手の表情も、細かい三角形で分割し無彩色を混ぜると、透明でクリスタルな感じがするのが面白いです。

2学期の「教職員写真展」が始まる海城祭前日まで展示されています。
  (教頭 中田大成)

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 海城祭ポスター

海城祭ポスターが先週出来上がりました。
今年のメインの絵柄は錨。創立120周年を示す「120」の数字も描き込まれていて、伝統の重みを感じさせる重厚な印象があります。
今日で実力・学力考査も終わり、文化祭の準備もいよいよ追い込みに入ります。120周年の節目の年の文化祭として恥ずかしくないものとなるよう、生徒たちには最後の頑張りを期待します。
(教頭 中田大成)


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 賞状授与式

始業式前にはこの夏休みに活躍した個人・クラブへの賞状授与式が行われました。数多のクラブ・生徒たちが、参加したコンテスト・大会等で立派な成果を残しましたが、とりわけ早稲田中学校の大会16連覇を阻んだ中学水泳部の総合優勝と、全国高校化学グランプリ2011と全国高校物理グランプリ2011のダブル入賞(いずれも銅賞)を一人で果たした高3生の活躍が目立ちました。
活躍の成果を下記に記します。

中学
○水泳部
 ☆新宿区民体育大会 水泳競技 中学の部(男子)
  男子団体 総合優勝 
  200mフリーリレー 第1位
  25m自由形 第1位
  100m平泳ぎ 第1位
  50m平泳ぎ 第1位
  100m自由形 第2位
  25m平泳ぎ 第3位
  100m背泳ぎ 第3位
  50m背泳ぎ 第3位
  100m個人メドレー 第4位
  50m自由形 第4位
  200m自由形 第4位
  50mバタフライ 第5位
○硬式テニス部
 ☆東京都第2ブロックテニス大会 男子の部
   男子ダブルス  第2位
   男子シングルス 第2位
○陸上部
 ☆東京私立中学高校陸上競技選手権大会
  男子中学2年100m 第7位
高校
○高3生
  全国高校化学グランプリ2011 銅賞
  全国高校物理グランプリ2011 銅賞
○将棋部
 ☆関東高校将棋リーグ戦
  Cクラス 団体優勝
○水泳部
 ☆新宿区民総合体育大会 一般男子
  200mフリーリレー 第1位・第3位
  200mメドレーリレー 第1位
  50mバタフライ 第1位・第3位
  50m平泳ぎ 第2位
  100m平泳ぎ 第3位
(教頭 中田大成)

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(ひときわ大きな中学水泳部の優勝カップとトロフィー)

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(中学水泳部 総合優勝)

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 二学期スタート

海城の一日は幾人かの先生方による生徒たちの出迎えから始まります。今朝も校門の前では校長先生はじめ3名の先生方による出迎え・朝の声掛けがありました。
「おはよう。」という校長の声に対し、「おはようございます。」と元気に返す子供たちの声が久しぶりに正門前に鳴り響きました。二学期の始まりを示す心地よい声の響きです。
(教頭 中田大成)

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(けやきの木の前で生徒達を迎える校長先生)

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(登校する生徒達)

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 回顧・一学期教職員写真展

毎年1学期と2学期に教職員有志(OB教員も含む)の作品が展示される恒例の「教職員写真展」。参加される先生方の中には、写真コンテストでいくつもの賞を取っており、すでに写真集を出版されているプロ顔負けの先生もいて、毎回その作品を楽しみにしている生徒・保護者も少なくないと聞きます。
今年一学期に展示された写真の中には、東日本大震災の被災地に春休みボランティアに赴かれた先生が撮影してこられた写真もあり、見る者に多くのことを考えさせました。
忙しさにかまけてご紹介の機を逸してしまい、展示はすでに終了してしまいましたが、その記録をここにきちんと残しておこうと思います。
(教頭 中田大成)

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 ゴーヤの収穫

今朝登校しましたら、職員本部室のテーブルの上に収穫されたゴーヤが並んでいて、添え書きが一枚置かれていました。宮沢賢治のあの羅須地人協会の黒板を思わせる風情でしばしほのぼのとした気分になりました。   (教頭 中田大成)
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 ゴーヤの実が生(な)りました!

今朝登校しましたら、七夕の日に「海城PRESS」でご紹介した「花と緑の会」の先生が飛んで来て、ゴーヤの実が立派に生っていることを教えてくれました。前庭に出て大きく広がったゴーヤの葉をかき分けて見てみると、青々と見事に熟れたゴーヤの実が生っているではないですか。その熟れた実の存在に私は素直に感動しました。これまでこの世に無かった物が、三週間前には存在しなった物が確かにそこに在る。土と光と水が創り上げた艶やかな緑の造形物に私は心打たれました。
あれから三週間の間に蔓(つる)の丈も三倍近くに成長し、なおもぐんぐんと伸びています。こんな時代だからこそ、その成長力・活力を我々は自らのものにしなければならないと切に思いました。  (教頭 中田大成)

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 1学期表彰状授与

本日は中・高ともに1学期終業式がアリーナでありました。式の前には、クラブの優れた活動成果を顕彰する表彰状授与がありました。震災の影響で今年の春休みは各クラブとも十分な活動が出来なかったにも関わらず、むしろそれを逆バネとして多くのクラブが立派な結果を残しました。以下にその成果を記します。(教頭 中田大成)

中学
○バドミントン部
 ☆新宿区中学校バドミントン春季大会
  男子団体戦 準優勝・男子シングルス 優勝 
 ☆新宿区中学校バドミントン夏季大会
  男子団体戦 準優勝
  男子シングルス 優勝・男子ダブルス 第3位 
○剣道部
 ☆東京都第2ブロック春季剣道大会 男子の部 第2位
 ☆ライオンズ旗争奪新宿区少年剣道大会 
  中学生団体の部 優勝
○柔道部
 ☆第2ブロック中学校柔道大会
  男子団体戦 優勝
  2部軽量級 第1位・2部中量級 第2位 
  個人90kg 第2位・個人66kg 第3位 
○バスケットボール部
 ☆新宿区中学校バスケットボール春季大会 優勝
 ☆新宿区中学校バスケットボール夏季大会 優勝
○卓球部
 ☆新宿区中学校春季卓球大会 男子団体第3位
 ☆新宿区中学校卓球選手権大会 男子団体第3位
○テニス部
 ☆東京都中学校第2ブロックテニス大会
  男子ダブルス 第2位 
○サッカー部
 ☆新宿区春季サッカー大会 優勝

高校
○地学部
 ☆日本地球惑星科学連合2011年大会 佳作
○陸上部
 ☆第32回学年別陸上競技大会
  男子3支部2・3年砲丸投 第1位
  男子3支部2年1500m 第5位
  男子3支部2年1500m 第6位
○柔道部
 ☆三鷹市柔道連盟主催春季市民柔道大会
  団体の部 優勝 

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高校地学部表彰(2年連続の学会入賞です。)

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 地域清掃

1学期期末考査最終日(7月8日(金))の放課後、中学各運動部部員による学校周辺の地域清掃が行われました。これは生徒会主導で月ごとに行われている活動で、「中学運動部」、「中学文化部」、「高校運動部」、「高校文化部」が月ごとの持ち回りで実施しています。新大久保駅から学校に向かう途中の商店街の歩道や、山手線の鉄橋下に落ちている、或いは捨てられているタバコの吸い殻や紙くずを生徒たちはクラブごと4、5人のグループに分かれて拾ってまわります。日ごろお世話になっている地域へのささやかな恩返しです。(教頭 中田大成)
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最初にクラブの出欠をとる生徒会長の松岡君。
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 花と緑の会による緑のカーテン設置

本校には「花と緑の会」という校内の植栽の手入れをする教員有志の会があります。その「花と緑の会」の先生たちが、水やりや世話をする生徒たちを募って今夏小規模ながらゴーヤを用いた緑のカーテンを設置しました。場所は2号館正面の6つある柱間のうちの中央の2区間です。聞くところによると、苗は卒業生の保護者から分けてもらったものだそうです。今朝見たら黄色い可憐な花が咲いていました。ささやかながら一瞬心がときめきました。これからの成長が楽しみです。(教頭 中田大成)
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 教員対象「PA校内研修会」

中間考査2日目の5月21日(土)放課後、体験学習推進委員会主催の「PA校内研修会」が開かれました。当日はPAジャパンのインストラクター杉村厚子氏による講義・WS指導があり、中学1年・2年の先生方を中心に20名以上の先生方が参加されました。研修では、� 崙仔繊廚亮�業などで活用できそうな活動の紹介・体験、�▲咫璽ぅ鵐阿陵僂な�の指導、�6�同学習の紹介・体験が行われました。参加された先生方は生徒たちも顔負けの真剣さでWS等に取り組まれていました。(教頭 中田大成)

