2014年07月 アーカイブ

 イギリス海外研修 10日目

今日も、図書館での朝会から1日が始まりました。
(これまで図書館そのものについて言及する機会がありませんでしたが、大学ほどではないにせよ、蔵書のレベルが充実しています。入門レベルを遥かに超えたシェイクスピア関係の書籍が所狭しと大量に並んでいますし、レファレンスのコーナーには英語史研究において欠かすことのできない文献である、Oxford English Dictionary(OED)も備わっています。普通のレベルのイギリスの高校にはないはず…。)
毎日、引率教員が日本語で健康チェックをしたり連絡事項を伝えたあと、コーディネーターの明日香さんから英語で細かい点の確認がなされます。
皆、少しずつ疲れがたまってきているところですが、適度な緊張感と高い意識を持ちながら残された滞在時間を有意義に過ごしてほしいと願います。

今日も昨日に引き続き、午前・午後共にフルで授業を受けました。
スピーチは着実に完成に近づいており、今日はその練習に多くの時間が費やされました。
午前中は、5〜6人のグループになり、イギリス人の学生や授業担当の先生に見守られながら、一人一人、聴衆の前でスピーチをする練習をしました。
中には、英国人の学生とマンツーマンでアドバイスを受けている生徒もいました。
主にプレゼンスキルに関する助言をもらう中で、生徒の表情もより生き生きと、そして自信に満ちたものになってきました。2日後に迫った本番まで、練習に練習を重ね、悔いのない発表をしてほしい、と思いながら授業を見守りました。

放課後は、再びフェアウェルパーティーの練習を行いました。
歌は、今までの中で、一番良い出来だったように感じました。ここGreat Malvernで過ごすことができている感謝の気持ちが一人一人の歌声に乗り移っているのかもしれませんね。
歌の練習のあとは、小グループの出し物の準備・練習を行いました。各グループ、準備に余念がありません。いろいろな思いを伝えるつもりで、100パーセントのパフォーマンスができるといいですね。

引率教員は、昼休みに地元の歴史博物館を訪れました。この街の歴史がコンパクトに紹介されている貴重な建物です。数日前に食事をとったパブが200年の歴史を持つ建物であることが分かったり、この地域と関連のある中世の文献が紹介されていたりと、充分に魅力ある展示でした。もちろん、エルガーやモーガン・モーターズについての史料もありました。
展示を楽しむ一方で、このような歴史ある穏やかな街で学ぶことができている生徒達を心から羨ましく思いました。









 イギリス海外研修 9日目

これまでGreat Malvernで雨の日はなかったのですが、週末の天気が怪しくなってきました。
気温も先週に比べるとやや低くなっているので(週末の予想最高気温は18~19度)、体調管理に気を付けなければいけないタイミングです。

さて、今日も丸一日みっちりとレッスンを受けました。
生徒一人一人にはスピーチの下書きをするためのノートが与えられているのですが、何人かのノートを見せてもらうと、授業担当の先生の添削のあとがところどころに(人によってはびっしりと)書かれています。
belongは進行形にしない、といった文法・語法の観点や、離れているものを指し示す時にはthisを使わない、といったスタイリスティックな側面からのアドバイスに加えて、一つの文の中でどの語を強調するべきか、あるいはスピーチの中のどこで、どのようにジョークを挟むべきか、などのようなプレゼンの技術に関する具体的な助言ももらうことができていました。

午後は、建物の外へ。生徒は、ペアもしくは3人組を作り、お互いのスピーチを聴いてコメントをするように求められました。多くの生徒が、本番を意識し、大きなジェスチャーを交えながら立って練習を行っていました。中には、先生に個別に呼ばれて、先生の前でスピーチの練習をし、発音やプレゼンスキルについてのアドバイスを受けている生徒もいました。

授業が4時に終了したあとは、ホールでフェアウェルパーティーの出し物(今日は歌が中心でしたが)の練習を行いました。ついこの前到着したような気がしますが、今週金曜日には、もう、スピーチの本番、そしてパーティーが行われることになります。練習では、全体として、声がよく出ており、本番での現地の方々の反応が大いに楽しみです。それにしても、大きなホールで歌うのは気持ちいいですね!

引率教員2人は、放課後、Giles先生に誘われて、Waitrose内のカフェでイングリッシュ・ティー(Duchy Tea)を頂きました。1時間程の会話の中では、当然海城生のことも話題に上がりましたが、「皆、本当に素晴らしい生徒で、教えていて楽しい。」というお言葉を頂戴しました。Giles先生からは、先生が今お住まいになっているWales第二の都市であるSwanseaのことや、英国内の秘境の地、更にはスコットランドの方言や英国と英国連邦の国々の関係、などについていろいろと教えて頂きました。

Malvernは決して大都市ではありませんが、いろいろな国々から来た人が働いており、英語が1回では聞き取れないこともたまにあります。引率教員が今まで話した中では、スリランカ、インド、イタリアなどの出身者がいました。多少の訛りがあっても、皆さん、堂々と英語を話されているのがとても印象的です。

それでは、また。








気持ちいい日差しの中、スピーチの練習をしました。


パーティー会場のホール。歌声が美しく響きます。


久々の歌の練習。

 イギリス海外研修 8日目

今日は、ちょっとしたsurpriseがありました。
日曜日に誕生日を迎えたある海城生のために、Heather先生が大きなケーキを準備してくださったのです!
他のクラスで授業を受けていた海城生や現地の学生たちも、一旦授業をストップし、バースデーボーイが授業を受けている教室に入って行き、皆で誕生日を祝いました。
こんなlovelyな誕生日も、そうそうあることではないでしょう。Happy birthday!
イギリスでは、自分の誕生日に、職場に大きなケーキを持ち込んで、皆で食べる習慣もある、と明日香さんから伺いました。生徒たちはケーキからパワーをもらい、その後も集中して授業を受けることができていました。

