校長のメッセージ  8 和田 征士 平成14年12月17日
  二学期の最後になりました。この校長メッセージは9月から月二回のペースで更新して参りました。平成14年は終わり、新しい年を迎えることになります。本校のホームページは昨年秋から開設いたしましたが、今年度9月から一層充実する方向で取り組んで参りました。継続してご購読下さりありがとうございました。
 ホームページの取り組みとしてはまだまだ不十分なところが多いと思っています。このホームページとは別に「メールマガジン」を出しております。本欄とともに、メールマガジンをご覧頂きますと、一層本校の実態がご理解頂けると思っております。申し込みアドレスはこのホームページ内に載せています。

《 スキー教室 》
 例年実施しています冬季休業中の「スキー教室」を今年も実施します。このスキー教室は歴史も長く今年38回目になり、人気がある行事の一つです。
 今年は、参加者193名、引率22名、補助として卒業生5名を加え、総数200余名で実施します。志賀高原の蓮池スキー場で12月25日から4泊5日で実施します。
 このスキー教室の特長は、スキーの実技指導を全て本校の先生方が行うことです。一人一人の滑走技術向上に向けて日頃から教科を教わっている先生から指導を受けることになります。生徒の性質を熟知した先生が当たることになりますから、きめ細かい指導が展開されることが期待できます。多くの学校がスキー教室は参加者が少なくなってきたために中止する傾向が強くなってきております。本校は参加者数も少なくならず、人気があるのは、上に挙げたような内容だからであると思っています。
 透き通った白銀の大自然の中で思う存分若いエネルギーを発散する事は、次からの取り組みの原動力になり、スキー教室が学力向上の原動力の役割を果たしているものと思っております。
 このスキー教室は、生徒が大勢で行くために、集団としての行動の中から、人間関係の結び方を自然な形で体得することになります。現代っ子の不得手なものの一つに、この人間関係の保ち方の不得手さを挙げる識者が多くいます。そうした面での成長が期待できる行事であると私は認識しています。
 中学1年生は、夏休みに全員参加の海の家合宿があり、このスキー教室、日頃の恵まれた体育施設での体育通常授業や活発なクラブ活動等をとおして、学習面とともに体力の面や、上に挙げた効果も期待できることから、心身の調和的発達を重視する本校教育の一環を成すものであります。

《 年末に当たって 》
 学校の年度でいうと中間段階ではありますが、ここで年が替わります。次の年には学校としても新たな気持ちで取り組みたいと考えています。本校の教育は、今、大変順調に進んでいます。順調ですから改革の必要はないという考え方もありますが、一層向上し、より充実した教育が行われるように改めればもっと向上するという観点に立ちたいと考えております。
 引き続きホームページや本欄をご覧頂きたいと願っております。
 皆様にとりまして、新しい年は素晴らしい年になりますよう祈念します。1月は8日の始業式から始まります。