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 理科・地学部の研究発表が新聞に・・・

 
 以前、海城PRESSでご紹介した地学部の「おとめ山公園(新宿区下落合)の湧き水調査」の活動が東京新聞(7月15日)に載りました。7月18日に公園で行われる「ほたるの鑑賞会」で、皆様に改めて披露することになっています。
 
 生徒の地道な研究が、さまざまな形で報じられています。
 
                        <教頭 茂木 雅之>
 

 中学1年の国語の授業がwebに・・・

 海城で行っていることが各メディアで紹介されることがあります。その1つをご紹介します。
 
 本校の中学1年生の国語の授業で行っていることが,三省堂のWebに掲載されています。海城中学の国語の授業はテーマを決めて展開していきますが,今年の中学1年生の授業テーマは「言葉とコミュニケーション」ということだそうです。
 
 その「大テーマ」を元に,様々な工夫をしながら授業が進められていきます。
 
 夏休みに出された宿題が,9月の学園祭時に展示発表されたのですが,その模様が三省堂のWeb(10月23日)上にアップされています。学園祭の様子も交えて書かれていますので,海城の一面を知ることが出来ますね。
 
<三省堂辞書のwebより>。

 「コンサイスアルバムディクショナリー」の展示がおこなわれるとの情報を得て、先月、東京は新宿区にある私立海城学園の文化祭をおとずれました。

 展示がある教室をのぞくと、素敵な油絵や、社会科、数学科での取り組みの発表、野外での飯ごう炊さんや海での遠泳の写真、力を入れていると聞くPA(プロジェクトアドベンチャー)のビデオなど、春に入学したばかりの中学1年生のものとは思えないたくさんの結晶がそこに。

 そして、さらに大きな結晶にちがいない、なんと286人分の『コンサイスアルバムディクショナリー しろ版』。・・・・
 
 ※ このサイトのURLは以下。興味のある方はご覧ください。

     http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/2009/10/23
 
                        <教頭 茂木 雅之>
 





<使用した「コンサイスアルバムディクショナリー」しろ版>

 戦没画学生「祈りの絵」特別展 会期延長

 以前お伝えした『戦没画学生「祈りの絵」特別展』ですが,11月13日(金)まで会期が延長されました。
 
 那須高原海城中学・高等学校で行われている展覧会ですが,とても好評のようです。
 10月31日(土)には,無言館の窪島誠一郎氏の講演・スペシャルゲストの山形由美さんのフルートコンサートも行われ,本校からも,校長をはじめとして,PTA役員の皆様やOB会である海原会の方々も訪れ,感動の一日を過ごしてきました。
 
 期間中,忙しくて展覧会に行けなかった方々だけでなく,更に多くの皆さんにも来ていただこうということで11月8日(日)までの会期を5日間延長して13日までということになりました。
 
 この機会に・・と思われる皆様,那須の紅葉をめでながら学校までお運びください。
 
                       <教頭 茂木 雅之>

 戦没画学生「祈りの絵」特別展

          「無言館」所蔵作品による
         戦没画学生「祈りの絵」特別展
 

 本校の卒業生「窪島誠一郎」氏が館長を勤める長野県上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」所蔵作品による展覧会(協力/海城学園)が10月30日(金)〜11月8日(日)の日程で,那須高原海城中学高等学校の施設を使って行われます。
 東京からは少し遠いですが,深秋の時期に那須高原を散策しがてら・・・というのも良いかもしれませんね。お時間があればお立ち寄りください。
 
 これからも,いろいろな分野で活躍されているOBの皆さんの記事も掲載していきたいと思っています。

                       <教頭 茂木 雅之>

 
□参考□ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
 
窪島 誠一郎(くぼしま せいいちろう 1941年11月20日 )は著作家,美術評論家,美術館館主。父親は小説家の水上勉。
 
東京生まれ。幼い頃,父水上勉とは別離する(他家に預けたものが,空襲のため消息不明となった)。海城高等学校卒業。1964年(昭和39年)に小劇場キッド・アイラック・アート・ホールを設立。76年,父と再会し,劇的な親子の再会としてマスコミを賑わわせた。1979年(昭和54年)に長野県上田市に信濃デッサン館を設立。1997年(平成9年)に同地に無言館を設立した。
 
太平洋戦争に出征した画学生や夭折した画家の生涯を追った著作や,父の水上勉との再会や晩年を語る作品で知られる。
 
著書
『父への手紙』 筑摩書房 1981年
『無言館ものがたり』 講談社 1998年
  (第46回サンケイ児童出版文化賞受賞・講談社)
『「信濃デッサン館」「無言館」遠景 - 赤ペンキとコスモス』 清流出版 2007年
   など多数。

 

 
特別展のポスター

 10月31日(土)には窪島氏の講演の他,フルート奏者の山形由美さんの演奏も・・・

 
 


 進路指導・キャリア教育について

4年生対象に、一学期に2回にわたってキャリア教育の一環として、次のような講演会が行われました(講演内容は、学校便りアーカイブをご覧下さい)。
1回目(実施:5月10日(土))の講演者は、本校OBであるデジタルハリウッド大学の杉山友之学長です。演題は「人類社会を新たな文化へ旅立たせるデジタルコミュニケーションの世界――CoolJapan日本の現代文化が世界を変える――」でした。
2回目(実施:6月20日 (金))の講演者は、一年の大半をオーストラリアで写真を撮り続けているフォトグラファー相原正明氏です。演題は「フォトグラファーという生き方」でした。
両方の講演ともに、生徒は目を輝かせて好奇心旺盛に身を乗り出して聴き魅入っていました。
皆さんの中には、進学校である海城中学高等学校でへー!異業種だね!という思いもあるかもしれません。このような講演は、生徒が主体的に進路選択をしていくための視野を広げる観点からも有効な手段の一つです。将来国家・国際社会で貢献する有為な人材の育成の根幹にかかわるものです。受験校でなく進学校である証、即ちKSアイデンティティが垣間見られました。
・さて、キャリア教育とは、一体何でしょうか。
歴史的に見るとキャリア教育という言葉は、中教審の1999年の「初等中等教育と高等教育との接続の改善について」の答申に初めて登場しました。それによりますとキャリア教育とは「望ましい職業観・勤労観及び職業に関する知識や技能を身に付けるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる教育」と定義されています。
今や学校教育の世界では、小学校から大学までキャリア教育真っ盛りです。義務教育では、地域のNPO法人のボランティア団体の支援などを受け、また大学では57%以上が、キャリア教育を社会人の協力を得て「キャリアデザイン」などの科目として実施しています。
・キャリアとは一体どういう意味でしょうか。
英語のCarry、運ぶと言う動詞と関係があるようです。ラテン語で車道、車が通った後にできる軌道のことだそうです。とすると自分自身をどう運ぶのか、どう生きるのか生きたのかの集積がキャリアと言うことになりそうです。  
・何故、今教育に、キャリア教育が必要と言われるのでしょうか。
それは、働くのが当たり前であった時代から、豊かな社会になって一体どうして自分は働くのだろうか、この職業に就くのだろうか、と言うような疑問が湧いてきたことと、少子高齢化社会や産業・経済の構造的変化、雇用形態の多様化・流動化などを背景に将来に対する不透明さの増大、進路を巡る環境の大きな変化があるためです。 
キャリア教育に求められているのは、このような状況の中で、その波をもろにかぶるであろう子ども達が、明確な目的意識を持って、日々の学業生活に取り組み、激しい社会の変化に主体的に対応できる能力やしっかりとした勤労観、職業観を身に付け、それぞれが直面する様々な課題に柔軟かつたくましく対応し、社会人・職業人として自立していくこと、即ち「生きる力」を身に付けることにあります。
 本校も、全ての教育活動がキャリア教育の側面を持っていることを認識しつつその充実に努め、また、必要に応じて講演会など外部の教育力をいただきながらグローバルにものごとを捉え考えるリーダーを育ててまいりたいと思います。

校 長 水 谷  弘

 3号館のスタディーホール完成


 校門付近の植栽や前庭の一部芝生化と共に行われていた3号館の改修工事が終わり,海城の今の生徒・先生の活動や授業成果などを知っていただくための施設(スタディーホール)が新たな3号館の1階に作られました。
 
 この部屋には,生徒の卒業論文集や海外研修後の感想文・文集などや先生方の研究収録などの書籍があり,自由に閲覧できるコーナーがあります。また,授業やクラブで描いた油絵・書・エッチングなどの生徒の作品,邦楽(音楽)の授業で使用する和太鼓などの展示もされています。
 
