2010年09月 アーカイブ

 119th 海城祭

 9月18日(土)・19日(日)の二日間,海城祭が行われます。
 
 今日は朝から海城祭準備ということで,実行委員の生徒が中心となって慌しく動いています。昨日は雨で,気温も低く準備もままならなかったようですが,今日は天候も回復し,十分準備にかかれると思います。
 
 今年の海城祭は「We are the World ! 〜生まれるものは無限大」というテーマで,海城生が互いの力をあわせて作り上げることで「無限大」の意味を持った海城祭が出来上がり,また,それをご来校いただいたお客様にじっくりと見てほしいという思いが詰まっています。
 
 119回目の海城祭,ぜひ,ご来校ください。
 
                       <教頭 茂木 雅之>
 
 



海城祭のパンフレット


 「Sand for Students 砂から見える地球の歴史」に地学部が参加

 8月10日(火)と12日(木)に、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が主催する「Sand for Students」に本校地学部が参加させていただきました。
 
 「Sand for Students」は,文部科学省とアメリカ国立科学財団が主導する統合国際深海掘削計画(IODP)のアウトリーチ活動として,地球深部探査船「ちきゅう」を運用する海洋研究開発機構が(JAMSTEC)実施している参加型プログラムです。東京での実施例はまだなく,今回,普段から調査をしている多摩川を対象に,海洋研究開発機構に実習をお願いしました。10日に多摩川(二子新地駅周辺)へ出かけ,川原のレキの同定方法,砂や砂の中の重鉱物を採集しました。
 
 その後,12日には,実体および偏光顕微鏡を用いて試料を観察し,どんな種類の鉱物が含まれているかなどを観察しました。
 
 さらに,このような方法で砂からどのようなことが分かるのか,また深海掘削の話などを,JAMSTECのIODP推進・科学支援室 小俣珠乃博士に講義していただきました。砂を詳細に分析することで,色々な地球科学の知見が得られることがわかったのではないでしょうか。
                               地学部顧問 


まずは川原のレキの種類を観察中
 

重鉱物を集めるため,椀(わん)がけをしていす。


軽い鉱物は椀がけで流れ,重い鉱物が残ります。


多摩川の川原で記念撮影


実体および偏光顕微鏡で多摩川の砂を観察中


講師の先生による堆積物や海底掘削の講義


多摩川の砂に含まれていた鉱物(一番左のピンク色のものはガーネットです) 


参考HP
参加型アウトリーチプログラム Sand for Students 砂から見える地球の歴史
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/sand/ja/index.html

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