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 地学部 生命の星・地球博物館見学

 3月22日、地学部は、神奈川県立生命の星・地球博物館に見学に訪れました。これは、地学オリンピック2次予選の勉強会として企画されたものです。

アンモナイトの密集した岩をつなぎあわせ、復元した地層に見入る生徒。アンモナイトだけでなく、ベレムナイトや二枚貝、巻貝などの化石も見られました。
     
         

   
   
 23日から25日に行われる2次予選に、本校からは中3から高2までの4名が進出しており(今回はこの4名以外に有志も参加しました)、そこでは岩石や化石の標本を同定する問題も出されます。そのために、このような博物館で実物を見ながら、頭に知識をインプットする。石の特徴を視覚で覚えていくのです。そういった作業を行うには残念ながら学校では充分でないことがしばしばです。もちろん、野外で勉強することが非常に有益であることは言わずもがなですが、時間が掛かってしまったり、回数を重ねなくてはならないという面もあります。ここで役立つのが博物館です。博物館は学芸員の先生やアマチュアの寄贈品からなる一級コレクションの集合であり、それが体系的に、わかりやすくまとめられている場所でもあります。実物による勉強が必要とされる地学という学問において必須の存在だと言えるでしょう。今回は地学オリンピックオリンピックの勉強という形でしたが、今後も部として博物館見学を行っていきたいと思います。

それぞれの生徒がお互いに得意分野を解説しながら周り、学習効果もさらに高かったのではないかと思います。



溶岩が冷えて収縮するときに岩体に柱状の節理ができたもの。こちらは本物とレプリカの混合です。



神奈川県立生命の星•地球博物館の前で集合写真

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