 海城の生徒・保護者・卒業生だけでなく,一般の方々も自由に見学できる施設になっています。今,照明などの微調整を行っている段階ですので,近日中に公開できるようになります。
 
 なお,油絵や書の額縁は,昨年発足した「海城中学・高等学校後援会」から贈呈されたものです。後援会は様々な形で海城の教育活動を支援してくれています。
 
                     教頭 茂木 雅之

 

 

 

 

 

 

 就任のご挨拶

海城中学高等学校長 水 谷  弘

 海城中学高等学校長として着任初日の4月1日の午前11時ころのことです。グランドの方へ十歩も歩いたかというところ「こんちわ!」と元気な声がかかりました。声の主は、いうまでもなく十数名の部活動の生徒達で元気な汗が一杯でした。「こんにちは、がんばれ!」通り過ぎながらその若さにゾックとくるのもがありました。汗いっぱいのその笑顔の清々しさ、その目の輝き、若者だけが許させる生命力と可能性を感じました。
 これが、本校生徒との最初のあいさつです。本校生徒は、自他ともに認める優秀で素質に恵まれています。また礼儀正しいという評語も「なるほど」と感じました。こういう生徒さん達をお預かりできることは、教師冥利につきます。
 簡単に自己紹介をさせていただきます。
 都立新宿高等学校長を最後に公立高等学校を退職しました。その後3年間、東京農工大学工学部に助教授として勤務し、入試広報室の立ち上げの傍ら数学の授業も担当させていただきました。
 そしてこの3月末日までは、千代田区にあります女子の中学校高等学校に校長として勤務しておりました。学校改革は、授業改革をモットーに中高一貫の進学校を目指して立て直してまいりました。ここ3年間、定員を超える生徒をいただくことができ進学校としての方向付けもできましたので退任することにいたしました。
 さて、この4月から勤務しております海城中学高等学校は、「国家及び社会に有為な人材を育成する」ことを建学の精神とし、1891年海軍予備校として創立されました。以来110年を超える歴史と伝統を有する学校です。また、質実剛健でリベラルスマートな校風が随所に感じられます。
 さて、私は、着任第一声として、熱い思いをもって次のようにあいさつを始業式(高校)でいたしました。

『本校は、明治24年に開校、近年、自他共に、「歴史のあり、伝統のある学校」として、世間の評価が高いことは、今さらいうまでもないと思います。
 しかし、評価が高いと言うことと、これからも人間として、また社会人としてすばらしい人間が育っていくと言うこととは、別の問題だと思います。
 そこで、私自身が、心掛けてきたこと、一教師として、一つの目標として、心掛けてきたことについて述べ、挨拶にかえたい。  
 それは、禅で言う「啐啄同時」と言うことです。
鶏卵が孵化しようとするとき、ヒナが殻の内から鳴く声を啐と言います。
 また、親鳥が、外から殻を“つつく”ことを啄と言います。
 ヒナが内側から鳴く声「啐」と親鳥のつつく「啄」が同時になったとき、卵の殻が割れてヒナが誕生するということを言ったものです。
機を得て両者が相応ずること、のがしてはならない良い時期という意味です。
 これを「啐啄同時」と言います。
 教育も同じだと思います。
 親鳥、これが先生方です。そして殻の中かにいるのが生徒諸君、皆さんです。
 先生方の「つつき」と新しく誕生しようという意欲を持った生徒諸君の「内からの鳴く声、つつき」が同時にあって、初めて新しい生命の誕生を見ることが出来ます。
 私も、いろいろな意味で諸君を「つつき」ます。そして、諸君も「内からの鳴く声」を出して「つついて」欲しい。
 そうしてこそ、現在の“カラ”を破って諸君は生まれ、成長していくのです。
 新しい年度の出発に際し、私の第一声として「啐啄同時」と言うことについて話しました。
 これは、私自身の諸君への約束であると同時に諸君への要望として、自らの問題として受け取っていただきたい。』

私学は公立と違い創立時の建学の精神の実践が期待され、常に成果が問われています。その期待に応答できなければ存続の危機さえあります。
 保護者の皆様と共に、日本に世界に貢献する若者を育ててまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

 理科勉強会「ガザミの解剖」

 
 海城の先生方は,互いの自己研鑽のために様々なことを行っています。それには「授業カンファレンス」とか「勉強会」とかの名前がついています。行われるのは,期末試験の採点が終わった後の時期を設定するのが多いようです。
 
 今回,3月13日の理科勉強会で「ガザミの解剖」が行われました。生物の時間に解剖実験がありますが,蟹を解剖する機会はほとんどありません。参加した理科の先生方も蟹の解剖を行ったことのある先生は少なく,講師の石塚先生(生物)の指導の下,真剣に取り組んでいました。
 簡単な説明とプリント配布の後,すぐに実践に移りました。
 

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(事前説明)

 
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(私が解剖に使ったガザミ)

 
 観察や解剖のポイントは次の9項目で,メモを取りながら,真剣に観察・解剖を行いました。
 (1) 外形
 (2) 鋏脚(はさみ)
 (3) 歩脚
 (4) 腹部・・・4対8本の腹脚・肛門・生殖孔
 (5) 第1・第2触角・触角腺
 (6) 口部・・・付属肢・顎脚
 (7) 心臓・・背側 →dorso-ventral inversion
 (8) 中腸腺・・・かにみそ
 (9) 胃臼
 
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(真剣に・・・)

 
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(細部まで・・・)

  
 実験材料となった「ガザミ」は石塚先生がマーケットで冷凍ガザミを購入して来てくれたものを解凍して使用しました。解凍段階で足やはさみがとれてしまったりもしましたが,解剖・観察にはほぼ問題はなく,いろいろなことが勉強になりました。
 
 このような地道な努力が,海城の先生方の地力を向上させているのだということがわかります。今後も,当たり前のように続いていくのだと思います。
 
                         <教頭 茂木 雅之>

 校長室からメッセージ  8

《 古典の暗唱 》

 2月のある日、校長室の近くに位置する第1会議室から和歌を大きな声で読み上げる声が聞こえてきました。
 ハハーン、あれが始まったなと私にはぴんと来ました。そう、和歌を朗詠するのは中学生のあるクラスの「カルタ大会」です。この文章の見出しをカルタ大会とわざとしなかったのです。男子校でカルタ大会とは今時そんなことをやっているの……と不思議がられる可能性もあるかなと思ったからです。
 本校では、伝統的に長い間中学生にこれを課してきました。
 中学のどの学年でも、冬休みの課題として1年生には、百人一首の25句程度を抜き出して指定し、暗唱するよう指導します。
冬休みの休み明けの、国語の時間に10分程度の小テストをします。
例えば、和歌の上の句だけを書き、下の句欄を空欄にして、記入させるなどの方法をとるのが一般的のようです。ある点数以上をとれないと居残りになることもあるようです。そのようなやり方で、進みますから、生徒はいつの間にか覚えてしまうようでこれが2年生、3年生と続きますから、3年生では勿論100首暗記するようになるようです。
 第1会議室ばかりではなく、中学校の教室からは、2月中はこの百人一首の読み上げの声が廊下を巡回したとき、良く聞こえてくることがあります。クラス大会、学年大会が行われることになっています。
 中学2年生では、学年末考査の最終日、テストが終わった後に、クラスの代表選手による学年大会がアリーナで行われることになっています。
 1年生はクラス内でカルタを行うときは、「散らし」という方法で、行い、学年大会では、「源平」という本式な方法で行われるようです。
 “六字決まり”という言葉があり、和歌の最初から読んで6字目で、やっと下の句が確定できる和歌があるそうです。例えば、「きみがため はるののにいでて わかなつむ」という上の句と「きみがため をしからざりし いのちさえ」という上の句があります。2つの句を比べるとなるほど 先頭から6字目で違う句というのが判ります。

 また、1字札というのが、7枚あり、最初の1字を聴いただけで、もう下の句を拾い上げる強者もいるそうです。上の句を読み始めたら、下の句を想起し、その札を探しにかかるわけですが、6字決まりはこれ、2字決まりはあれなど、百首を全て諳んじるだけではまだ完全とは言い難い奥の深さも併せ持っているもののようです。
 和歌は日本の誇る芸術の一つですから、遊びの形をとおして、百首もの和歌を諳んじているのは、将来大きな財産になるものと思います。
 これから改訂しようとしている学習指導要領では、「我が国の伝統文化」を更に重んずるということになり、俳句、和歌が見直されることにもつながると思われます。
 本校は、むしろ先んじてこうした行事を行っているということになるでしょうか。
 関係する話題として、ある社の主催している全国的規模の俳句大会で、学校全体が取り組んでいると云うことで、「学校優秀賞」を受けています。
 また漢字検定でも、「最優秀団体賞」を本校中学校が受けたことをこのホームページでお知らせしたことがあります。漢字検定も全員が受験しています。
  