さて、授業はいよいよ後半戦に突入です。ウォームアップとして週末にホストファミリーとどこに行き、何をしたかを皆の前で発表した後、スピーチの構成の仕方についての説明がありました。今日も午前中は各クラスに3人ずつの英国人の学生が来てくれ、語彙面や文法面で海城生の大きな助けとなってくれました。今日の段階で、スピーチの草稿をほぼ書き終えている生徒もいましたが、そのような生徒は、よりよいスピーチをするための具体的な方策(視覚効果やジェスチャーのタイミング)を考えていました。本番では、原則として何も見ずに発表を行うことになりますから、原稿を書いただけで満足していてはいけないのです。

午後は、先週の木曜日に引き続き、英国人学生との交流会が行われました。交流会の前半は、天気が良かったので、皆で外に出て、芝生の上で英国人学生に質問をしたり、日英の様々な違いについて語り合ったりしました。中には、授業担当の先生とマンツーマンでミニレッスンを受けている大変ラッキーな生徒もいました。

交流会の後半戦は、英国人と海城生混合で4〜5人のグループになり、Great Malvernの中心部まで歩き、英国人の学生に街をいろいろと案内してもらいました。この散策は、これまでこの街の中心部をじっくりと見る機会がなかった生徒たちにとって、自分達が学んでいる街について知ることができるまたとない機会となったようです。エルガーの銅像スポットに連れて行ってもらったり、郵便局の中を見せてもらったり、Waitroseという高級スーパーに案内してもらいお寿司を買ったり(そろそろ日本食が恋しくなってくるタイミングでしょうか)…と、皆思い思いの時間を過ごしました。

引率教員は、海城生がカレッジを去った後、今回海城生のホームステイを受け入れてくださっているご家庭のうち、二軒のお宅へ表敬訪問をしました。(ちなみにそのうちの一軒は、16世紀に建てられたお家だそうですから、シェイクスピア(1564-1616)が存命していた頃の建築物ということです。ただただ、驚くしかありません。)二軒のお宅では、ホストファミリーにショートインタビューを行いました。どちらのご家庭でも、海城生を受け入れることができて大変嬉しい、というお言葉を頂戴しました。異国の地から来た生徒をこんなに温かく迎えてくださり、本当に有り難い限りです。

最後に、Yes,Noの使い方について触れておきたいと思います。"You like cheese, don't you?"と尋ねられた時、チーズが好きならイエス、嫌いならノーと言う、これはまあ、簡単ですよね。ところが、"You don't like cheese, don't you?"に対してはどう応えるか、これがとっさには難しい。答えは好きならイエス、嫌いならノー、なのですが、先程の表敬訪問をしたファミリー宅のインタビューの中でも、このやりとりが誤解を生みそうだった、というコメントを、一人のホストファザーから頂きました。生徒達が全員集まるタイミングで尋ねてみると、これは大部分の生徒が今回直面している問題のようで、まあ、慣れるしかないのでしょうが、日本語の「はい、いいえ」を余り意識せずに、相手の言っていることが正しければ、"You're right." とか、"Correct."などのように応答すると、コミュニケーションが阻害されずに済むことになります。(このことは生徒にも既に伝えました。)

生徒達には、英語が日常的に話されている環境で過ごす一つ一つの瞬間を大切にしながら、残りのホームステイを存分に楽しんでほしいと思います。





Happy Birthday!!












イギリス人学生との交流会








イギリス人学生と一緒にショッピング


ホームステイ先の表敬訪問


16世紀に建てられた家を、直しながらお住まいになってるそうです。

 中1 山の家 第2隊

山の家第2隊が、7月23日(水)から26日(土)まで行なわれました。

第1隊に続き一時的な雨はありましたが、比較的天候は良く、全員が山頂までたどり着き、怪我もなく無事に下山することができました。

山頂での自信と喜びに満ちあふれた生徒の様子は今でも忘れられません。

また、オリエンテーリングでは各班長を中心に、地図を片手に周囲を気にしながら必死に取り組む姿が印象的でした。

この第2隊で「山の家」は終了しましたが、この経験を生かして、
2学期でも、学年目標である「話し合う・聴き合う・支え合う」を掲げて取り組んでほしいと思います。

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(中1 担任)

 イギリス海外研修 7日目

日曜日。生徒は、終日ホストファミリーと過ごします。
引率教員は、二人で電車に乗り、再び!ロンドンへと向かいました。
(Great Malvernからロンドンのパディントン駅までは3時間程、電車賃は往復で45ポンド。
日本円で8000円位でしょうか。これが果たして高いのかどうなのか…。ちなみにこの日は行き帰りとも乗り換えなしでした。)

