2010年08月 アーカイブ

 生物部員2名がメダル獲得!

 
 日本生物学オリンピック「生物チャレンジ2010」第二次試験

    生物部員2名が,銀メダル,銅メダルを獲得。

 
 8月19日(木)〜22日(日),筑波大学にて日本生物学オリンピック「生物チャレンジ2010」第二次試験が行われました。
 
 本校からは,高校3年の生物部員,冨永雄介君と田沼欣樹君が参加,まず7月18日(日)の1次試験(筆記試験)を2名ともパスし(受験者約2200名のうちの78名のみが二次試験に進出),3泊4日の二次試験(実験試験)に臨みました。その結果,冨永君が銀メダル,田沼君が銅メダルを獲得しました。なお,78名のうち,上位10名が金メダル,以下銀メダル10名,銅メダル20名だそうです。
 
 生物学オリンピック向けの対策を全くしていなかった2名ですが,生物学の知識が豊富な上に,これまでの生物部での活動で,基本的な実験器具の扱いや生物学的な考え方に慣れていたことがメダル獲得につながったのかもしれません。
 おめでとう!
 
                     <生物部顧問>
 

 



 



 

受賞者の声
 
 冨永雄介君(銀メダル)
 「生物好きの仲間と出会えたので,この大会に出ることができて本当に良かったです。」
 
 田沼欣樹君(銅メダル)
 「実験試験は,これまで使ったことのないような器具も使い,自分の実験結果から考察し答えを導き出す形式でした。今までにない体験ができました。」

 
 

 防犯演劇ワークショップ

 
 7月17日と23日に、講師として「あんぜんファンフェアーズ」というユニットで活動されている、武田信彦さん、田野邦彦さん、わたなべなおこさんをお招きし、演劇的な手法を用いて体験的に防犯について学ぶ「防犯演劇ワークショップ」を主に中学2年生、3年生の希望者を対象に開催しました。このワークショップは1学期に中学2年生で行った、演劇的な手法を用いた「コミュニケーション授業」の延長上で企画したものです。
 「あんぜんファンフェアーズ」は、防犯活動の専門家の方と、演出家・ワークショップデザイナーの方が集まったユニットで、「安全のためのワークショップ」を開発されています。先日、小学生や親子を対象にした体験型の安全教室「あんぜんパワーアップセミナー」で、第4回キッズデザイン賞を受賞されました。

 




 




 




 




 



 

 参加した生徒の感想です。
 
 「防犯に必要なことを楽しく学ぶことができた。」
 
 「護身術を覚えることができて面白かったし、まずはその技を使わなくてすむよう危険に出会わないように心がけるべきという考え方にも納得がいった」
 
 「自分の身を守るためにも、他人とうまくコミュニケーションをとる必要があるということが理解できた」
 
 「実際に体を動かしながら勉強できたので、またこういう活動をやってみたい」
 
 活動の中には、街で実際に起こりうる「危険」から逃れるための行動を、そのような場面を想定した演劇を作りながら学ぶようなものがありました。この点については、次のような感想がありました。
 
 「劇でやってみることで、実際に街でトラブルになりそうになった時に、どういう気持ちになるのか想像できた」
 
 演劇を使って擬似的に危機を経験することによって、生徒たちが実際の現場を想像することができたのは大きな意味があると考えました。
 
 「劇ではうまく危険から逃れられたけれど、もし本当にトラブルに巻き込まれたらうまくできるか不安にもなった」
 
 このように、実際にそのよう状況に遭遇してしまったら「うまく対処できないかも」と「不安」に思う経験は、日常的な防犯意識の高まりにつながるように思いました。そのような思いを想像すること自体に意味があると考えます。
 
 教員にとってもいろいろと勉強になった2日間でした。「あんぜんファンフェアーズ」のみなさん、本当にありがとうございました。
 
 追記 「あんぜんファンフェアーズ」のみなさんのブログで、今回の授業を取り上げていただいています。http://maruta.be/anzenfunfairs/21
 
<担当 中村 陽一>
 
 

 中学2年生 コミュニケーション授業3

 
 大変遅くなりました。今年度「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業」の一環として、講師に俳優・ワークショップファシリテーターのすずきこーたさんをお招きして行った「コミュニケーション授業」。その第3回の様子をお知らせします。
 