 校長  和 田 征 士  

 改修工事も終盤

 以前このコーナーで3号館とエントランスの改修工事について触れました。その工事も終盤にかかり、いよいよ前庭の全面改修にとりかかるようです。その間はボール遊びも出来なくなって生徒諸君の中にはエネルギーをもてあます人も出でくるでしょう。
 垣間見る工事現場には石組の花壇もあり、植栽もなされ公園の一画のような雰囲気が伺われます。四月からは一新された門を通って登校する姿が想像されます。
 我々はときにちょっとした周りの変化で大きく気持ちが変わることもあります。また、状況の変化を気持ちの持ち様に反映させようとする生活の知恵とも言うべき生き方を続けてきたと思います。大晦日から元旦への時間の動きは、他の一日一日の動きと大きな違いがあるわけではないでしょう。しかし、行く年を反省し、来る年にむけて気持ちを新たにしたり、新しい目標をたてたりします。
 三月から四月にかけては一般の企業なども会計年度の切り替えにあたるし、特に学校は卒業生を送り、新しい仲間を迎える時期です。在校する諸君もそれぞれ進級し学年がひとつ上がります。中学生から高校生へと立場を大きく変える人たちもいます。その時期に学校の顔にあたる部分も大きく変わります。
 この機会をとらえ、気持ちを新たに目標にむかって充実した生活を目指してほしいと願っています。
                         教頭 五十嵐 寛

 海城入試終わる

 2月1日から行われた海城中学・高等学校の入試が終了しました。今年も数多くの方々が,日本各地から,また,外国からも受験のために集まってくださいました。
 その結果は以下に書いたとおりですが,今年も例年通りの厳しい入試になりました。
 

◇中学1回目結果◇ 平成20年2月1日実施,2月2日発表
 
        一般   帰国   総数
    --------------------------------
   出 願  535 + 4 = 539
   欠 席   41 + 1 =  42
   受 験  494 + 3 = 497
    --------------------------------
   合 格  159 + 1 = 160
               (実倍率 3.1倍)
 
 ◆点数データ◆
             国語 算数 社会 理科  総点
   -------------------------------------------
   満 点      120  120  80  80  400
   -------------------------------------------
   最高点      112  104  80  64  307
   -------------------------------------------
   平均点 全体  86.1 44.6 50.2 36.1 217.0
         合格  93.7 60.9 56.6 41.6 252.8
   -------------------------------------------
 
 合格最低点 234(400満点) (58.5%)
 
 
◇中学2回目結果◇  平成20年2月3日実施,2月4日発表
 
         一般    帰国    総数
    -------------------------------------
   出 願  1182 + 10 = 1192
   欠 席   393 +  3 =  396
   受 験   789 +  7 =  796
    -------------------------------------
   合 格   271 +  3 =  274
               (実倍率 2.9倍)
 
 ◆点数データ◆
           国語 算数 社会 理科  総点
   ---------------------------------------------
   満 点    120  120  80  80  400
   ---------------------------------------------
   最高点    115  108  72  75  324
   ---------------------------------------------
   平均点 全体 78.0 50.2 48.1 39.3 215.7
         合格 87.8 69.0 53.5 47.7 258.0
   ---------------------------------------------
 
 合格最低点 232(400満点) (58.0%)
 
 
◇高校結果◇ 平成20年2月10日実施,2月11日発表
 
        一般   帰国   総数
    --------------------------------
   出 願  536 + 29 = 565
   欠 席   13 +  0 =  13
   受 験  523 + 29 = 552
    --------------------------------
   合 格  223 + 23 = 246
               (実倍率 2.2倍)
  
 ◆点数データ◆
            国語  数学  英語  総点
   -------------------------------------------
   満 点     100  100  100  300
   -------------------------------------------
   最高点      89   95  100  264
   -------------------------------------------
   平均点  全体 61.5 45.7 63.5 170.7
         合格 68.2 54.4 73.7 196.3
   -------------------------------------------
 
 合格最低点 174 (300満点) (58.0%)
 
                       <教頭 茂木 雅之>

 校長室からメッセージ  7

 
《 入 試 》
 
今は寒明けの一番寒い時期か。
 朝、自宅を出るときは辺りはまだ暗い。夕方、帰り着くころはもう暗くなっている。本校で中学校と高等学校入試の中間に当たり、自宅に少し早めに帰る機会があった。
 玄関横に植えてある小さなセンリョウの木にこれまで多くの赤い実が付いていたのに、その日見ると、赤い実が殆ど付いていなかった。例年のことであるが、多分ヒヨドリなど小鳥が目ざとく見付けて啄んでいったのだろう。暮れから正月にかけて楽しませてくれたことを私に対するプレゼントと考え、これまで遠慮して食べなかった小鳥たちにお礼を言うべきか。
 1月の中頃から庭の椿の一種であるワビスケの花が咲き始めた。ワビスケはもう一本玄関の横にも植わっている。こちらは今年は花芽を付けていない。昨年秋、いつの間にかアメリカシロヒトリがとりついたらしく葉が一枚も残らないくらいに食べられてしまった。今は葉がついてはいるが元気がない。横を朝晩通過しているのに、毛虫がとりついていることに気がつかないうちにそうなってしまった。ワビスケには気の毒なことをした。今年は気を付けてみてやろう。
 
 季節は確実に春に向かって動いている。
 間もなく梅の花の香りがどこからともなく漂ってくる季節に入ってくる。
 
 在校生にとっては、2月の前半は、焦点を定めにくい時期である。1日から4連休になり、ほぼ一週間後に2連休と続く。学校としては、在校生にできるだけ授業時間を確保する措置を講じた結果でもこうなってしまう。学校としては新入生を迎えるための大きなポイントである。在校生は切り替えと集中をしっかりやって欲しいと願う。
 受験する諸君にとっては厳しい受験勉強期間を超えてきて、総決算の結果を出す日である。
 この入試で思うことが一つある。
 入学して、1ケ月半ばかり経つと定期考査として中間考査がある。 入試で、かなりな高得点を得て合格した生徒の中に、何故かその考査にいい点が取れないことがある。その後の在学中の試験に高得点をとれないことがある。そういう人は極く僅かであるが存在する。
 これは私が思うに、受験勉強時代に目標の設定が間違ったのではないかと思う。あの入試さえ突破できれば、その後はバラ色のゆったりした人生が待っている。とそう思い込んで、遮に無に頑張るのである。突破しさえすればいい。
 かって、ある超難関大に「五月病」と呼ばれる現象があってマスコミの話題になったことがある。この現象とよく似ているように思う。
 人生80年時代に、最終的な目標は社会の一員として、自らの能力をぶつけて社会をよくしていこうとすることにあるのではないか。入学試験の突破は、その一過程にあるのだ。入試が最終の目標ではないと思う。
  
 校長  和 田 征 士  


 試験の夢-高校三年生諸君へ

 「試験の夢を見る」という内容をときたま自伝的なエッセイの中などで目にすることがある。中身は決まって自信満々でスラスラと思い通りに問題を解きすすむというのではなく、悪戦苦闘する姿である。言ってみれば悪夢に近い。作者の経歴を見ればこの人がそんなに試験で悩んだのかと思えるくらいのりっぱな経歴の持ち主であったりする。逆に言えば傍目からは伺えない不安をみんなが体験してきているということだろう。不安は個人的かも知れないが、同じ土俵の上、同じ制度の中では自分自身だけではないはずだ。等しく皆が感じているはずだ。不安やストレスを飼いならしたり、手なずけたりするのは至難の業だ。しかし、自分だけでないと考えることで少しは肩から力が抜けるはずだ。
 実力不足は論外として、実力を発揮できない状態はもっとも悔しいことになる。不安やストレスは肉体の健康とも関係しているようにも思う。かと言って寝不足やなにかが直ぐにマイナス要素かというとそうも言い切れない。自分の体験で言えば、寝不足でボーッとしているときに解説や説明がうまくいく例もあるし、休養十分でも授業の自己評価が低くなることもある。不思議としか言いようがない。人間にはそんなこともあるのだとしか言いようがない。ということは試験前日の寝つきの悪いくらいなんでも無いということだろう。
 受験を控えた三年生の諸君には励ましにもアドバイスにもならない文章だが、風邪などをひかないように注意してぜひ目標を達成してほしいと思う。
                                                 教頭 五十嵐 寛

