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 海城OBによる生物科学講演会

 
 去る3月20日に,本校OBを4名お招きし,生物科学講演会を開催しました。大学院生として最前線で研究しているOBがわかりやすく生物科学の最前線を紹介してくれるとあって,春休み初日にもかかわらず,中1〜高2まで大勢の生徒が参加し,熱心にOBの話に耳を傾けていました。プログラムは以下の通りです。
 
          【プログラム】
 
13 : 00 開会
13 : 10 櫻井俊秀君(京都大・理)
     「プラナリアを用いた実験進化学的手法の確立」
13 : 40 今村亮俊君(東京大・薬)
     「カイコにおける腸管を介した自然免疫応答機構の解明」
      (10分間休憩)
14 : 30 番匠俊博君(東北大・理)
     「力学刺激と生命現象を考える」
15 : 00 岩出 昌君(京都大・理)
     「北海道で産出する化石から生態を探る」
15 : 30 総合質疑
15 : 50 閉会

 
 生徒たちにとってはかなり難解な内容だったに違いないのですが,それぞれの講演に対し,多くの生徒から質問が挙がり,感心しました。総合質疑では,専門的な内容にとどまらず,勉強法や大学生活,研究生活,将来の進路等に関する質問が相次ぎました。
 
 閉会後にも,個別にOBに質問する生徒や,OBが持ってきてくれた化石やプラナリア等の実物を熱心にみる生徒が多く,生徒たちの関心の高さを改めて感じました。
 
 本講演によって,研究の楽しさや,学び続けることの重要性等が多くの生徒に伝わったのではないかと思います。今後もこのような講演会を続けていきたいと思います。
 
 また,多忙の中,本講演会での発表を快諾してくださった4名には,この場を借りてあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 
                  (生物科 本講演会担当 石塚)

 



 講演会の様子1

 



 講演会の様子2

 



 全員で記念写真

 



 OBの持ってきてくれた化石やプラナリアを見る生徒

 
 

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