2013年06月08日 アーカイブ

 理科 生物部・地学部合同発表会

 6月8日の土曜日の午後,本校講堂で生物部・地学部合同発表会が行われました.プログラムは,以下の通りで,生物部から6件,地学部から3件の研究発表が行われました.学会や研究発表会で入賞するなどしている研究もあり,興味深い発表と会場からも活発な質問があり盛り上がりました.普段は,別々に活動する部活ですが,このような機会にお互いの研究を知って視野を広げるとともに,事象によっては共同研究できるようになってくれればと思います.また,この企画は,生物部員によって発案され,企画や運営も生徒が主体となって行われました.顧問一同,とてもうれしく思っており,是非,このような機会を継続させていってほしいと思います.

*発表プログラム
1. 生物部・虫班「埼玉県所沢市北野の谷戸の昆虫相〜水田・畑・雑木林の比較〜」
2. 地学部・水文班「降水量から地下水を予測する〜新宿区おとめ山公園での湧き水調査から〜」
3. 生物部・おとめ山班「おとめ山班活動報告」
4. 生物部・骨班「骨から見る生物のくらし」
5. 生物部・飼育班「海城生物部の飼育動物」
6. 生物部・鳥班「都内のスズメの巣場所について」
6. 地学部・天文班「SQMを用いた夜空の明るさの経時変化」
7. 地学部・地質班「石灰岩酸処理で抽出した微小腕足動物」
8. 生物部・田んぼ班「北野の谷戸での里山保全活動」

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発表風景(生物部)

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発表風景(地学部)

 地学部 第10回身近な水環境の全国一斉調査&落合崖線巡検

 6月2日の日曜日,地学部は,第10回身近な水環境の全国一斉調査に参加し,高田馬場付近の神田川とおとめ山公園の湧水の水質を調べました。この一斉調査は,みずとみどり研究会が主催となり,2004年から毎年6月に実施されてきました。水環境の保全や修復に関する市民の意識の高まりから,調査には一般市民や学校の児童・生徒などが参加し,全国の水質マップを作って実態を把握・比較し,水環境に関する理解と関心を高めてもらうことが目的です。調査地点の数は全国で約5000ヶ所程度にもなる大規模なもので,去年から本校地学部でも参加し始めました。
 また,当日は新入生の歓迎も兼ねて,神田川(高田馬場付近)とおとめ山公園の水環境調査をしながら,地形や水文学に関する案内をしました。午前中は,石神井川を調べている東京家政大附属女子中学校高等学校の理科部の生徒も同行し,お互いに交流しながら巡検を行いました。雨の予報だったのに,うまく晴れ間となり,風が心地よく過ごしやすい一日でした。お疲れさまでした。


身近な水環境の一斉調査HP:http://www.japan-mizumap.org/index.htm


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高田馬場付近の神田川での水質調査風景

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