 3学期の講習

 海城では放課後の使い方は,生徒が自分にとって何が必要かを考えて決めています。クラブがあったり,友達と談笑したり,図書館で本を読んだり・・・様々ですが,その一つに「講習」があります。
 
 海城での講習は,学期初めに生徒に「講座」を示し,それを見て生徒自身が講習を受けるかどうかを判断して決定します。3学期の初めにも講座が示され,生徒が選択し,実施される講習が決まりました。今年の3学期に実施される講習は,次の通りです。
 
  5  国語  入試問題を解く前の古文
  5  社会  日本史論述問題演習
 1〜5 社会  映画で学ぶ世界史
  5  数学  実力アップ�機�A・�供�B
  5  数学  実力アップ�掘�C
  5  理科  理系物理入試問題演習(力学)
  5  理科  理系化学(熱・酸・塩基・酸化還元)
  4  数学  微分積分演習
  4  数学  三角関数
  4  数学  �機Ν供�A・B復習
  4  英語  英文法の復習
  3  数学  2次関数アラカルト
  3  数学  整式の性質と応用
  3  数学  数学IAテストゼミ
  2  国語  国B復習
  2  数学  基礎演習
  1  国語  文法救済ゼミ
  1  数学  ちょっぴり考える数学
  1  英語  英字新聞を読んでみよう
 
 数字の1・2・3・4・5は中1・中2・中3・高1・高2を示しています。
 
 今回の講習は1月21日(月)より,4回を標準とし,時間は15:25〜16:45(80分)で行います。勿論,講習終了後の清掃は,講習に出席した生徒が必ず行うことになっています。躾という意味では当然ですね。
 
 今回の講座名を見ても,担当の先生が,現在の生徒に必要なこと,考えて欲しいことなどを吟味した上で講座を設定しているのが判ります。こういうところも海城のよさの一つかも知れませんね。
 
                         <教頭 茂木 雅之>

 校長室からメッセージ  6

《 インクルージョン(包摂)の体験 》
  
2つの学年通信から
 2学期末に発行された中学3年の学年通信は、B4版3ページに渡り第3学年で作製され生徒に配布されました。
 その中の一部ですがここで紹介します。見出しを含めて載せますが、このホームページ 中、
「学校案内」の中の「学校生活」欄「各学年」の項を選び、「中学3年」の項を見ていただきますとこれまでの学年通信の中身がご覧いただけると思います。
 ここではその一部を再掲します。

 『1、包摂(インクルージョン)ということ
今年の文化祭・体育祭では諸君は中学最上級生として、リーダーシップを執り、下級生達をまとめあげていかなければなりませんでした。文化祭では主として文実が、また体育祭では応援団や体実の生徒達がその任を担ったわけですが、当初はなかなかそれが上手くいかなかったようです。とりわけ体育祭の応援練習では、言うことを聞かない下級生を持て余して涙を流す中三生も現れました。「どんな時も力を出し切る。宵越しの体力は残さない。」「アイロニーやシニカルな笑いは自重する。」といった前提を共有しない他学年の生徒たちとコミュニケーションを取ることの難しさをそれらの生徒たちは身をもって知ったはずです。しかし、応援に協力的でない下級生達を頭ごなしに叱ってもいたずらに反発を招くだけだと知った彼等は、その後はそうした下級生達に対する接し方を改め、彼等を追い詰め、追いやるのではなく逆に自分たちの側へ巻き込むための工夫を試みたようです。そうした試みが全て功を奏したわけでは勿論なかったでしょうが、それが一定の成果を挙げたことは体育祭当日の盛り上がりに示されていました。
前提を共有しない異質な集団と係わる時にいかに振舞うべきか。相手を排他的に追いやるのではなく、相手との間に何らかの共通点を見出して、それを端緒に相手を巻き込んでいくこと、それが標題に掲げた包摂(インクルージョン)ということです。今学期の振り返りの中から君らに是非とも気付いてもらいたいことの一つはこの包摂ということの重要性です。』

 私は本校教育の特長の一つは、「人間力の養成」であることを挙げています。
 人とのコミュニケーションの取り方・人と人との接触の仕方について知識だけでなく、「体得」していくことが、この学校で学ぶ生徒が将来社会に出たとき自らの属する集団の中で存在感が増していく原動力になっていくものと考えています。

 ここで取り上げた文章はその過程の一端を示していると思われます。人間力の養成は、こうした学校行事の中に意図的に込められておりますし、前に上げたPA(プロジェクトアドベンチャー)や、本校で盛んな部活動の中で等々幾つもの教育活動の中で、その達成を目指しております。


《 高3は入試直前アドバイス 》

もう一つの学年通信は同じ2学期末に発行された高等学校3年のものです。高3の学年通信は先ず《3学期のスケジュール》があり、それには1/8の始業式。続く1/9から前期選択授業を開始し、1/16日まであり、1/19,20の大学入試センター試験。1/21はセンター試験 リサーチを経て、1/22から始まる後期選択授業と続きます。
 大学入試センター試験は高3生のほぼ全員が受験します。

 その後、《 3学期の授業 》、《 調査書の発行について 》が並び、次に《 入試直前アドバイス 》と続きます。
 ここには英語、数学、英語等の回答に当たっての心構えが記されています。
 《 最終コーナーにさしかかって、今、… 》
 と題し、大学受験を間近に控えた今の心構えを説いています。

 校長  和 田 征 士  

 表彰式に参加

 この海城プレスに漢字二字の題名を付け短文を掲載してきました。内容的にHPにふさわしいのか自問しながらでしたが、生徒諸君のモラルのより向上にすこしでも役立てればと思い綴ってきました。
 さて、今回は題名にありまように高校一年生が情報の授業の目標のひとつとして取り組んできた「大商大ビジネスアイディア甲子園2007」において学校賞を受賞しました。
 表彰式は12月15日(土)に行われ賞状をいただいてきました。生徒の代表が参加できればよかったのですが、学年全体の授業活動の中での応募ということで代表者を決めかねるということもあり、藤井先生と私とが大商大に出向き、もらってきました。
 今年度は全国から110校を超える学校から4700余りの作品が寄せられその中で海城が他の十数校とともに学校賞を受賞しました。
 グランプリや準グランプリとはいきませんでしたが、二学期からの短期間の準備の中での学校賞の受賞は全体のレベルの高さを示すものだと思います。来年度は生徒諸君自身が参加できるような賞の受賞ができればと思います。
                                              教頭 五十嵐 寛

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 PTA広報誌「海城」リニューアル

 海城PTA広報委員の皆様によるPTA広報誌がリニューアルされました。今回で64号ということですので,歴代のPTA広報委員の皆様のご努力が脈々と受け継がれてきたことが判ります。
 
 今回の「海城」は本校芸術科の枝元先生による「Kaijo」という題字になり,大きさもB4版からA4版になりました。かなり大幅な変更ですので,委員の皆様はとても苦労されたのではないかと思います。素晴らしい出来上がりです。
 
 編集後記の最後に「この広報誌を手にした海城のPTAの皆さんに,海城での思い出の一冊として,ずっとお手元に置いていただければ幸いです。」という文章がありました。編集をなさった皆様の気持ちがよく現れていると思います。
 
 海城のPTAの皆様は,子供のために何ができるか,海城のためになにができるか,ということを良く考えて下さっています。世間では「モンスターペアレンツ」などという言葉がありますが,海城では使う必要のない言葉なのかもしれません。
 
                          <教頭 茂木 雅之>

 

 
       <表紙>
 
 

 
       <裏表紙>

 校長室からメッセージ  5

《 環境整備をとおして地球温暖化に一石 》

 夏休みに入る前のころから、3号館改修と学校の入り口周辺と中庭をを中心に現在工事が進んでおります。
 この工事の目的は、上記のタイトルにも書きましたようなことであります。従来、8階建てにした2号館が完成したら、3号館は解体しますとお知らせして参りました。しかしそのことを変更して3号館の9教室を残し整備しまして新しい用途のもとに使用することに方針を変えました。変えた理由は、3号館は本校の中で一番古い建物ですが、耐震基準に照らして精密診断の結果十分な強度をもっていることが判明しました。そこで用途を研究したところ、3号館2階3階は主として体育科が授業で活用したいという申し出がありました。生徒の健康を生涯にわたって保持していくためには、その基礎を中・高時代にしっかり養うことは肝要だと判断しました。
 一方、1階は本校が他の学校と違う特色を持ったカリキュラムを実施していますことは、学校説明会でも説明させていただき、その特色をご理解頂き入学して下さっているところであり、成果を上げているところです。
 特色ある教育活動の成果を来校した方に見ていただくコーナーがあってしかるべきと考えていましたが、今回それが実現する運びになりました。
 1階は、主としてそういう目的で、展示したいとただ今準備を進めております。ご期待下さい。
 一方環境整備に関してでありますが、最近の建築界における思想の流れの方向は、六本木のミッドタウンのあり方に端的に表現されているようであります。それは、開発敷地面積全体の4割相当部分に芝生を主にする植栽をほおどこしています。そこに行ってみますと、緑の芝生が何とも言えない開放感を演出しています。広々とした芝生に人が入ることもできるように植え込むという工夫がされているようです。
その目指すところは、都市の中からも、地球温暖化防止に寄与するという考え方に支えられていると聞きます。
 本校でも、地球温暖化を防止するために少しでも寄与したいと考えて今回の環境整備に取り組んでおります。中庭には芝生を一部ですが植え込み、景観をよくすると共に、芝生にも自由に入れるように考えています。芝生の緑が映えるよう元気に育つよう配慮すると共に、生徒の活動が十分に行える環境を維持できるようにしたい。 教職員・生徒が手を携えて新しい挑戦をしようと現在考えております。
平成20年3月末には完成します。
 新しい3号館や、地球温暖化に寄与できる心が育つことを願う新しい取り組みに期待して下さい。