 第3回目では、前回書いた「聴き書き」をもとにして演劇の場面を作り発表しました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初めての試みでしたが、生徒たちにとって非常に大きな経験となったようです。
 最後になりましたが、講師のすずきこーたさん、お話をうかがわせていただいた方々に、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

                      <担当 中村 陽一>
 
 


 高校イギリス研修11


 7月19日に出発した「イギリス研修」ですが,今日8月2日に無事帰国しました。研修中,現地でお世話になったホルツ明日香さんから最終日の報告と写真が送られてきました。
 
 現地での明日香さんの存在は,参加した生徒たち(海城boys)にとって、とても心強かったのではないかと思います。もちろん,引率の本間先生・渡邊先生にとってもでしょう。
 
 明日香さんからの最終日の報告と写真をアップします。
 
                       <教頭 茂木 雅之>
 


モーバン8月1日。
 
 とうとうモーバンを去る日になってしまいました。
 
 朝7:30発と早い時間でしたが、ホストファミリーの皆さんにお見送りして頂きました。みんな、名残惜しそうにそれぞれのファミリーとサヨナラを言っていたのが印象的でした。
 
 バスに乗っても「あ、うちのファミリーこっちだ!」と反対側の窓に顔をつけて手を振るみんな。ホストファミリーの皆さんもバスが視界から消えるまで手を振って見送ってくれて、私も目頭が熱くなってきました。
 
 滞在中ホストファミリーからは毎日、「礼儀正しく、素晴らしいボーイズ」というコメントを沢山頂き、ホームステイ斡旋のジェーンさんも私もまるで我子を誇る気分でした。
 
 ヒースローに直行し、チェックインをして、私も皆とお別れでした。
 
 今年も海城Boysと楽しい2週間を過ごさせて頂き本当にありがとうございました。みんなの顔とキャラクターが分かり始めた頃のお別れはとても残念です。
 ヒースローへ向かう途中、日本の何が一番恋しい?と、皆に聞いたら・・・ごはん、御寿司、ラーメン、餃子、お風呂などなど・・・(私が普段恋しいものと一緒!)帰国後たっぷり楽しんでくださいね!!
 
 渡辺先生、本間先生、本当におつかれさまでした!
 
 みなさんのこれからの将来が、光り輝く素晴らしいものであることを心からお祈りいたします。
 
                          明日香
 

 

 

 

 

 
 


 海の家最終日(2010)

 8月2日(月) 天気:曇時々晴
         気温:29℃
今日は陽射しが弱く風があり過ごしやすいです。
いよいよ海の家の最終日となりました。
生徒は12:30頃に富浦寮を出発しました。
最終日の今日は磯観察を行い、水泳とは別に
海の勉強をしました。満潮時にあたった為にシュ
ノーケリング中心で、カニ取りに気合いを入れて
いた生徒もいました。

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 海の家12日目(2010)

 8月1日(日)  天気:晴れ
          気温:33℃
今日は今年度最後の遠泳が行われました。天気と海の条件に恵まれ
全員が完泳する事が出来ました。大・小遠泳ともに遅れた生徒が出
ましたが、諦める事なく泳ぎきりました。その姿はとても感動的で
した。練習では弱い面を見せましたが、本場はガッチリやってのけ
ました。
生徒は凄く可能性を秘めていますね。やれば出来る!何事にも強気
で頑張って欲しいです。

大遠泳:64名 1時間20分
小遠泳:19名    40分

遠泳に向かう生徒達。

大遠泳のスタート直後です。手前で小遠泳のメンバーが応援。
 

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 高校イギリス研修10

 
 昨日すべてのプログラムが終了しました。今日は、ホストファミリーと過ごせる最後の日ということになります。別れを惜しみつつ、楽しい1日になってくれればと思っています。
 
 それではイギリス海外研修最後のご報告です。
 
十二日目 七月三十日(金)
 
 9時からいつも通り授業開始。正装であることを除けば、いつもと同じ感じです。本番を控えている緊張感というものも特になさそうで、リラックスした雰囲気で授業は進んでいました。
 
