7月14日,15日と2日間にかけて,地元の方々で作る「落合蛍を育てる会」主催の「ほたる観賞の夕べと夜のおとめ山公園」が行われました。この催しは,夜のおとめ山公園を解放し,地域の方々におとめ山公園で育てた蛍を観賞してもらうイベントです。
普段,おとめ山公園で調査を行っている生物部と地学部の部員は,毎年恒例で参加しており,日頃の研究内容を地元の方々にパネルやパンフレットなどで説明しました。興味を持たれる方も多く,熱心な質問と回答が飛びかいました。自分たちの研究の意義や目的を,より具体的に感じたのではないでしょうか。また,初めての生徒や説明をする以外の生徒は,公園利用に関するアンケート調査を行ったり,会場の交通整理を手伝ったりと積極的に行動してくれました。

観賞会の始まる前からポスターによる説明を開始しました。早速,順番の待ち時間に多くの人がポスターを見に来てくれました。関心の高さが伺えます。
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7月14日(土)から15日(日)にかけて,地学部の天文班の代表者二人が,愛知県のハートピア安八で行われた「平成24年度一宮高等学校コアSSH合同研修会」に参加しました。
今年度より地学部の天文班では,愛知県立一宮高校が取り組んでいるコアSSH「小・中・高校と天文台との連携による光害研究と小中高校生の科学的資質の育成」の連携校になりました。この取り組みは,各地の夜空の明るさを継続的に調べ,「光害」を研究するもので,地学部では,日本有数の都市である新宿区の観測点として観測・研究を開始したいと考えています。
14日の午後,この研究に関する合同研修会が始まり,すでに連携してきた学校と新規参加の学校とが集まりました。この日は,観測に使用する機材の使用や設置の方法,昨年度から参加している学校により取り組み発表,交流会が行われ,夜には天文台の見学が行われました。15日には,さらに,星空公団の方による研修と観測連携に関する活発な議論が行われました。他の地学部の部員や先生方とも幅広く交流することができ,1泊2日の濃密な研修となりました。
今後,地学部でも夜空の明るさの研究を本格的に開始したいと思います。
参考:
愛知県立一宮高等学校
http://www.ichinomiya-h.aichi-c.ed.jp/index.html
コアSSH「小・中・高校と天文台の連携による光害研究と小中高校生の科学的資質の育成」
http://www.ichinomiya-h.aichi-c.ed.jp/ssh/icoassh.html
星空公団 http://www.kodan.jp/
(地学部顧問)

去年度からの連携校による研究発表。これは横浜サイエンスフロンティア高校の発表です。この発表会では,一宮高校の地学部生徒が司会進行の中心を行っており,積極的で素晴らしいと感じました。
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