 校長  和 田 征 士  

 目撃

 先日下校時に次のような出来事を目撃した。前方4、50メートル先を中学生が5、6人そろって駅に向かっている。その様子は二人が仲間の方を向いて後ろ向きに歩いている。楽しそうな様子だが、ほぼ円陣が移動しているといった趣である。声高な声が私の所にも届いてくる。当然歩みは遅い。私との距離はどんどん近くなる。後ろ向きの一人が私に気がついたようだ。もう一人に声を掛け、回れ右をして進行方向を向いて歩きだした。それでも賑やかなおしゃべりは続いている。始めから前をむいている生徒は私に気づいていないようだ、相変わらず歩みは遅い。追い越し際に声を掛けた「道路は君たちの遊び場ではないよ。人に迷惑を掛けないように歩きなさい。」すると「すみません」という言葉が返ってきた。
 彼らの行動を見ると、この歩き方が望ましいものでないことを知っている。しかし、仲間うちの楽しさに負けて円陣移動の歩き方をしてしまっている。頭の理解と実際の行動とがかけ離れている。「道いっぱいにひろがって歩くのは他の人に迷惑だ」これは分かっている。ところが今の自分たちの姿がその状態であることに気がつかない。
中学時代の親しい友達とのワイワイとしたおしゃべりは楽しい時間のひとつだと思う。彼らには気の毒な面もある。本校の生徒はさまざまな地域から通学している。学区のある中学ならば、一度帰宅して待ち合わせて一緒に遊ぶことも可能だろう。本校の生徒にはほぼ無理である。新大久保の駅でも内廻り、外廻り、利用する電車が違う生徒が、電車を見送り、ベンチで話し込んでいる姿を目撃することもある。いたずら気分もあるのか、時に自分の利用する電車の側に友達を引っ張り込もうと綱引きのようにひっぱり合いをしている様子を目撃することもある。ホーム上でのこのような行為は当然注意の対象になる。
 言い換えれば、マナーは頭の理解だけでは足りない、日常の立ち居振る舞いのなかで実践されて初めてマナーと呼べるのだろう。
                                                  教頭 五十嵐 寛

 校長室からメッセージ4 1年生授業公開

 秋の保護者会が11月24日(土)に予定されています。
 この保護者会とは別に1年生が授業を受けている様子を生徒の保護者に見ていただくため、授業を公開しました。去る11月17日(土)3時限目と4時限目に7クラス全部の授業を見ていただきました。
 3限目は1組体育・担当関根教諭、2組英語・村山教諭、3組国語B・本間教諭、4組公民・飯沼教諭、5組化学・酒井講師、6組英語・渡邊教諭、7組数学A・森教諭で、それぞれ授業が行われました。
 4時限目は、1組数学B・森教諭、2組化学・酒井講師、3組数学A・宮崎教諭、4組国語A・本間教諭、5組英語・渡邊教諭、6組物理・岩井教諭、7組社会�機ξ�川教諭によって、それぞれ授業が行われました。
 授業後、保護者が各クラスの教室に集まり、昼食を摂りながら授業のこと、生徒の校内での様子、家庭での最近の過ごし方など話題が多く和気藹々と進んだと聞いています。


 校長  和 田 征 士  

 インフルエンザ流行 今季は早まる兆し

 インフルエンザについては各地の病院で定点観測していて,罹った患者さんの数をカウントし,流行予測をしているそうです。その結果として「今季は早まる兆し」であることが報道されています。
 
 海城でもインフルエンザによる学級閉鎖が毎年のようにあります。学校保健法第13条による措置ですが,できれば学級閉鎖にはしたくありません。生徒が元気に学校で活動しているのが一番ですから・・・
 
 しかし,流行が予想される場合には予防のために規則正しい生活やワクチン接種を検討するべきです。特にインフルエンザの予防接種は、効果が表れるまで二週間ほどかかるといわれているので、早めの接種が必要となります。
 
 海城では10月31日付けで保健部から予防接種のお知らせを配布しましたが,11月15日・16日の両日,あわせて200名以上の生徒が予防接種を受けたようです。
 
 オセルタミビル(商品名タミフル)は,インフルエンザの治療薬として知られており,新種のインフルエンザの流行に備えて各国で備蓄が進められています。特に日本では,一般のインフルエンザ患者に多く使われていますが,おもに小児における異常行動の副作用が報告されていて,タミフルの中枢における作用が原因として疑われているようです。今は10代の児童生徒への使用は制限されていますが,厚生労働省からの10月24日の発表では,中外製薬に指示した動物実験では,タミフルと異常行動を関連付けるデータは今のところないとする中間報告が出ていました。
 
 この辺がよく判らないのですが・・・
 
2007年12月号の現代化学という科学誌に,ワシントン大学の和泉先生による論文(Neurosci.Lett.,426,54(2007))の要旨が掲載されていました。それによれば,タミフルとその代謝生成物のセルタミブルカルボキシラート(OCB)が,中枢神経に対して作用を持つことを明らかにしましたという記事が出ていました。
 
 ともあれ,近年では最も早い段階での「インフルエンザ流行の兆し」という報道ですので,生徒だけでなく,家族全員で予防接種を含め,自分で予防を考えたいものですね。
 
                         <教頭 茂木 雅之>

 空気

空気
 山本七平氏の著述に『空気の研究』という評論がある。もちろん大気の成分などを科学的に分析した科学論文ではない。山本氏は個人の意志決定にその場の「空気」が大きく関わっていることを指摘している。近頃KY(空気が読めない)などの言葉で使われる「空気」である。その場の雰囲気、その場に参加している人間たちの暗黙の考え方の方向性と言っていいだろう。確かにその場の「空気」が読めない人の存在は周囲の人間の気持ちを乱すし、ときには迷惑ですらある。極端な場合は「いじめ」の対象になったりもするようだ。
 しかし、「空気」そのものが絶対ではない、怠け者の集団の「空気」はできるだけ楽をしたい、怠けたいという「空気」に満ちているだろう。その「空気」を呼吸して「空気」を読んで行動することはどのような結果になるのだろう。
 すなわち「空気」を読む前に「空気」そのものの検証が必要なのだ。ときには「空気」そのものを変える必要もあると思う。ただ、通常会議や、会話の中で口にするのは論理的判断や現実的状況で空気そのもののについて語られることは少ない。ということは「空気」を変えるということはかなり困難な作業に属するものかもしれない。個人的にできることはある。別の「空気」を吸いに行くことだ。その場から少し距離をとることだ。
 「空気」に対する検証は、「ちょっとヘンだ」「何か違和感がある」といった感覚から始まるのではないだろうか。そんな感覚を感じたときには今本当にやるべきことは何か。改めて考えてみる必要があるだろう。
 群集心理も「空気」の読み過ぎによる弊害の亜種だろうし、みんながやるからとマナーの無視や仲間内の「空気」だけを尊重し、周囲のもっと常識的な「空気」に気付かぬまま公共の場での声高な騒ぎなど気をつけたいものだ。空気の読めないのも困るが、汚染空気の読み過ぎも困りものだ。
教頭 五十嵐 寛