簡単に1日の見学経路をご紹介しますと(せっかくですから全部書きます)、パディントン駅から地下鉄でタワーブリッジまで行き、塔の上からロンドンの景色を堪能。お決まりのフィッシュアンドチップスをほおばった後で、テムズ川の船に揺られながらエンバンクメントに到着。そこから徒歩(5分くらい)で世界各地から観光客が押し寄せるトラファルガースクエアに向かい、ナショナルギャラリー(当然のように無料なのが嬉しい)をしばし見学。そこから地下鉄を乗り継ぎ、「マイフェアレディー」の舞台としても有名なコヴェントガーデンでショッピングを楽しみました。コベントガーデンではPaul Smithのロンドン1号店を発見したり、無印良品のお店に入ったり…。大道芸人もたくさんいました。そこから徒歩でピカデリーへ向かい、いくつかのお店でショッピングを楽しんだ後、再び地下鉄に乗り、かの有名な"Abbey Road"へ(Abbey Roadという名前の通り、英国中にどれ位あるのかな?Great Malvernにもあります(笑))。ビートルズの真似をして撮影することを目的に、多くの観光客が来ていました。交通量もそれなりに多いところなので、気を付けないと車に轢かれそうになってしまいます。その後、シャーロックホームズ・ミュージアムの外観だけを見るために、ベイカーストリート(駅の名前でもあり、通りの名前でもあります。「名探偵コナン」のファンの高校生なら、名前を知っていますよね?)へ。近くには有名なマダムタッソーろう人形館もありました。その後、再び地下鉄でパディントン駅に戻った時には7時を過ぎていました。

大きな都市ですから、「地下鉄ちゃんと乗れるかな?」といった小学生的不安もあったのですが、表示やアナウンスメントなどを始め、全てが分かりやすく、大変快適に一日を過ごすことができました。道路に備え付けてある地図を見ていると、きちんとした身なりの人が「お困りですか?」と話しかけてきてくれたり、ナショナルギャラリーの前にはピンクのシャツを着た「チームロンドン」の人たちがいたりと、観光客が快く過ごせる努力がなされている都市だな、という印象を受けました。地下鉄とバス1日乗り放題券が9ポンドしないのも有り難いですね!さて、東京は観光客に対して優しい都市なのでしょうか?海外に来ると、そういうことを考えるきっかけもうまれます。

海城生30人は、それぞれホストファミリーにどこへ連れて行ってもらったのでしょうか。
今年は、ホストファミリーと丸一日一緒に過ごす機会は1回しかありませんから、ぜひ、いろんな話をしてほしいところです。

★海城生たちの日曜日の様子









★引率教員の日曜日の様子

Great Malvern駅


再びタワーブリッジへ。


昔はこのような蒸気機関で動かしていたようです(今は電気のようです)。


水上バスでエンバンクメントへ。


トラファルガー・スクエア。


コヴェント・ガーデンにあるPaul Smithロンドン1号店。


ベイカー・ストリートのシャーロック・ホームズ像。

 地学部 多摩川巡検

 地学部は7月27日(日)、化石の採集のため和泉多摩川駅近くの多摩川河川敷に行きました。連日の雨の影響で川の増水も懸念されましたが、無事採集を行うことができました。現地では二枚貝をはじめとした多くの化石を採集することができて、生徒たちも満足した様子でした。帰りは豪雨に見舞われる寸前で駅につくことができ、また、非常に暑い中での採集となりましたが、熱中症などもなく無事に終えられ、何よりでした。今回の巡検で得られた化石を用いた研究の発展が楽しみです。
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化石採集に参加した地学部員

 イギリス海外研修 6日目

英国の週末の新聞は大変分厚く、100ページ近くあります。
Giles先生と、休み時間に新聞記事について語り合う機会がありました。
その日のThe Timesに、I wish~のあとに続く動詞はwasか、それともwereか、
ということについて論じた記事が載っており、ことばに興味がある引率教員としては、
ぜひ、現地でイギリス人の先生の意見を聞いてみたかったのです。(高1はちょうど仮定法を習ったところですね!)
「両方正しいが、classによってはwereしか認めない人もいる。」というのが先生のご意見でした。
そこから話は広がって行き、アメリカニズム(米国語法)が増えている現状について
説明してくださいました。イギリスではWorcester is near Great Malvern.と言うのに対して、アメリカではnearのあとにtoを入れる傾向があり、同様に「この建物の外に」という場合、イギリス英語のoutside this buildingに対して米国ではoutside of this buildingのようにofを入れる傾向がある、とのこと。Great Malvernのような都会とは言えないような街でも、
アメリカ英語の語法で話す人が増えている、ということでした。Giles先生にとっては、
これらの前置詞は「実に耳障り」だとのこと。
それにしても、英国の学校で、英語の先生と、仮定法やアメリカニズムの流入について語り合えるなんて、夢のような話です。頑張って英語を勉強してきてよかったなあ…。

少し、趣味に走ってしまいました。では、生徒の様子を。
午前中は、木曜日に引き続いて英国人の学生が来てくれ、生徒の英語の添削などを
してくれました。生徒は、今日からプレゼンに向けた原稿を書き始めましたので、
英語の間違いがないかどうかチェックしたり、より良い表現を教えてくれたりしました。
first draftとは言え、プレゼンに向けた大事な第一歩ですので、海城生は熱心に取り組んでいました。授業中の英語でのコミュニケーションも、もう、問題ないように見受けられました。皆、よくやっています。

午後は、待ちに待ったフットボール大会!フィールドが、広い、広い!ホストファミリーもたくさん来てくれました。
海城のサッカー部の生徒2人が準備運動を先導したあと、
8つのチームに分かれ(現地の方と海城生の混合チームです)、ワールドカップの勝ち点方式で第一ラウンドを戦いました。(引率教員も通算で3ゴール決めました!)
全てのチームが勝ち点を獲得することができたので、大会全体をオーガナイズしてくださったHeather先生も安心(?)のご様子でした。
その後、第一ラウンドを勝ち上がった4チームで、準決勝、そして決勝が行われました。
どの試合も大変な盛り上がりを見せ、皆、大いに楽しめました。
優勝チームと準優勝チーム(runners-upという英語が聴き取れたでしょうか?)には、記念品も授与されました。
フットボール発祥の地でゴールを決めることができるなんて、最高の気分ですね!

