2014年06月07日 アーカイブ

 生物部 第37回日本土壌動物学会大会に参加

5月25日、生物部の中学生4名で駿河台大学飯能キャンパスで開催された第37回日本土壌動物学会大会でポスター発表をしてきました。昨年、彼らは土壌動物班を立ち上げ、ツルグレン装置などを用いて土壌動物の研究をしてきました。中学生の彼らにとっては初めてのPowerpointを用いてのポスター作りであり、様々な苦労がありました。また、中間考査後すぐの発表であったこともあり、準備はギリギリでしたが、なんとかポスターを完成して発表することができました。
 発表のタイトルは「管理方法が異なる雑木林における土壌動物相」。この研究は生物部が里山ボランティアを行っている北野の谷戸をフィールドにしたものです。ボランティア作業を行いながら見つけた研究テーマです。
 今回の発表で、研究者の方々から多くのアドバイスをいただきました。調査方法の改良すべき点も見つかりました。これからさらに研究を深めてもらいたいです。
(生物部顧問)
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 生物部 アライグマ生息調査に参加

 報告が遅くなりましたが、4月29日、埼玉県立飯能高校で開催されたアライグマの生息数調査の研修に生物部で参加してきました。埼玉県の高校を中心に10校程の教員や生徒が集まり、アライグマの生態や社寺の柱についた爪痕による生息の確認方法を学びました。アライグマは特定外来生物に指定されており、各地で増えて農作物や建物に被害を与えており、各地でどれくらいの数が生息しているのかが注目されています。今回の研修に参加した高校がそれぞれの地域でアライグマの生息調査をし、データを集めて埼玉県を中心としたアライグマの生息状況を明らかにしていく予定です。
 他校と連携した調査となります。それぞれがデータを持ち寄り議論をします。とても学びの多い調査になっていきそうです。
 早速ゴールデンウィークの休みを利用して、家の近くの社寺のアライグマの爪痕調査をしている生徒もいました。爪痕を調査するだけでなく、寺社の方々への聞き取り調査もあります。社会のレポートの取材で学んだことも生かしながら調査をしてほしいです。
(生物部顧問)

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研修では近くのお寺に行き、柱に残るアライグマの爪痕の調査を行いました。

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アライグマの爪痕。5本の爪痕が特徴です。

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 講習「ビブリオバトル〜知的な書評ゲームへの誘い〜」第4回

おすすめの一冊を持ち寄り、本の魅力を紹介し合う書評ゲーム「ビブリオバトル」。本講座は、このビブリオバトルを実際に体験してみたいと考えた3人の大人と11人の高校生が織りなすものである。
第3回ビブリオバトルの結果をここに報告する。

第3回
1、中島…「館島」(東川篤哉)
2、伊得…「変身」(フランツ・カフカ)
3、石崎…「民王」(池井戸潤)
4、佐原…「亜人」(桜井画門)
5、政次…「チーム」(堂場瞬一)
6、今西…「祝山」(加門七海)

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今回が前回までと違うのは、本の選定に、あるしばりがかかっていた点。今回のしばり(制約)は、タイトルが3文字以内の本であるということ。そのしばりの中、6人が今回選んできたのが上記6作品。偶然すべて小説(「亜人」は通の間で話題の漫画)となった。回を重ねるごとにそのプレゼン能力を上げてくるプレイヤーたち。一人一人のプレゼンに個性がみられるようになり、高いレベルの戦いとなった。激戦を制したのは、前回に続き連続参戦となった今西の「祝山」。怪談の名手、稲川淳二をリスペクトする彼が紹介する、「薄気味悪さ」がウリ(今西談)の本格ホラーが、見事チャンプ本に輝いた。

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☆第3回チャンプ本紹介
「祝山」…
ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。ネタが拾えれば、と軽い思いで肝試しのメンバーに会った鹿角。それが彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく…。著者加門七海の実体験を下敷きにした究極のリアルホラー。

国語科 本間(純)

 講習「ビブリオバトル〜知的な書評ゲームへの誘い〜」第3回

 おすすめの一冊を持ち寄り、本の魅力を紹介し合う書評ゲーム「ビブリオバトル」。本講座は、このビブリオバトルを実際に体験してみたいと考えた3人の大人と11人の高校生が織りなすものである。
 第2回ビブリオバトルの結果をここに報告する。

第2回
1、今西…「塩狩峠」(三浦綾子)
2、石崎…「ヤノマミ」(国分拓)
3、盛田…「長い長い殺人」(宮部みゆき)
4、小木曽…「永遠の出口」(森絵都)
5、栗原…「君に届け」(椎名軽穂)
6、中島…「夢にも思わない」(宮部みゆき)

 皆が小説で攻めてきた中(「君に届け」はベストセラーの漫画)、唯一ノンフィクションで勝負を挑んだ石崎が僅差の勝負を制した。担当教員の一人に「帰りに本屋でぜひ買って帰りたい」と言わしめる抜群のプレゼン能力が高く皆に評価された。

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☆第2回チャンプ本
「ヤノマミ」…
ヤノマミはアマゾンの熱帯雨林からオリノマ川にかけて広く居住している南米の先住民族の一部族。狩猟と採集を主な生活手段にしている。著者は、このヤノマミ族を紹介するドキュメンタリーを作ったプロデューサー。本書はその取材記録がベースになっている。彼らの生活を通し、我々が今生きる近代的な社会を相対化するきっかけにもなる名著である。

国語科 本間(純)

 中学将棋部 全国大会出場決める!

中学将棋部は、6月1日(日)に「文部科学大臣杯第10回小・中学校将棋団体戦 東京都大会」に出場してきました。今回は、Aクラスに2チーム、Bクラスに2チームがエントリーし、Aクラスは全国大会への出場権をかけての対戦となりました。結果、Aクラスに出場した2チームは、見事、優勝と準優勝を勝ち取り、優勝チームは全国大会への出場権を獲得しました。そしてBクラスに出場した2チームも、見事に優勝し、参加した全チームが表彰されるという快挙を成し遂げました。
暑い中の熱戦お疲れ様でした!全国大会での活躍も期待しています!
(将棋部顧問)

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〈優勝したAクラス参加チーム〉

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〈準優勝したAクラス参加チーム〉


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〈優勝したBクラス参加チーム1〉

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〈優勝したBクラス参加チーム2〉


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