 《 後援会発足 》

 本校は、これまでPTAと呼ぶ組織がありました。
 このPTAの活動内容の中に、PTA独自の計画実施による事業がいくつもありました。例えば講演会や海城寺子屋などユニークな活動をしています。そのPTA活動の支出項目の中に「学校活動補助費」の項目がありました。文字どおり部活動関係や生徒会活動等の補助を行う分野があります。この分野は、従来から他に比して支出分野が異なるのではないという指摘が会員からもありました。本校のPTA成立のいきさつからも、過去に教育活動援助と純粋のPTA活動が混在するような経過があったと聞いています。
 そこで、年度初めから両者の分離を意図し、PTA活動分野の組織と教育活動の援助を行う組織を分離する作業を進めて参りました。今回、10月20日に「海城中学高等学校後援会」の設立総会が開かれ、会則や組織等が承認されました。
 ここに後援会が発足したことになります。
 後援会会長には尾上 篤・前PTA会長が就任しました。
 後援会の事業としては、これまでPTAとして行ってきたものをそのまま引き継いで踏襲していくことになります。新しいことを始める予定はありません。
 ただ、後援会の「目的」には、教育の充実と学校の発展を図ると言う文言がありますので、卒業生など篤志家によって寄付があった場合など、学校の発展のために大きなことを行うということが起こりうると考えており、期待もしています。
卒業生の保護者の方が多数ご入会いただき、学校の発展のためにご声援を下されば心強いことになると期待し、この会が大きく発展することを念じております。

 校長  和 田 征 士  

 VDT症候群

 海城では様々な部署から,生徒向け・保護者の皆様向けのプリントが配布されていますが,保健室から発行される「保健だより」もそのひとつです。
 最近発行された保健だよりには「10月10日は目の愛護デー」という特集記事があり,目についての保健的な情報・ケア法などが載っていましたが,その中にVDT症候群についての記事がありました。
 
 VDT症候群とは,パソコン,ワープロ,テレビゲームなどの端末であるVDT(Visual Display Terminal)を用いた長時間作業により,目・体・心などに影響のでる病気で,別名テクノ・ストレス眼症とも呼ばれているそうです。
 
 ディスプレイを集中して見続けるため,まばたきの回数が通常時の1/4程度に減り,目が乾燥したり,かすんだり目に負担がかかります。また,長時間同じ姿勢をとり続けるので,首,肩,腕などの痛みがでてくること,また,頭痛,不眠,イライラなどのことも起こると言われています。現代の新しい病気とされ,オフィスで増加しているそうですが,生徒にとっても無視できないことだと思います。
 
 このような学校からのプリントを良い機会としてとらえ,自らの生活のリズムを見直してみるというのも学校の良い利用方法ではないかと思っています。
 
                           教頭 茂木 雅之

 環境

 地球環境の問題が人類の大きな課題として関心を集めています。厳しい残暑が続いていたのに突然9月の末にはいきなり11月上旬なみといつた気温の激変がありました。体調が追いつけない感じです。
 気温などの自然環境の変化も原因を探れば、人間に行き着く部分も大きいようですが、自然環境はひとまず置いて、学校内の人間的環境のことを考えみたいと思います。雰囲気や人間関係と呼んだ方が適切かもしれません。同じ学年の中でも複数のクラスに出ているとそれぞれのクラスの雰囲気が違います。学年間でも無論違います。その結果学校全体の雰囲気も変化していきます。
 個人はその環境、雰囲気の中に身を置いているわけですが、実はその個人も雰囲気作りに一役かっていることになります。学習指導部長の春田先生は卒業時に皆勤賞、精勤賞が多数の学年は進学実績が良好であるとの感想を述べていらっしゃいました。
 遅刻、欠席が多い、ルールに無頓着こんな人の存在が全体の妥協点をどんどん下げてしまいます。安易な妥協につながってしまいます。水溜りに捨てられた一本の吸殻が呼び水になってそこに多くの吸殻が捨てられる結果になってしまいます。教室での居眠り、内職、集中力を欠く態度、一人の人間の様子が呼び水となって学習に対する妥協点を下げてしまいます。提出物などもクラスで自分ひとりが未提出の場合と、未提出者が5人も6人もいる場合を考えてみてください。
 人間的な環境は外部にあるのでなく、構成する一人一人の内側にあるのだとおもいます。
生徒諸君はもう一度、クラス、学年、学校の構成員としての責任を、環境を作っている側の一人として考えてみてください。
                        教頭 五十嵐 寛

 「授業拝見」 中学1年の英語の授業

 
 9月28日(金)の6時間目。1年5組の英語の授業を見学に行きました。授業担当は担任でもある渡邊先生。自称28才(本当は33才らしい)の熱心な先生です。英語科の副主任でもある先生は,生徒達を飽きさせない様々なテクニックを使いながら授業を進めていきます。
 
先生 「Good afternoon everyone.」
生徒 「Good afternoon Mr.Watanabe.」
 
という元気な挨拶で授業が始まりました。
 


               <授業風景1>
 

     <渡邊先生 ピントが合ってなくてゴメンナサイ>
 
 
まず,textbookの本文(会話文)をCDを使いながら音読。さらに,生徒2人で役を指名し,寸劇のように2人で会話文を読んでいきます。
 

             <使っているテキスト>
 
 
次にCDを使ったlisteningでクイズ形式の確認テスト。
生徒に質問を投げかけながら,全体の内容確認。
先生「間違えたの?」・生徒「ウン間違えた」・先生「あまいな〜」ニコニコしながら軽快なやり取り。流石です。
 
さらに食べ物の名前(英語)を使って頭の体操のような授業。
tacoとかspring rollとか・・・どこの国の食べ物?
「タコ?」という声に,日本では複数形にしてtacosが普通かな・・と先生の声。
後ろの方で「ドンタコスだよ」という声があがる・・軽快に授業が進んでいきます。
 
Who を使った文法的なお話しが始まると用意してきた紙プレートの登場です。黒板にマグネットを使ってペタッと貼りつつ説明の開始です。説明の途中でプレートをペタッと張り替えると「オー」という生徒の声。生徒はすでに先生をノセる術を取得しているようなタイミングです。渡邊先生のリズムが生徒のリズムをシンクロさせているのでしょうか。高校の範囲かな?と思われるような内容の話がすんなり生徒の体に吸いこまれているようです。
 
 時間のおしまいは「Imagine」の合唱でした。
 

             <イマジンの歌詞プリント>
 
  
英語の歌は,ABCの歌から始まり,5曲目だそうですが,まとも?な歌は「yesterday」と「Imagine」の2曲だそうです。ポールというかジョンというか,ビートルズ系の歌なのは何故?と伺ったら,中学で習う単語が多く繰り返しが多いからということでした。
 納得です。
 
思わず,生徒と一緒に「Imagine」を口ずさんでしまいました。Beatles世代の性ですね。パブロフの犬のような反応に我ながらびっくりしてしまいました。
 
授業を通じて,○○君と名前を呼び「何番の生徒」とか「キミ!」とか呼ぶことはありませんでした。当然といえば当然ですが,全体の中の個人に対応している授業は,とても心地よいものでした。
 
                          教頭 茂木 雅之


 今日は「中秋の名月」

 今日25日(火)は「中秋の名月」です。天気予報では夜は晴れるとのことですので,本校の「地学同好会」では観望会を計画しています。
 理科の分野では,生物や地学はフィールドワークがとても大切です。海城ではいろいろな機会を設けていますが,その一環として計画されています
 夏休みに皆既月食の観察会が計画されていましたが,あいにく天候が悪く観察ができませんでした。そのリベンジ?も兼ねて,「クレーターや月面の様子に注目し,写真ではなく生で月を見る経験を持ってもらう」ことを目的として行われます。
 「お月見」は昔からの風習ですが,「中秋の名月」というのは意外と見づらかったようです。昔から秋雨前線がかかってしまって,曇りや雨の日が多かったということが伝えられています。ですが「晴れていなければ,明日観れば良い」というような心のゆとりも併せ持っていたようですね。

 昔の人は「お月見」をとても大切にしていたようで,それは,月の名前に現れているような気がします。

月齢15の月は「望月」
  「待望の月だ」待ちかねたゾ〜という感じがしますね。

月齢 16の月は「十六夜」 (いざよい)。
  古い日本語には「いざよう」という動詞があり,「モタモタする,遅れる」という意味で使われたようです。待っているのになかなか出てこない月に,少しジレている感じでしょうか。
「なかなか来ないものを待つ心」というのは日本人の美意識に合っているのでしょうね。

月齢 17の月は「立待月」(たちまちづき)
  早く月が出てこないのかな〜と「立って待っている」感じでしょうか。

月齢 18の月は「居待月」(いまちづき)
  月が出てくるには,もう少し時間があるから「家の中に座って待っている」感じでしょうか。

月齢 19の月は「寝待月」(ねまちづき)とか「臥待月」(ふしまちづき)
  月が出てくるのを「夜具に入って待っている」感じでしょうか。

 少し理科っぽく言えば,月は1日ごとに約50分ずれる形で空に上って行くので,十五夜にお月見ができなければ,翌日は50分ほどずらして観ればよいわけです。どちらにしても,「何が何でもお月見をしたい!」という気持ちが現れていますね。
 9月14日に打ち上げられた月探査ロケット「かぐや」は,月に近づき,そのうちに月周回軌道に(上手くいけば)乗るはずです。生徒たちは望遠鏡を使ってこれも観ようとしているのでしょうか?