 12時で授業終了。モーバンでの授業がすべて終了したということです。後は本番のスピーチを待つばかり。ホストファミリーを前にしてスピーチを行うため、スピーチは皆さんが集まれる17時からのスタートとなっています。
 
 ここから16時30分まで長〜い自由時間です。ひたすらスピーチの練習をコンビで繰り返す者たち、もう余裕とばかりに外でサッカー・バスケに興じる者たち、街へショッピングへ繰り出す者たち、などなど。緊張の本番前をそれぞれに過ごしていました。
 
 16時30分、再集合。スピーチをする教室の設営、さよならパーティの準備、みんなで協力です。さよならパーティの出し物の練習もちょぴっとやって、さあいざ本番です。
 
 17時、スピーチ開始。グループA〜Dがそれぞれ教室に分かれて、同時進行で行われました。ホストファミリーが見守る中、スピーチがスタートします。彼らに与えられた時間は5分。その時間をフルに使いながら、素晴らしい発表が続きます。「日英の教育制度・教育環境の比較論」、「日英食文化の相違」、「日英の子どもの遊び比較」、などその内容はバラエティに富んだものです。内容もさることながら、驚かされたのが、彼らのプレゼン能力の高さでした。冒頭に必ず自分オリジナルのエピソードを差し挟んで、場を和ませてから、一気に自分の主張に入ったり、時に聴衆に質問を投げかけたり、と聴いてもらっている人を強く意識したスピーチは、例外なくすべてが素晴らしいものでした。ボクたちは、普段の彼らを知っているだけに、「この子がこんなに立派になって・・・(涙)」とちょっと感動の瞬間でもありました。みんな本当によく頑張りました。素敵なスピーチを聴かせてくれて本当にありがとう。

 




 



 


 18時15分、ホストファミリーと大ホールへ移動。修了式及びさよならパーティの開始です。ここは初日に対面式を行った場所です。時が経つのは早いもので・・・。
 
 まずは修了式から。グループAから順に名前が呼ばれ、一人一人が登壇し、担当の先生から修了証と成績が渡されます。壇上に上がってくる生徒一人一人の充実した顔がとても印象的でした。続いて生徒代表・先生代表それぞれからモーバンの皆さんへ感謝のスピーチが。代表の生徒のスピーチは実に見事でした。拍手喝さい。素晴らしかった。そして先生の方は・・・別の意味で湧いてましたね、海城boysが(苦笑)。あれが精一杯です (謝)。
 
 修了式が終わり、そのままさよならパーティへ。司会役の生徒の軽快な司会のもと、用意していた出し物を一つ一つ披露していきます。「ふるさと(英語詞バージョンです)」、“Let it Be”、そして「校歌」と3連発。たくさんの拍手をいただきました。そして渡英してから追加された演目、生徒有志によるクラリネットとピアノによる合奏、そして最後は生徒のクラリネット・ピアノ、そして明日香さん(ボーカル)によるアンジェラ・アキの「手紙」。日本語のわからないホストファミリーの方たちも、その歌声に聴き入っていました。
 
 濃密な時間を過ごし、生徒たちはそのままホストファミリーと一緒に帰宅です。

 




 




 




 

十三日目 七月三一日(土)
 
 冒頭お知らせしたように、今日は終日ホストファミリーと各自過ごす日です。楽しい想い出の最後の一ページとなります。明日みんなから話を聞くのが今から楽しみです。
 
☆☆さいごに☆☆
 
 ※☆☆今日の一品のコーナー☆☆は前回で終了です・・・。
 
 いよいよ明日帰国となります。この研修を支えてくれたすべての人たちに感謝しています。モーバンの人たちは本当に気さくでやさしい人ばかりでした。4人の先生方は気持ちのあったかい先生たちでした。そして滞在中海城boysはもちろんのこと、ボクたちの面倒も見てくださった明日香さんには特に感謝しています。明日香さんなしではこの研修はありえなかったと言うのがボクたちの偽らざる気持ちです。
 
 生徒たちは確実に男ぶりをあげて帰国します。日々一緒にいて、彼らの成長は目をみはるものがありました。ご家族の皆さん、息子さんの成長ぶりを楽しみにしていてください。
 
 帰国します。
 
                    <引率教諭 本間・渡邊>
 

 


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