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 イギリス海外研修 9日目

これまでGreat Malvernで雨の日はなかったのですが、週末の天気が怪しくなってきました。
気温も先週に比べるとやや低くなっているので(週末の予想最高気温は18~19度)、体調管理に気を付けなければいけないタイミングです。

さて、今日も丸一日みっちりとレッスンを受けました。
生徒一人一人にはスピーチの下書きをするためのノートが与えられているのですが、何人かのノートを見せてもらうと、授業担当の先生の添削のあとがところどころに(人によってはびっしりと)書かれています。
belongは進行形にしない、といった文法・語法の観点や、離れているものを指し示す時にはthisを使わない、といったスタイリスティックな側面からのアドバイスに加えて、一つの文の中でどの語を強調するべきか、あるいはスピーチの中のどこで、どのようにジョークを挟むべきか、などのようなプレゼンの技術に関する具体的な助言ももらうことができていました。

午後は、建物の外へ。生徒は、ペアもしくは3人組を作り、お互いのスピーチを聴いてコメントをするように求められました。多くの生徒が、本番を意識し、大きなジェスチャーを交えながら立って練習を行っていました。中には、先生に個別に呼ばれて、先生の前でスピーチの練習をし、発音やプレゼンスキルについてのアドバイスを受けている生徒もいました。

授業が4時に終了したあとは、ホールでフェアウェルパーティーの出し物(今日は歌が中心でしたが)の練習を行いました。ついこの前到着したような気がしますが、今週金曜日には、もう、スピーチの本番、そしてパーティーが行われることになります。練習では、全体として、声がよく出ており、本番での現地の方々の反応が大いに楽しみです。それにしても、大きなホールで歌うのは気持ちいいですね!

引率教員2人は、放課後、Giles先生に誘われて、Waitrose内のカフェでイングリッシュ・ティー(Duchy Tea)を頂きました。1時間程の会話の中では、当然海城生のことも話題に上がりましたが、「皆、本当に素晴らしい生徒で、教えていて楽しい。」というお言葉を頂戴しました。Giles先生からは、先生が今お住まいになっているWales第二の都市であるSwanseaのことや、英国内の秘境の地、更にはスコットランドの方言や英国と英国連邦の国々の関係、などについていろいろと教えて頂きました。

Malvernは決して大都市ではありませんが、いろいろな国々から来た人が働いており、英語が1回では聞き取れないこともたまにあります。引率教員が今まで話した中では、スリランカ、インド、イタリアなどの出身者がいました。多少の訛りがあっても、皆さん、堂々と英語を話されているのがとても印象的です。

それでは、また。








気持ちいい日差しの中、スピーチの練習をしました。


パーティー会場のホール。歌声が美しく響きます。


久々の歌の練習。

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