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 俳句甲子園OBOG等派遣事業in東京に高1・7名が参加

 俳句甲子園をご存じでしょうか。愛媛県松山市(正岡子規・高浜虚子などの生誕の地)で毎年8月に開催されている、高校生を対象とした俳句コンクールのことです。
 この俳句甲子園の更なる普及を目指したワークショップが、4月27日(日)に、東京(本校)で開催されました。本校からは高1の7名が参加し、俳句の作り方や鑑賞ポイント、俳句甲子園出場に向けた準備の仕方などを俳句甲子園OBOGの方々から教えていただきました。
 ワークショップは、まず俳句の作り方として「取り合わせ」という技法をゲームを交えながら、学びました。他者との共感を作りながらも、いわゆる「ベタ(ありきたりの発想)」を避ける、このことの難しさと、そしておもしろさを生徒たちはそれぞれ感じていたようです。
 くじにより6人×8グループに分かれ、そのグループごとで昼食。自己紹介をすませた後、午後の練習試合の打ち合わせ。グループ毎に3句の俳句を選出し、その順番を決め、エントリーします。男子がただ1人のグループに配置された本校生徒もおり、日常とは違うお昼ご飯にやや戸惑う様がほほえましくもありました。
 午後に入り、実際に俳句甲子園の競技方式で練習試合を行いました。他校の生徒と協力しながら、勝利をつかむために一生懸命努力する様子が印象に残っています。

 ワークショップを終えた直後に参加生徒に感想を聞いたところ、「大変有意義な1日を過ごした」「すごく刺激を受けた」「参加して本当によかった」など充実した1日を過ごしたことを想像させるコメントを多く耳にしました。さらに全員が俳句甲子園にぜひ出場したいという強い願いを持っていることもわかりました。準備期間はあまりありませんが、6月に開催される東京都予選にまずは参加してみようと考えています。
                           (国語科)

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