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 理科・SPP講座「霧ケ峰・諏訪湖のフィールドワーク」2日目

 2日目(23日)は,朝から強く雨が降っていたため,昨日,教員が撮影した写真を元に,図鑑等を用いて,それぞれ分類と同定を行いながら,少し様子を見ました。雨が弱まってきて,9時半から予定コースを縮小して,車山周辺から霧ケ峰自然保護センターまでを散策しました。途中,基本的な植物の同定を行ったり,地形図と照らし合わせながら地形と植生の関係を考えたたり,沢の水の簡易水質を調べてみたりしてみました。
 午後は,まず霧ケ峰自然保護センターにおいて,職員の方々に「霧ケ峰の自然環境の保全」というテーマで講義をしていただきました。内容は,霧ケ峰の自然に対し,昔の人が生活のための草刈り場として関わってきたことから始まり,現在,保全活動として関わってきている現状まで説明していただきました。その後,野外に出かけ,保全活動の1つの実例として,実際にセンター周辺から車山にあるシカ柵(人間と自然とのかかわりで様々な問題がある柵)を見て回り,実物を前にして,複雑な現状をお話しいただきました。
 2日目の夜のミーティングは,霧ケ峰でのフィールドワークを振り返りました。特に,最終的にまとめる予定の霧ケ峰班が中心となり発表が行われました。見られた植物の写真をパソコンのスライドにまとめ,説明した後,自然と人間の関わりの1つの例として,シカ柵や自然と人間の関係について考える意見がたくさん出ました。

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天候の回復を待ち,植物の分類を復習しました。

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雨が上がったので散策へ。途中の,沢の水の簡易水質を測定しました。

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植生の違いについて,要所で生物教員より説明がありました。

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散策風景。さっきと植生が違います。年間200日程度,霧が出る霧ケ峰だけあって,こういう天気がある意味,普通です。雨男がいるわけではないでしょう。

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霧ケ峰自然保護センターでの「霧ケ峰の自然環境の保全」の講義風景

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講義中に回して下さったニホンジカとカモシカの足を触ってみる生徒

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霧ケ峰の高原で記念写真。

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夜のミーティング風景。今日は自然と人間に関して,熱い意見交換となりました。感心しました。

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