気温は連日、摂氏25度前後(アメリカと違ってBBCのテレビの天気予報は摂氏の表示なので助かります)。朝晩と昼間の気温差が少し大きく感じることもあるものの、
素晴らしく快適な気候です。日本は連日猛暑日だと聞いています。皆様、お気をつけてお過ごしください。
生徒たちは、怪我や病気もせず、元気に過ごしています。
日曜日は、丸一日、ホストファミリーと過ごすことになります。こちらは夜10時過ぎまで明るいですから、今日に限って言えば、夜更かしを促すファミリーもあるようです(笑)。

では、また。



イングランドの広いピッチでフットボールをしました。


優勝チーム


準優勝チーム

 イギリス海外研修 5日目

金曜日。今日はロンドン旅行です。ロンドンの予想最高気温は、
BBCによると26度。上着は、まあ、要らないでしょう。でも、傘は必要。
"changeable"がキーワードですから…。

行きのバス、失礼、コーチでは、生徒一人ひとりに、これまでのホームステイに関するエピソードを英語でスピーチしてもらいました。様々な失敗エピソード、驚きエピソードが生まれているようで、30人全員がホームステイを満喫している様子が伝わってきます。

11時頃、ガイドの稲垣さん、そしてなんと!海城から現地の学校に留学している高1の生徒とも合流し、半日、ロンドン観光を楽しみました。
まずは、バッキンガム宮殿の前で衛兵交代を見学。時間が近づくつれ、人の数がどんどん増えていきます。実に、世界中の人々が見学に来ています。宮殿の前には国旗が掲げられていましたが、国旗だけが掲げられている時は女王がいない時だそうです。
セントジェイムズパークで昼食をとった後は、ウエストミンスター寺院(ディケンズやニュートンも埋葬されています)、ビッグベンを徒歩で見学。ビッグベンの前の広場には、
昨年鬼籍に入ったネルソンマンデラの銅像もありました。(像自体は、亡くなる前から存在しているとのことでしたが…。)
ロンドンアイはコーチの中でテムズ川の対岸から眺めることになりました。
ロンドン塔の付近では、タワーブリッジを背景に集合写真を撮りました。

大英博物館では、稲垣さんのガイドのもと、ロゼッタストーンを始め、
様々な展示物を見て楽しみました。5500年以上も前に死んだ男性のミイラも見ました。
「ミイラって英語で何だっけ?」と生徒に尋ねると、たちどころに"mummy!"という答えを返してくれました。リスニングの教材で学んだ単語とこういうところで出会えるのも楽しいものですね。mummificationなる単語にも出会いました。ギフトショップでは余り時間が
とれなかったのですが、多くの生徒が"British Museum"と書かれている手提げバッグを
手にしてショップを出てきます。実はこれ、有料だったのです。(2ポンド)
「お土産用にどうですか」と店員さんが尋ねてくるのに対して、何となく「イエス」
と答えてしまったとのこと。分からないのに適当に「イエス」を繰り返していると、
思わぬところで損をすることもありますよ。Be careful!

ピカデリーサーカスでは買い物を楽しみました。皆、思い思いの品、そして
お土産を買っていました。ロンドングッズは他の都市でも手に入るのですが、
「ロンドンで買う」ということ自体に価値があるのかもしれません。
引率教員が地下鉄の駅のトイレを使おうとすると、入り口のバーを押しても動かず、
中に入れません。近くにいた清掃員の方が、「50ペンスよ。」と教えてくれました。
そうでした、トイレには有料のものがあるのでした。でも、こんなところで
英語で会話できるのも楽しい経験だ、と前向きに捉えることにしましょう。
誰一人スリの被害に遭うこともなく、心地よい名残惜しさと共にロンドンを
後にすることができました。

帰りのコーチでは、ドライバーのお二人(Mike and Dave)に、感謝のしるしとして、
歌のプレゼントを差し上げました。(パーティーの練習も兼ねていた訳ですが…)お二人とも大変に喜んで頂きました。

さあ、今回は、ロンドン各所の写真をお楽しみください。What a lovely day!





バッキンガム宮殿にて、衛兵の交代パレード。


ロンドンに留学している高1の生徒と久々の再会!


ビッグ・ベンにて。


タワー・ブリッジにて。How changeable!!


大英博物館にて。ロゼッタストーン、本物です!






イングランドで発見されたジンジャー。


お土産もバッチリ買いましたよ!


帰りの車窓から。午後8時でようやく夕焼けです。

 イギリス海外研修 4日目

今日からグラスゴーでCommonwealth Gamesが始まりました。
英国連邦に属する国や地域の選手が一同に集まり、4年に1度、技を競い合います。
英国では、オリンピックに勝るとも劣らないほど注目されている一大イベントとのこと。
天気も良いようですから、まさにスポーツ日和といったところでしょうね。

さて、今日も丸一日レッスンを受ける日です。
午前中は、昨日に引き続き、9人の英国人学生が授業に加わってくれて、
海城生の会話相手になってくれました。

午後は、図書館に移動。更に多くの学生が来てくれ、交流会が行われました。海城生は二人一組になり、15のブースに分かれ、現地の学生に対して事前に準備していた質問を投げかけます。英国人の生の意見を入手できる貴重な機会です。

