7月18日、トトロの森の保全活動を研究するため来日している台湾清華大学の学生が生物部にインタビューをしに学校まで来てくださいました。
台湾では、最近、初のナショナルトラストが行われ、自然環境の保全が注目されているようです。研究を進める中で、トトロの森で保全活動をしている海城生物部を知り、興味を持ってくださったようです。インタビューでは、トトロの森の保全活動をすることになったきっかけや保全活動の重要性などについて質問を受け、生徒たちは緊張しながらもしっかりと答えていました。
自分たちが行っている保全活動を海外の方が興味を持ってくださることを知り、彼らも良い刺激になったと思います。また、インタビューの後「もっと、伝えたいことがあった!」と言う生徒もいて、海外の方とのコミュニケーションをする能力の重要性を実感したようです。今回のインタビューでは、様々な刺激をいただくことができ、とても良い経験となりました。
<生物部顧問>

スタディホールにて記念写真。

インタビューに答える生徒。
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8月3日(金)から4日(土)にかけて,地学部の代表生徒2人が,岩手大学で行われた地学教育学会岩手大会のジュニアセッションで発表しました。
このセッションは,高校生以下の生徒・児童が地球に関することについて,観察・観測,実験など研究したことを発表できる場です。発表では,地学関係の先生や研究者が集まる中,普段の研究内容をしっかり発表し,アドバイスなども多く受けることが出来ました。研究した事をきちんとまとめて外部へ発表するという科学の大切なプロセスを経験できたのではないでしょうか。大学生レベルの事かもしれませんが,この経験を生かし,さらに研究に取り組んでほしいと思います。
また,今回の地学教育学会が岩手大学で行われるのは,大会テーマである「東日本大震災から地学教育は何を学ぶか」にも関わっています。生徒には,記念講演「平成の大津波と復興の課題」も聴いてもらい,震災についても考えてもらいました。
・地学教育学会ジュニアセッション発表内容
「都市部に現存する湧水の水質・流量の長期モニタリング」
○小野寺 祐樹,瀧下 恒星,片山 健太郎,清水 彬光,鈴木 智仁
「南沢湧水群・落合川における水質の季節変化」
○片山 健太郎,瀧下 恒星,小野寺 祐樹,清水 彬光,鈴木 智仁
地学教育学会HP
http://www.ichinomiya-h.aichi-c.ed.jp/index.html
地学教育学会岩手大会HP
http://www.ichinomiya-h.aichi-c.ed.jp/ssh/icoassh.html
地学部顧問

学会の会場となった岩手大学での記念写真
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8月3日(金)から4日(土)にかけて,地学部の代表生徒2人が,岩手大学で行われた地学教育学会岩手大会のジュニアセッションで発表しました。
1日目は,せっかく岩手県まで来たので,有名な龍泉洞を見学しました。龍泉洞は,雨水などで石灰岩が溶かされできた鍾乳洞で,日本三大鍾乳洞に数えられます。洞内にすむコウモリとともに国の天然記念物に指定されています。奥から湧き出す湧水はいくつかの地底湖を作り,公開されている第三地底湖は水深98mで世界有数の透明度を誇っている。洞口からは1100〜1500リットル/秒もの地下水が湧き,岩泉町の水道として利用されています。自然の雄大さも感じたでしょうか。
夜は,明日の発表に向けて,ホテルで練習と確認をしました。
地学部顧問

龍泉洞の第一地底湖(水深35m)
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