(1) HTMLとは

HTMLとは

HTMLとは、ハイパー テキスト マークアップ ランゲージ(Hyper Text Markup Language)の略で、Webページを作成するための言語です。

ハイパーテキスト (hypertext) とは、複数の文書(テキスト)を相互に関連付け、結び付ける仕組みのことで、1965年にネルソンによって「テキストを超える」という意味から"hyper-"(~を超えた) "text"(文書)と名付けられました。

マークアップとは、コンテンツのはじめとおわりにタグとよばれるしるしをつけ、その部分に何らかの意味づけをすることを指します。

タグとは

タグとは、<>で挟んで指定し、テキストに見出し,段落,箇条書き,強調,リンク,画像,表など、さまざまな役割を持たせるための特殊な文字列のことです。

次の例では、<h1></h1>に挟まれたテキストに見出しという意味を与えています。


        <h1>見出し1</h1>
      

また、次の例では、<p></p>に挟まれたテキストに段落という意味を与えています。


        <p>段落のはじまり</p>
      

このようなタグを使って、コンピュータがそのページの構造を理解できるようにすることがHTMLの役割です。

(2) 実習の進め方

このHTML実習のサイトの使い方について説明します。

例文ブロック

次の背景のブロックは例文ブロックです。HTMLの書き方の例を示しています。
特に書き写す必要はありませんが、例文を読んで理解してください。


        この背景のブロックは例文ブロックです。
例文を読んで理解してください。
特に書き写す必要はありません。

実習ブロック(新規作成)

次の背景のブロックは、実習ブロックです。コードを書き写しながら理解してください。[新規作成]とある場合には、HTMLファイルを新規作成し、指定されたファイル名で保存してください。


        <!-- [新規作成] ファイル名.html -->
        この背景のブロックは実習ブロックです。
        自分のPCにファイルに、ここに記載されたコードを書き写しながら理解してください。

        ブロックのタイトルに[新規作成]とある場合は、HTMLファイルを新規作成し、
        指定されたファイル名で保存してください。
      

実習ブロック(編集)

[新規作成]がない場合には、既に作成してあるファイルを編集してください。


        <!-- ファイル名.html -->
        この背景のブロックは実習ブロックです。
        自分のPCにファイルに、ここに記載されたコードを書き写しながら理解してください。

        [新規作成]がない場合には、既に作成してあるファイルを編集してください。
      

実習ブロック(一部のみ記載)

ファイル名のあとに記述場所を指定されている場合は、指定された場所にコードを書き写してください。次の例では実習コード①の場所にコードを記述します。


        <!-- ファイル名.html > 実習コード① -->
        この背景のブロックは実習ブロックです。
        自分のPCにファイルに、ここに記載されたコードを書き写しながら理解してください。

        この場合は、既に作成してるHTMLファイルの実習コード①の場所に書き写してください。
      

なお、実習コード①の場所とは、テンプレートの中には次のように指示があります。


        <!-- ▼実習コード① ここから▼ -->


        <!-- ▲実習コード① ここまで▲ -->
      

(3) 実習の準備

実習ファイルの保存先

Finder書類フォルダの中に、HTML実習というフォルダを作成します。これ以降、このHTML実習では、このフォルダの中にファイルを作成していきます。

書類フォルダ内に新規フォルダ「HTML実習」を作成

このフォルダに保存したファイルは、自動的にはバックアップされません。何かあったときに備えて、OneDriveやGoogle Driveにも保存しておきましょう。

CotEditor

HTMLを編集するためには、CotEditorというアプリを使います。

CotEditorのインストール

※CotEditorが既にインストールされている場合は、この操作は不要です。自動的にインストールするようにしましたが、もしインストールされていなかったら下記の手順に従ってインストールしてください。

Self Serviceを開きCotEditorをインストールします。HTMLファイルのソースを編集するときには、このアプリを使用します。

Self ServiceからCotEditorをインストール

CotEditorの設定

CotEditorを開き、HTMLの編集をしやすくするための設定をします。

ウィンドウ右上のシンタックススタイルHTMLにします。シンタックススタイルとは、HTMLのタグなどに対して自動的に文字色をつける機能です。

シンタックススタイルの変更

メニューバーの[CotEditor][環境設定]を開き(コマンド+カンマ,)、「表示」または「外観」タブからフォントOsaka レギュラー 等幅に変更します。

フォントの変更
「Osaka レギュラー-等幅」がみつからない場合
  • Spotlight(コマンド⌘+スペース)を開き「Font Book.app」と入力する。
  • Font Book.appを開く。
  • 検索バーで「Osaka」と入力し、Osakaを探す。
  • 「ダウンロード」ボタンを押して、ダウンロードする。

設定編集タブから、インデント幅2スペースに変更します。

インデント幅の変更