5,6分毎に英国人学生がブースからブースへと動いてくれるので、海城生はほぼすべての学生と話すことができます。短時間にこれだけ多くのネイティブスピーカー(それも同世代の)と
英語で話すなんて、日本ではまずできないことですから、生徒にはこの機会をフルに活かして欲しいところです。ここでリサーチしたことが、プレゼンテーションに活かされていくことでしょう。

最初は質問するのに苦労していた海城生も、インタビューを重ねていく中で、
少しずつ話すのに慣れていきました。日本にいる時にラジオ講座や単語集で学んだ単語や表現を、このように実際の場で使えるのは嬉しいことですね。Beth先生とも話題にしたのですが、ホストファミリーの中にはお子さんがいないご家庭もいらっしゃいますから、同世代の英国人と話すことは素晴らしい体験になったことでしょう。

インタビューの合間には、外でブレイクタイムをとりました。海城生が現地の学生にスナックや飲み物をすすめます。こういう何気ないところでちょっとした会話が交わせるのも、嬉しいですね。

今日来てくれた学生のほとんどは、また月曜日にも来てくれることになっています。

交流会自体は4時過ぎに終了しましたが、ホストファミリーが迎えに来る5時までは、
現地の学生と写真撮影をしたり、一緒にフットボールをしたりして楽しい時間を過ごしました。

皆、心身共に健康に過ごせています。




















やっとのことで、イギリス女子と写真が撮れました。

 イギリス海外研修 3日目

こちらの方は、"lovely"という形容詞をよく使います。
日本語だと「素敵な」位の意味なのでしょうが、日本だと「素敵」
という言葉、どちらかという女性が使う語だと思いますが、
"lovely"は、ゴツい男性でも使えます(笑)。今日もlovelyな一日になると
いいですね。

毎朝、図書館での朝会から1日の研修は始まります。
コーディネーターの明日香さんから、ステイ先で使える便利な
表現も教えてもらえるタイミングです。
嫌いなものを出された時は、"I hate it." でも通じるけれど、
"I'm afraid I'm not keen on this." のように言った方が礼を失することにならない、
といったアドバイスも頂きました。
今は通じるだけで精一杯、というところかもしれませんが、慣れてくるにつれて、
少しずつ配慮のある言い方もできるようになるといいですね。

さて、午前中は、英国人学生9人が授業に加わってくれました。
プレゼンテーションのテーマに関する英国人学生の意見を知ることができる貴重な
機会です。皆、積極的に彼らに質問をしていました。
学生も丁寧かつ辛抱強く海城生の質問に対応してくれ、ありがたい限りです。
生徒のテーマは、日英の住宅事情、宗教、英国王室と日本の皇室の比較、など多岐に渡っており、完成が楽しみです。

昼休みは、皆でフットボールをして楽しみました。(今回はサッカー部の生徒も
多いですね!)
体を動かすことで、夜もグッスリと眠れることでしょう。

午後は、更にプレゼンのプランを練り、図書館のコンピューターで
情報を収集。画像ばかり見ていたある海城生に対して、Beth先生から、
「写真や画像は単なるビジュアルエイド。一番大事なのは、何を
見せるかではなく、何を話すか、という点を忘れないように。」とのアドバイスが
飛びました。一つのクラスは10人という少人数であるため、先生方は生徒の活動一つ一つに
対して適切な助言を与えてくださいます。
(やっぱり語学は少人数で学ばないとな…、と思ってしまいます。)

5時にホストファミリーが車で迎えに来てくれましたが、
なかなか車の所まで行かない海城生が何人か。
聞いてみると、「何か二人で話してるから…。」
そろそろモジモジするのはやめましょう。ホストファミリーは君のことを待っているんです!

明日も楽しみながら授業を受けましょう!
(健康状態は、皆、良好です。)



朝礼の様子


Giles先生のクラスにて。


演歌好きの自己紹介。


英語で話すのにも少しずつ慣れてきました。


フィールドではクリケットをやっていました。観戦しながらのランチ。
ルールはわかったかな!?


ランチの後はフットボール!
イングランドでフットボールをするのもいい思い出です。




午後からはパソコンで調べながら、スピーチを考えました。


 中1 山の家 第1隊

7月19日から22日まで中学1年生「山の家」第1隊が行われました。
一時的な雨はあったものの天候にも恵まれ、登山に挑んだ生徒たちは全員登頂、元気な姿で下山することが出来ました。1人では実現困難な事も、大勢で互いに支え合うことで成し遂げられることを実感できたようです。自信に繋がったことでしょう。
また、オリエンテーリングでは互いに知恵を出し合い、楽しそうにチェクポイントを探す姿が印象的でした。
「山の家」は真の海城生になるための行事であり、一年生の彼らは大きな第一歩を踏み出すことが出来ました。しかし、これで完結したわけではありません。山の家で学んだことを海城での様々な場面で実践し続けることこそ意味があります。学年目標「聞き合う・話し合う・支え合う」を日々達成する努力を怠らず、研鑽に励んでほしいと思います。
(中 1 担任)

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登山の様子です。

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岩菅山山頂にて昼食。

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オリエンテーリングでは、地図、コンパスを片手にチェックポイントを探します。

