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 理科 3学期講習 地球惑星科学特別講義

 3学期の講習で中1〜3の希望者を対象に「地球惑星科学特別講義」という講習を行いました.この講習は,中高の授業では扱うには少し難しい地学の内容について,より突っ込んで講義するものです.講義はできるだけ易しく話すようにしましたが,難しい内容もかなりあったと思います.ただ,自分のレベルあった授業を受けるのも良いですが,実際,背伸びして難しい講義を聞いてみることや掘り下げれば教科書ように単純にいかないことを知ることも,実はモチベーションや興味・関心につながるのではと思っています.皆さんの感想を読んでみると,より深い内容に触れられて良かった,わからないことが多かったが面白かったという意見もあり,それなりに意図していたこともできたかと思います.今後も,ブラッシュアップしていきたいと思います.
 

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講義の様子
 

******以下,講義内容と生徒への紹介文*******

*講義の意図・目的
 地球環境や資源・エネルギーの問題など,我々がこの地球で生きるためには地球規模の人類的課題と向き合わざるを得ません.また,東日本大震災後,自然災害への興味・関心も高まっています.このような状況において,今後,地球惑星科学を学ぶ意義は大きくなるでしょう.
この講習では,普段の授業ではゆっくりと話せない,より専門的な地球惑星科学の内容を扱い,大学初年度の教養程度のレベルを意識して少し踏み込んだ講義にするつもりです.授業よりも少し専門的な地球惑星科学分野に触れてみたいという動機があれば十分です.最先端のサイエンスは,物理,化学,生物,地学といった学校教育の枠にとらわれるものではなく,様々な知見を応用して進む,総合的なものであることを理解できると思います.また,将来,地球科学を専門としなくても,サイエンスの1つのものの見方やアプローチの方法を知る機会になってくれれば良いでしょう.このような動機から,以下のテーマで計画をしていますので,積極的な受講を期待しています.

*講習内容
第1回 地球の水循環を探る水文学〜見えない地下水と地下環境
 keywords:水循環,水資源,地下水,都市化,地球温暖化
第2回 地球環境の安定と暴走〜正と負のフィードバックから地球環境を考える
 keywords:暗い太陽のパラドックス,炭素循環,全球凍結,氷期―間氷期,ミランコビッチサイクル
第3回 極域科学から見えてくる地球〜独自の自然環境と地球環境の窓を持つ南極
 keywords:極地,地球環境の窓,オーロラ,生物,ドームふじ氷床掘削,古気候復元,雪氷
第4回 同位体の地球化学〜約23億年前の大酸化イベントはいつどのように起こったか
 keywords:大酸化イベント,硫黄同位体,質量分別,オスミウム,酸素濃度,光合成,真核生物

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