でも,今日の月齢は13。「中秋の名月」でも「満月」ではないのですね。

<注>海城メルマガ第347号の文章を使っています。
                          教頭 茂木 雅之

 印象

印象
現在3号館の改修工事が行なわれています。L字型の校舎のうち南北方向の残し、東西方向の部分を解体します。海城全体のエントランス部分を整備しようとするものです。解体工事は騒音、粉塵等を考慮し夏休みの開始とともに始まりました。
夏休み中にも何日かおきに出勤していますが、この夏、家庭の事情もあり、10日ほど間隔のあくときがありました。10日ぶりに出勤してロッテの通りから坂を上ると一瞬おやと戸惑いを感じました。視界がまったく違うのです。建物か解体され更地に近い状態になっていました。30年見慣れた姿と大きく印象が違うのです。私の目には一昨年の高層階を2号館に作る時より違いが大きく感じられました。2号館のときの方が建物として圧倒的に大きいのですが今回の変化の方が大きく感じられました。毎日少しずつ進捗する様子を見ていたときと、10日ぶりの大きな変化に直面した差かもしれません。
人間の印象やイメージなどは与えられた条件で不確かに揺れ動くもののようです。海城や海城生にたいする周囲の人たちの印象はどんなものなのでしょうか。いろいろな機会に周囲の人たちは海城に対するイメージを手にするのでしょうが、建物などと違って「人」に対する印象は我々の毎日の言動の積み重ねが作り上げていくものなのではないでしょうか。だとすれば、あらためて考える必要をありそうです。
15日(土)16日(日)の2日間にわたって文化祭が行なわれます。前庭に工事フェンスのある条件の悪い中での文化祭です。実行委員をはじめ大勢の生徒諸君が準備に頑張っています。今年も大勢の来校者が予測されます。来校された方がどのような印象を持ってかえられるか。このことを心の隅にとどめて文化祭に臨んでほしいと思います。
                         教頭 五十嵐 寛

 台風襲来

 しばらく中断していましたが、この欄を再開します。本校のホームページ改善が終了するまでに思ったより多くの時間がかかりました。
 校内の教職員が授業等本来の職務をこなしながらの作業を行うため、
時間がかかったことが主な原因でしたが、実際問題として、このホームページで校長ばかりが前面に出るのは良くないとこれまでの自身の反省もありました。現行の海城ホームページは、書き手が格段に多く印象が変わってきたと実感しておられる方も多いと存じます。一方、まだこういうことも知りたいというお考えをお持ちの方も居られると思います。

 ホームページをとおして海城の教育について、お互いの理解を深めたいと考えておりますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 2学期が始まりまして一週間が経ちました。来週からは、二学期の講習がスタートします。講習の内容についてはこれまでにもご紹介してきましたし、別に発信しているメールマガジンでも紹介していますので、興味と関心がおありの方はメールマガジンの方をご利用願います。
 9月7日にたまたま台風九号が関東地方を直撃しました。事前に被害も予測されましたので、学校の授業をどうするか、の対応に迫られました。台風の影響によって、交通機関が利用できない状態も十分に予測されます。こういう場合、従来であれば、電話による緊急連絡網を活用するのが一般的でありました。これまで本校もそのようにして参りました。
 しかし、ネット利用が進んで参りましたので、ホームページ活用ができないか検討して参りました。殆どの家庭でネット利用が可能なことが判りましたので、昨年から切り替えました。勿論、ネット利用ができない方や、携帯をお持ちでない方も居られますので、手当をしております。
 今回、ホームページ利用による緊急連絡発信は本校として2回目になりました。各家庭が混乱無く情報を受け取っていただいたようであります。又、この緊急連絡の内容は、携帯電話でも受け取ることができるようになっています。
 ただ、今回は、朝5時に連絡事項を発信し、予告してあった時刻である10時に内容を更新して発信しました。10時以降、何人かの方から内容が変わってないが……と電話がありました。これは、ご利用のパソコンに同じ画面をずっと入れていて、画面上の「更新アイコン」をクリックしなかったため、こうなったようです。或いは一度画面を切って、入れ直すと内容更新に切り替え可能のようです。
 一つのことを変更すると、少なからず問題点が発生する一例と思います。
 ネット社会が確実に進んでいるようです。私としては、それに遅れそうで戸惑っています。
 
 校長  和 田 征 士 

 スチールイメージ 最終回

昨年度末に中学2年の国語の授業をスチールイメージという手法で実施された、次重文博先生と中田大成先生のお二人にお聞きした話を四回に分けて掲載してきました。最終回のまとめとしてお二人にコメントを寄せていただきました。お二人のコメントをもってまとめとします。               (五十嵐寛)

                  

今回行った「走れメロス」を扱った授業は、ドラマのスキルを生かしたものです。それが、「スチールイメージ」という手法を用いたものであり、また、ここでは詳しく紹介されていませんが、続けて行った「ホットシート」というものです。それは、登場人物であるメロスやセリヌンティウスやディオニス王になって、インタビューに答えてもらうというものです。例えば、ディオニス王に向かって「王様、山賊がメロスさんを襲ったのは王様の命令であったとメロスさんは言っていますが、それは本当ですか」などと問いかけると、王様になった生徒がそれに答えるといった具合です。それは、本来はその場で即興的に行われるやり取りですが、今回はそれをプリントにして行いました。
 「スチールイメージ」も「ホットシート」も、生徒がその瞬間、それぞれその登場人物になって動いたり、語ったりしますので、物語を外から眺めるのではなく、いわば物語の中を生きるようにして捉えることになります。そこに、「こころ」と「からだ」と「ことば」が結び付く体験が生まれるのではないかと企んだわけです。
 国語の授業にドラマのスキルを応用しようと思った背景は、実は私自身がドラマエデュケーションのワークショップに参加した際、非常におもしろかったという単純なものです。人はどうやら「意味」を求めずにはいられない生き物であり、「物語」や「ドラマ」を求めずにはいられない生き物です。今回の授業も発表を目的としたものではありません。人にうまく見せようとするのではなく、「物語」や「ドラマ」をめぐる活動自体が創造的なものであり、多様な「気づき」を含むものです。試みに行った今回の授業で、子どもたち自身が「おもしろい」と思える体験をしてくれているといいのだが、と願うような気持ちです。
                         (国語科 次重文博)


ポストモダン化・情報化の進展あるいは社会の成熟化に伴い、子供たちがどんどん‘動物化’(評論家東浩紀氏の用語/複雑な人間関係や社会関係抜きで、身体的な欲求を即座に求める傾向のこと)していく中で、その流れを不可避・不可逆的なものと認めながらもなんとかその流れに抗いながら(時にはそれを逆手にとりつつ)、なおかつもはや時代との適合性を失いつつあるフーコー的近代人(=所詮それは他律・大きな物語を内面化した主体・人間に過ぎない)に替わるオルタナティブとしての人間に子供たちを育て上げていく上で最も重要な概念は、‘気付き(awareness)’、それも身体的な次元の感受に裏打ちされた決して観念に回収されることのない気付きであると思います。今回の取り組みもそうした気付きを生徒たちに持たせるための一つの試みであるとご理解いただければ幸いです。
                         (国語科 中田大成)

 《 ホームページリニューアルに当たって 》

校長  和 田 征 士

もう少し早めにホームページをリニューアルして皆様にご挨拶が出来るものと思っておりましたが、心ならずもメッセージの発出が遅れました。
 ホームページは、ご覧戴く方が多様なニーズをお持ちであります。例えば、どういう学校か知りたい、学校では今どのようなことが進行しているのか、生徒の様子は、本校入試の状況は、大学入試の結果は、カリキュラムは、授業内容は、学校の沿革は、学校の特長は等等。
 また、立場がこれから本校を目指そうとしているのか、在校生か、或いは卒業生か等々。
 本校のホームページにたどり着いたとして、どうしたら早く得たい情報に到達できるか、本校の知恵を総動員して、このリニューアルを成し遂げました。その試行錯誤が、思いの外時間がかかりました。
 しかし、やっとここで公開できることになりました。
 最初にホームページを立ち上げたときよりは、呻吟の度合いが高かったことをしみじみ味わっています。

今までの「校長雑感」のページ

今までの「授業レポート」のページ

 校長室の窓から

ここでは校長をはじめ、学園を運営する立場から見た学園の様子を書いていきます。

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