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スイカ割りを楽しみました。

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その後は美味しく頂きました。

 イギリス海外研修 2日目

ロイヤルベビー、ジョージ王子の一歳の誕生日のニュースが新聞各紙を
賑わせる中、いよいよモーバンカレッジでの研修が本格的に始まりました。
モーバンカレッジは、ノーベル化学賞やノーベル経済学賞の受賞者も輩出している由緒ある学校です。
今日は、図書館まで先生方が生徒を迎えに来てくださいました。
Class AはHeather先生、Class BはBeth先生、そしてClass CがGiles先生です。
(Beth先生は15年間長野にお住まいだったらしく、時々日本のことも授業で言及なさっていました。)
最初は、生徒の自己紹介から授業が始まりました。授業でプレゼンテーションの話題が出てくるのは明日以降になりそうです。
生徒は概ね真剣かつ積極的に授業を受けることができ、先生方からもお褒めのお言葉を
頂戴しました。せっかく来たからには、いい意味で話題に上る生徒になってほしいものです。
今日は授業自体は60分だけ(30分×2)。授業の合間には、キャンパスツアーも行われ、広大なキャンパス内にある様々な施設を紹介して頂きました。本当に、広大な敷地です。
ツアーの最中、Giles先生が、Malvernという語の語源を説明してくださいました。
Malvernという語はウェールズ語が起源とのことで、英語で“bald hill”(禿げた丘)を
意味する2語から来ているそうです。確かによく見てみると、モーバンの丘は頂上付近は緑がうすく、はげかかっているのが分かります。Well put!
昼食後、モーバンの丘へ行き、20分ほど頂上まで歩きました。天気もよく、イングランドの典型的な田園風景を見渡すことができました。もちろん、ちょっとした運動にもなりました!
その後、我々は自動車メーカー、モーガンモーターズへ。車好きにはたまらない場所です。(今回の30人の中には大の車好きもいます。)
モーガンモーターズは、地元の新聞Malvern Gazetteで“the oldest privately owned car manufacturer in the world"と紹介されている通り、地元の人々が世界に誇る伝統的なメーカーです。「一つ一つを手作りで」がモットーで、今の場所で自動車の生産を始めてから先週でちょうど100年を迎えたとのことで、新聞では大きく取り上げられていました。
現地では実際に自動車を作る工程を見せて頂き、ラッキーなことに、「エンジンの音が聞きたい!」と言った一人の生徒が、運転席に乗せてもらい、エンジンをかけさせてもらうこともできました。
今日の最後は、「威風堂々」などで知られるエドワード・エルガー(逝去から今年でちょうど80年)の生家へ。字幕なしのエルガー紹介ビデオはきちんと理解できたでしょうか。
ベンチに座っているエルガーの銅像と写真を撮り、イングリッシュガーデンの美しさも我々の目を充分に楽しませてくれました。
毎日、生徒の健康チェックを実施していきますが、これまでのところ、皆元気に過ごしています。



朝の朝礼の様子。全員元気に登校できていました。




キャンパスツアー。










キャンパスツアー。




Morgan Motors創設者もモーバンカレッジの卒業生だそうです。








Daily Mailの一面はGeorge王子が1歳を迎えたという記事でした。






モーバンヒルにて。




Morgan Motorsの工場見学。




車体に使われるイングリッシュ・アッシュの木片をお土産に頂きました。




エンジン音を堪能する車好き。




「威風堂々」の作者エドワード・エルガーの生家を見学しました。








 イギリス海外研修 1日目

待ちに待ったイギリス海外研修が今年も始まりました。
この研修は、ホストファミリー宅でのホームステイを通じて、イギリスの多様な文化や風習に触れること、プレゼンテーション力を身に付けながら英語力を総合的に高めること、などを目的に行われています。
研修の舞台となるのはウスター州のグレートモーバンという土地です。ロンドンからはバスで3時間位西に向ったところに位置しています。

初日、羽田空港に9時に集合。
十数分前には、皆、揃うことができました。時間にうるさい引率教員としては、
嬉しい出だしです。校長先生、関係の先生方、そして保護者の皆さまにお見送りを受けて、
イギリスはロンドンのヒースロー空港へと旅立ちました。生徒諸君には、多くの方々のサポートがあってこの研修が成り立っていることを念頭に置いて、一つでも多くのことを身に付けて日本に帰国してほしいと思っています。

イギリスはこの時期、サマータイムを採用しているため、日本との時差はマイナス8時間。
ヒースロー空港には現地時間の3時半頃に到着しました。
早速、入国審査のエリアへ。生徒も緊張が高まってきます。
しかし、幸か不幸か(?)、「グループである」という旨を係りの方に引率教員から伝えると、生徒はフリーパス状態で通過させてもらうことができました。
日本で、そして機内で入国審査の練習を熱心に行っていた生徒達にとっては、
若干拍子抜けするロンドン入りだったと言えるかもしれません。
(引率教員としては、生徒が頑張って英語でやりとりしている姿を見たかったというのが本音ですが…)

さて、グレートモーバンへは、午後7時40分頃に到着。
8時30分から歓迎セレモニーが催されました。
生徒代表と、引率教員2人もスピーチでご挨拶。暖かく迎えて頂きました。
本校の校歌を生徒全員で披露し、拍手喝采を頂いた後、海城生とホストファミリーが一組ずつご対面。
引率教員が海城生の名前を呼び、その直後に現地の先生がホストファミリーの名前を
呼ぶ、という形式で、
さながら「ハリーポッター」の寮分けのような感じで、マッチアップが行われていきました。

これからの二週間、生徒諸君はどのように成長してくれるのでしょうか。
大いに楽しみです。

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羽田空港国際線ターミナルにて。
校長先生から激励のお言葉を頂きました。

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集合写真。

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ロンドン上空の様子。

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モーバン"コ"レッジに到着後、集合写真を撮りました。
イギリス英語ではコレッジと発音するんですね!

