2014年09月11日 アーカイブ

 競技かるた部活動報告〜その17〜

8月24日(日)、江戸川スポーツセンターにて、第101回職域学生かるた大会が行われました。
職域かるた大会というのはかるたの団体戦の大会です。競技かるたの大会は基本的には個人戦であり、団体戦による大きな大会は、中学生は中学選手権、高校生は高校選手権と高総文くらいしかないため、学生から社会人団体まで参加するこの職域大会は大変貴重な機会なのです。
海城かるた部は、中高合同チームで参加できる初めての大会ともあって、気合充分にこの大会に向けて練習を重ねてきました。

職域大会は、級別にA〜Dまでのリーグがあり、最初はD級からのスタートとなります。D級で優勝するとC級に昇級する仕組みで、今回D級は54の参加チームから、午前中の試合成績により24チームが残り、その24チームを6つのグループに分けてのトーナメント戦で、昇級を賭けて争います。
海城チームは午前中の試合で予選を通過、午後から新潟県庁チーム、東京農大第二高校チームとのトーナメント戦を勝ち抜いて、見事優勝いたしました。
団体戦メンバーは、高2伊藤悠祐(二段)を主将に、副将中3平山泰地(二段)、三将中3鈴木虎次郎(初段)、四将高1妹尾崇嗣(初段)、五将中3板垣慧治(初段)の五人で、決勝戦の対東京農大第二高校戦では、お互い二勝二敗の互角の中、勝利を託された高1妹尾が運命戦(互いに持ち札が一枚ずつになること)にまで持ち込み、なんと相手陣を抜いての三勝目をあげる(運命戦は自陣の札が出たほうが圧倒的に有利)など、素晴らしい戦いを見せてくれました。
今回C級リーグに昇級した海城は、来年三月に行われる職域かるた大会C級の部への切符を手に入れました。互いに切磋琢磨し、どんどん強くなっている海城かるた部、次の職域大会での活躍が今から楽しみです。

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 競技かるた部活動報告〜その16〜

8月2日、多摩市立武道館にて、第16回全国小倉百人一首かるた全国中学生選手権大会が行われ、海城中学かるた部からは、先日の予選大会によって選ばれた中三の平山泰地、板垣慧治の二名が東京都代表チームのメンバーとして参加しました。
東京都からは東京A、東京B、東京Cの3チームが参加し、平山は東京Bチームの副将、板垣は東京Cチームの主将という大役を任されて、初の団体戦に挑みました。
結果は、東京Cがベスト8、東京Bが準優勝、東京Aが優勝という、みごとな成績を残すことができました。
全体の結果は、
優勝 東京A
準優勝 東京B
三位 滋賀県
四位 栃木県
となりました。

板垣「初めての団体戦の大会で始めはどうすればいいかよくわかりませんでしたが、チームのみんなと助け合って最終的にはみんなで声かけをし合うことができてよかったです。
結果はベスト8でしたが、精一杯戦えたので良かったです。」

平山「大会中は勝ち続けるのにずっと必死でした。大会が終わった後になって、『最高に楽しかったなぁ』という実感がわいてきました。東京都代表の仲間達で一緒に戦うということがとても楽しかったのです。でも、それと同時に悔しさもわいてきました。準優勝は、とても嬉しいけどとても悔しい結果でした。今回の全国大会は、ぼくにとって本当にいい経験になりました。」

全国大会への参加は、海城かるた部初めての経験でしたが、板垣は主将として苦しい場面でもチームをよく支え、平山は決勝戦まで全勝という活躍で、改めて海城かるた部を末頼もしく思った次第です。
八月末には、これも初の試みとなる、高校中学合同チームでの職域団体戦大会に参加します。良い結果が残せるよう、ご期待ください。

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