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  地学部 五日市巡検

 6月9日(日)地学部地質班は、中1の歓迎巡検も兼ねて五日市に化石を採集しに行きました。五日市は古生代から新生代までさまざまな時代の地層が分布していますが、今回は比較的新しい1500〜1600万年前(新生代第三紀)の地層から、「生きている化石」ともいわれるメタセコイアや、ブナなどの葉っぱの化石、二枚貝の化石などを採集しました。たくさん取れた生徒がいる一方、中1の大半が初めての化石掘りで、なかなかうまく採れない人もいました。しかしそれでも、先輩に教えられたり、化石を分けてもらったりして、十分楽しめたのではないでしょうか?「先生これは?」「こんなの出ました!」などという声があちこちから上がり、その嬉しそうな表情には採集の充実感が漂っていました。
 初めての巡検にしては割と長い距離を歩くことになってしまい、暑さも相まって途中バテていた人もいましたが、しっかり最後まで集中して取り組め、事故なく終えることができたのは何よりでした。

上級生5名、1年生19名が参加。今後の活躍に期待です。


はじめに地元の資料館を見学しました。入り口前に置いてある化石などを覗き込んでいます。



資料館の中の展示も真剣に見ていました。



一か所目のポイントでは葉っぱの化石を探しました。



二か所目のポイントはアユ釣りの人たちがたくさんいました。その横で化石採集。二枚貝ばかりで、スナモグリ、クモヒトデなどは出ませんでしたが、これはまた今度のお楽しみですね。

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