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ホストファミリーとの面会式にて。

 高1 キャリアガイダンス(極地探検家 山崎さんの講演会)

 7月18日(金)終業式の後,高校1年生はキャリアガイダンスの一環として,極地探検家の山崎哲秀さんに来ていただき,講演会を行いました.夏休みが明け,2学期に入れば文系・理系のコース選択があり,進路のことに悩む生徒も多くなっている中,社会で活躍されている方の話を聴くことで,何らかの影響や刺激を受けてもらおうという趣旨で行いました.
 講師の山崎さんは,進学校に通いながらも,大学進学への意味を見出せず,当時,たまたま出会った植村直己さんの本に影響を受け,冒険家を目指した方です.高校卒業とともに,新潟から京都への徒歩旅行やアマゾン川で筏下り,北極圏遠征など,思い立ったらすぐに自ら行動し,探検家への道を切り開いていかれました.講演では,そんな山崎さんの生涯を振り返っていただきながら,北極圏の自然や文化,生活,民族,そして環境問題など,極域から見えて来るような問題にも要所で触れていただきました.午後も,ご厚意で高1保護者や他学年の生徒,教職員などの希望者を対象に講演をしていただき, 大変,有意義な時間を過ごさせていただきました.どうもありがとうございました.
 大学進学が当たり前の海城生ですが,そもそもそこから自分を見つめた山崎さんの生き方,そして,積極的に行動し,失敗を重ねながら道を切り拓いていった真っ直ぐな生き方に耳を傾け,何かを感じ取ってくれた生徒がいたように思いました.質疑応答も活発で,終了後も質問にも列ができていました.高卒で探検家になったという海城生とはかけ離れた人生ですが,あんまり関係のない話だとする生徒もいるであろう中,そこから自分の人生を豊かにする何かを感じ取れるセンサーを持った生徒が一定数いると感じられ,これまで半年くらいかけて準備してきたことが報われる気持ちでした.この夏休みにすぐに役立たなくても,これからの人生に長い目で影響すると良いと思っています.
 
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講演会の様子. 人生のみならず北極圏の自然や文化,民族のお話も興味深いものでした.

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終了後も熱心に質問し,列を作る生徒.今は未熟だとしても,熱心に並んで質問し,素直に響いていく生徒の中に,将来,大きな活躍を期待できると感じます.

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山崎さんのプロジェクト.詳しくは以下のHPをご参照ください.
山崎哲秀−北極圏をテツがゆく−
http://www.eonet.ne.jp/~avangnaq/

 地学部 第38回全国高等学校総合文化祭参加推薦校壮行会に参加

 7月13日(日),東京都庁第一本庁舎で行われた第38回全国高等学校総合文化祭参加推薦校壮行会(第37回東京都高等学校文化祭総合開会式を兼ねる)に,地学部に所属する西尾真輝君(高2)が参加しました.壮行会では,東京都高等学校文化連盟会長より推薦状が公布され,その後,全国大会参加者への励ましの言葉をいただきました.
今後,西尾君は,7月28日から30日にかけて,つくば国際会議場で行われる全国高等学校総合文化祭自然科学部門に,自然科学部門 研究発表 地学部門の東京都代表として参加し,全国大会での上位入賞を目指します.健闘されることを願っています.

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*参照ページ
全国高等学校文化連盟:http://www.kobunren.or.jp/index.html
いばらき大会HP http://www.edu.pref.ibaraki.jp/soubun2014/

 地学部 日本地球惑星科学連合(JpGU)2014年大会に参加 佳作賞(68件中12〜27位)受賞

 4月28日から5月2日にかけてパシフィコ横浜にて,地球惑星科学関連の48学会が一手に集まる,日本地球惑星科学連合(JpGU)2014年大会が行われました.それに伴い,4月29日(祝)には「高校生によるポスター発表」が開催され,全国の高校生が日頃の研究成果を発表しました.毎年,参加している本校地学部では,今回は2件の研究発表を行いました.その結果,全国から集まった68件(42校)の中で,天文グループが佳作賞(12〜27位)に入りました.
 また,研究発表以外にも,一般公開セッションやトップレクチャーなど,第一線の研究者のお話や学会の様子を垣間見ることができました.その他にも,地球惑星科学関係の大学や研究所,企業などのブースもあり,楽しめたのではないでしょうか.この年に一回の経験を生かし,興味の湧いた分野を勉強するもよし,先輩に憧れて研究に打ち込むもよし,良い刺激を受けてくれればなと思います.

*研究発表内容
O04-P56 ◎廣木颯太朗,右田亜朗,古澤智彦,古賀悠人,金谷洋紀,石川航大,奥角碧,清水亮介「十種雲形の季節変化とその要因」
O04-P69 ◎西尾真輝,廣木颯太朗,右田亜朗,法兼祐泰,古賀悠人「エアロゾルが夜空の明るさに及ぼす影響〜新宿区での夜空の明るさ観測から探る〜」

*参照ページ
日本地球惑星科学連合HP:http://www.jpgu.org/
2014年大会HP:http://www.jpgu.org/meeting/index.htm
高校生セッション結果速報:http://www.jpgu.org/meeting/HSsokuhou.html

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会場前で記念撮影

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 1学期賞状授与式

本日は中・高ともに1学期終業式がアリーナでありました。式の前にはいつものように今学期活躍した個人・クラブへの賞状授与式が行われました。
各予選を勝ち抜いたいくつかの団体は、この夏本選・全国大会での更なる活躍が期待されます。

中学
○柔道部
 ☆第63回東京都中学校対抗柔道大会第2ブロック予選大会
  男子団体の部 優勝
  男子個人戦2部 優勝  第3位 2名 
  男子個人戦73kg級 第2位 
  男子個人戦50kg級 第3位 
○バスケットボール部
 ☆新宿区夏季大会 男子 第3位
  優秀選手賞 
○卓球部
 ☆新宿区中学校卓球選手権大会
  男子団体 第3位
○囲碁将棋部
 ☆文部科学大臣杯第10回小中学校将棋団体戦東京都予選中学校
  Aクラス 優勝  準優勝
  Bクラス 優勝 2チーム  

高校
○柔道部
 ☆第59回東京都高等学校総合体育大会
  兼 第63回全国高等学校総合体育大会柔道競技大会 東京都第3支部予選会
  男子団体の部 第3位
○地学部
 ☆日本地球惑星科学連合2014大会 佳作

(教頭 中田大成)

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<柔道部 団体優勝>

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<囲碁将棋部 Aクラス優勝>


 1学期 医学部小論文・面接講座特別企画「チーム医療の中で問われること〜本当の専門性とは何か〜」

 本校では、医学部への進学を希望する生徒たちを対象に「医学部小論文・面接講座」と題する講習を実施しています。医学部を受験する際に課される小論文試験や面接の対策を行うことはもちろん、医学に関する課題や最新のテーマに対する講義やディスカッションなどを通して、医療のあり方、医師という職業への理解を深めることを目的としています。


 1学期は「医者患者関係論」をテーマに全7回で実施されました。その第6回目は特別企画として、野口弘之さん(作業療法士・井之頭病院作業療法室統括部長)・曽根原純子さん(リエゾンナース・神戸大学医学部付属病院看護部メンタルヘルス室)・瀬野佳代さん(三恵病院看護副部長)のお三方を学外からのゲストとしてお招きしました。


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 まずはじめに、三名の方々から「チーム医療」と「専門性」をテーマにしたお話をうかがいました。


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 中学2年 理化学研究所を見学

 中学2年生の希望者30名は、7月10日(木)、日本有数の研究機関である理化学研究所(埼玉県和光市)を訪れました。昨年、一昨年同様、大変充実した内容の見学をさせていただくことができました。
 初めに展示事務棟を訪れ、113番元素の発見などこれまでの研究実績の展示を見るとともに、理化学研究所の概要や沿革を広報の担当の方からご説明いただきました。次に2班に分かれて、実際の研究室を見学させていただきました。一つは「超短パルス光を発生するフェムト秒レーザー装置の見学」、もう一つは「医工学に関する話と細胞培養室見学」という内容でした。最後に情報基盤センターで4Dシアターとスーパーコンピューター(RICC)を見学しました。
 大変密度の濃い内容で、刺激の多い時間になりました。「研究者」と呼ばれる人たちがどのように仕事を行っているのか、多少イメージを持てたことと思います。今回の参加者の中から、将来的にこのような研究施設で仕事をするような人が出てくれれることを願っています。 
 今回の見学会は応募者多数で抽選になってしまいましたが、理化学研究所では定期的に見学会を行っていますので、機会があればぜひ自分で探していってみてほしいと思います。(理科・中2学年引率教員)
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4Dシアターでは野球ボールのまわりの空気の流れなどを様々な角度から3次元的にみることができ、「おーっ」という声があがっていました。

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 中1水泳講習

天候が不安定な中で、この日は曇っていて蒸し暑いという絶好のプール日和。
山手線の内側にプール単体で存在するのは、とても贅沢な話です。
ということは、海城プールでのオススメは背泳ぎでしょう。空を見上げながら泳ぐ、
これこそ屋外プールの醍醐味です。
(下を向いて泳ぐと、屋内でも屋外でもさほど違わないですよね)

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時間までにきっちり全員が集合しています。
勉強ばかりしている子を、よく「もやしっ子」と言いますが、海城の生徒はほどよく日焼けしていまして
モヤシではありません。細いのは間違いないので、プリッツでしょうか。

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一番苦手な生徒たちは、まず顔を水に浸けて、中で息を吐き出す練習をします。
水上では吸うだけ、水中では吐くだけ。考えてみると、水泳は不自然な呼吸を強いられます。
勇気も必要なので、全員で手をつないで潜ります。

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次に苦手な生徒たちは、呼吸の部分は出来ているので、けのびをして浮く練習をします。

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一番泳ぎの達者な生徒たちは、平泳ぎでガンガン泳いでいます。
普段教室で見ているのとは別の姿が見られ、妙に感心してしまいます。

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中1鹿野

 生物部 北野の谷戸で「田植え」と「それまでの作業」

 報告が遅くなりましたが6月8日、生物部14名で埼玉県所沢市の北野の谷戸で田植えをしてきました。雨の中の田植えで大変でしたが、地元の方やボランティアの方々と協力しながら田植えをすることができました。田植えはちょっと植えて終わりというわけではなく、午前中はずっと田植えをしていました。最初は不慣れだった中学1年生も作業の終わりにはだいぶうまくなっていました。今年は5年目ということもあり、上級生はかなり手慣れたもので、新入生へも指導もしてくれ頼もしかったです。
 雨の中の作業はつらかったと思いますが、つらい思いをした分、秋の収穫の充実感は素晴らしいものになります。これからは収穫に向けて、暑い中での草取りになります。みんな頑張ろう!
(生物部顧問)

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田植え後の集合写真。雨の中、お疲れ様でした!


田植え前には水苗代つくりや田起こし、畦塗りの作業をしました。その作業についてはこの記事の続きをご覧ください。

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